Okoshiロード練習日記

~ 挑戦あるのみ!~

2009全日本実業団サイクルロードレースinみやだ(2日目)

2009年11月01日 | レース
・2日目クリテリウム TR+BR-1 DNF
・個人総合2組目 38位?
・チーム総合 ?位

昨夜21時にベッドに入ってから9時間、眠れたのはなんと15分ほど・・・。
外で眠れない体質は毎度のことだけど、こんなに酷いのはもちろん初めて。
ここまでくると、もはや病気かも・・・。
昨日のヒルクライムレースでの興奮とダメージが、更に悪影響を及ぼしたみたい。

高熱病み上がりのような最悪の体調感の中、ゆっくり9時過ぎにレース会場へ。
自分はゼッケン偶数番で2組目午後スタート。
午後組はすごーく嫌だったのだけど、体調的に今日に限っては助かったのかも。

まずは10:15スタートの1組目を応援。
超強風の中、予想を遥かに超えた厳しいレースとなり、残念ながらチーム全滅。
完走わずか13名。もはやポイントレースと言えるようなレースではなかった。
そして作戦もへったくれもないという事が良~く分かった。
1周目第一コーナー入りの位置で全てが決まってしまうことも。

昨日のダメージが残る脚を気遣いながら軽めで回してローラーアップ。
徐々に身体も起きてくれて、なんとか最低限の状態には持ってこれた感じ。
上村さんがスタート30分以上前から場所取りしてくれたおかげで、
文句なしの良い位置からのスタートもできる。(ありがとうございました!)
もうチームとして後がない状況。何とかしないと。

13:00、TR+BR-1 2組目スタート。(100分+5周回/1周2km のポイントレース)
スタート直後から死ぬ気で踏んでいって、絶対トップで第一コーナーを抜ける!!
と、それだけを強く強く心に誓っていたのに、まさかまさかのクリート嵌めに失敗・・・。
レースでペダル拾えないなんて何年ぶりか?この大事な時に限って。アホすぎ・・・。
全員猛ダッシュの中、結局嵌めるまで100mほども掛かってしまい、当然後方まで沈。
ホームストレートに戻ってきた時にはすでにいくつも中切れバラバラ状態。
何度も気持ちが折れかかる中、チーム員の助けもあって何とかギリギリ繋ぎとめる。
その後、自力で丸一周引き捲ったりして、とにかく死ぬ気で踏んで踏んで、
やっとのやっとメイン集団すぐ後ろの追走集団まで追いつく事に成功。

そこからはもう前に出る力など全くなく、なりふり構わずのツキイチ、食らいつくのみ。
この2組目でもすでにポンズチームは残り自分だけになっていたのが解ったので、
何が何でも降りる訳にはいかない。
しかしツキイチでもこの強風クリテ、死ぬほどキツイ。
何度も何度も千切れかかったけど、ホーム最後の一番キツイ所でチーム員全員揃って
応援していてくれていたお陰で、ギリギリ粘り続ける事が出来た。
毎周毎周、『あそこまで頑張るんだ』と。

前に見えているメイン集団には追いつけそうでなかなか追いつけない。
ただペース的にはこの小集団とずっと同じなので、ますますスタートの失敗が悔やまれる。
ただの長方形というコースも影響してるのか、時間の進みが気が遠くなるほど遅い。
粘って粘って1時間が経過。ついに雨がパラついてくる・・・。
ヨダレどころか何度も胃液が込み上げ、そして雨が強まる中、ついに1時間半経過。
1組目では終盤2ラップもされながらの完走だったと聞いていたので、最低でもあと10分、
規定の100分を粘りきれば完走できると確信。まだまだ1ラップもされそうになかったし。

そしてついについに100分!
内心『やったー!』と叫んだゴール地点、突然行く手を遮られる???
なんと降ろされてしまった・・・
ここまで来て。あとラストのたった5周。まだ1ラップもされてないのに。

あまりの疲労と突然降ろされたショックでしばらくの間動けずに放心状態。
気付けば全身ズブ濡れ。
雨の中沢山応援してもらったのに結局ポイントを取れず、申し訳ない気持ちと悔しさで一杯。
そして最後まで降ろす規定一つ決まっていないような大会で走らされていたのかと
改めて気付かされ、やりきれない思いも。

二日間チーム皆で精一杯頑張ったけど、結局最低の成績で終わってしまった。
残念と言うよりしょうがないけど、ただ皆で頑張った過程はとても大きい事だと思うし、
チームとして大変意義が高いと信じたい。

上村さんがレースコース脇まで無理して車を持ってきてくれたお陰でボロボロ状態から
素早く撤収でき、体調だけは悪化させずに済んだ。けど、さすがにしばらくガックリ。
でも渋滞帰路の6時間、上村さんと色んな事を喋りまくれたことで、とても元気がでた。
上村さんには二日間本当にお世話になりました。ありがとうございました。