オーパーツを探そう！ ～コソの加工物～

最近、びっくりするほど忙しくて毎日更新できません・・・
精神と時の部屋が欲しい・・・

それは置いといて、久しぶりのオカルト話です。
とはいっても今回のオーパーツはでっち上げられたオーパーツです。
そんなんばっかりだとは思わずに、どんなふうにオーパーツがでっち上げられるか見てみましょう。

1961年のアメリカはカリフォルニア州で3人の登山家が奇妙なものを見つけました。
晶洞石（内部が空洞のある石）の中にあった“それ”はまるで何かの点火プラグのようでした。

登山家が地質学者に尋ねたところ
「50万年以上前のものである。」
と言われたそうです。
そこで、この物体は発見された山脈の名前から
「コソの加工物」
と呼ばれるようになりました。

50万年前にこんなものが存在していたとは考え難い・・・
そう考えたある研究家が、この加工物の調査を詳しくしたいと加工物を手に入れようとしましたが、すでに行方不明になっていました。
研究家の手元には写真だけがありました。
「点火プラグに似ている」
という理由から点火プラグの専門家4人にその写真を見せて意見を聞くことにしました。

その結果は・・・？

4人全員が
「1920年代にチャンピオン社で製作された点火プラグである」
と結論付けました。
もちろん4人は意見の交換などはしなかったようです。

どうやら、最初に意見を聞いた“謎の”地質学者が適当なことを言ったのがいけなかったのではないかと・・・
そして、晶洞石の中に入っていたという話も泥がこびりついていただけのようで・・・

てなわけで今日の教訓
「適当なことを言うのは控えましょう」

わかりましたか？
某大学の教授や某社長さん？