UMAを追って ～角の生えたウサギ ジャッカ・ロープ～

アメリカでは広く知れ渡っている生物、ジャッカ・ロープをご紹介します。

ジャッカ・ロープとは、頭に鹿の角を持つウサギのことです。
カウボーイのキャンプによく出没するようです。

特技はヒトの声を真似ることだそうです。
追跡された場合には「その道じゃない！」と叫んだり、
酒を飲んでいる男に向かって「こっちへ来てみろよ！」とおびき寄せ、
席を離れた隙に大好きなウィスキーを失敬したりします。


そのミルクはさまざまな病気に聞くとされており、
肉の味はロブスターにも似て美味だそうです。
しかし、賢いジャッカ・ロープは簡単には捕まりません。
このウサギを捕らえたいならば、
嵐の晩を狙うしかないそうです。
なぜならジャッカ・ロープは激しい雷雨の晩にだけ交配します。
このときばかりは無防備になるので、捕らえられるようです。


鹿の角を持つ種のほかにもさまざまな亜種が存在し、
中には鳥の羽を持ち空を飛ぶ飛行種、
鋭く伸びた角を持ち、攻撃的な殺人種
などがいます。


ジャッカ・ロープはUMAにしては珍しく、たくさんの写真が撮られていますが、
そのほとんどは偽者だということが判明しています。
現在のところ、はっきりしたジャッカ・ロープが捕獲されたことはないようです。




ところで、ウサギの病気の中に
「ウサギ乳頭種ウィルス」
というのがあります。
この病気にかかったウサギは顔や頭から
角状のイボが発現します。
この乳頭種ウィルスが、あたかも鹿の角のように
見えることがあるそうです。

この病気にかかったウサギを見間違えた可能性もあるとのことですが、
もしかしたら本当に角の生えたウサギもいるかもしれませんね。


以下のサイトで「ウサギ乳頭種ウィルス」にかかった
ウサギを見ることができます。
ちょっぴりグロいのでクリックは自己責任でお願いします。


http://gray-japan.com/hobby/mystery_n/uma/mystery-uma-115.html