先日の台風と、その前の台風で工場に来ている電線近くに木が倒れ掛かっていた。
現在は停電等はないけど、この先どうなるかわからない。
東電に連絡して見に来てもらったら「すぐに作業の手配をします。」とのこと。
今日作業班が来てくれた。
総勢、トラック5台、作業員7名くらい。
大木1本と、それに押されて倒れている竹を10数本、作業車を駆使してチェーンソーで細かく切り排除してくれた。
2時間以上、蚊と蜘蛛の巣と格闘しながら。
これで停電になることはなく、安心して仕事できる。
それにしても、こういう作業を、今回の台風、大雨災害で千葉県各所や全国の被災地でやっているんだよなぁ。
人の手によっての作業だからとても時間がかかる。
房総のほうでは、東電の対応が遅いとかいつまでも作業に来ないとかかなり批判を受けているけどこのような作業をものすごい箇所でやらなくてはならないことを考えると、時間はかかっても仕方ないのかな、と思う。
もちろん、人を全国から集めて人海戦術でやっているんだろうけど、どうしても人は疲れる。
疲れれば作業ペースも落ちるし、危険も増える。
特に、高所、そして電気が関わる場所での作業。安全を確認しながらの作業は時間がかかるだろう。
被災者も精神的肉体的にまいっているのだから、遅い作業に苛立ちを覚えるのも理解できるが。
人知を超えた災害はこれからも増える。
災害後の復旧作業を早めるためにも各地からエキスパートを集めるべきだ。
そして作業に関わる人の絶対数を増やして交代制で疲労を溜めないような工夫も必要だろう。
さらには、正確な情報を得ること。
房総の停電騒動はその辺がうまく機能していなかったようだ。
いずれにしても、今回のこの作業(関電工の作業員たち)、お疲れ様でした。助かりました。
同時に、切った大木はうちの薪に使わせてもらいます。