ぶふぉぶろぐ

小説などをつらつらと・・・

不思議な事件簿 ~永久機関を作ったオルフィレウス~

2006-10-07 | 不思議な事件簿
外部から、何のエネルギー供給もなしに永久に動き続ける機械・・・ “永久機関”は人類が果たしえない夢の装置の一つです。 永久に動き続ける機械を作るには、 ・エネルギー保存の法則 ・エントロピー増大の原理 という2つの難しい物理法則をクリアしなければなりません。 この2つの説明は よくわからない 長くなりそうなので、ここでは飛ばします。 現在までのところ、世界中の科学者がこの問題に挑んできました . . . 本文を読む

不思議な事件簿 ~トリノの聖骸布(せいがいふ)~

2006-09-25 | 不思議な事件簿
イタリアの都市、トリノの聖ヨハネ大聖堂には歴史ある布が納められています。 キリスト教の教祖、イエス・キリストがゴルゴダの丘で処刑されたとき、彼の遺体を包んだ布だというのです。 縦4.36m、横1.1mと大きな布です。 聖骸布は以前から存在は知られていたのに、長い間、歴史の表舞台にはでることがありませんでした。 この布が公になったのは、1350年のことです。 フランスの貴族が所有しているところを発 . . . 本文を読む

不思議な事件簿 ~空からカエルが降ってくる!?~

2006-09-12 | 不思議な事件簿
空から降ってくるはずのないものが降ってくる・・・ この現象は、ファフロッキーズ(falls from the skies)現象と呼ばれ、これまでに世界中で何件も報告されています。 降って来るものも様々で、 カエル・魚・小鳥といった小動物から、氷・大量の小石・トウモロコシの葉など、実に多様なものが空から降っています。 この現象の特徴として、 1.突然、大量のカエルや小魚が降ってくる。時にそれは生 . . . 本文を読む

不思議な事件簿 ~連続難破の果てに2~

2006-08-08 | 不思議な事件簿
珍しく要請があったので少し早くUPしました。 今回も長いですが、もう少しお付き合いくださいませ・・・ 前回はこんな話でした。 さて、彼らの運命はどうなってしまうのでしょう? 「もうしばらく船には乗りたくないよ。」 そんな声が聞こえてくるほど救助者は疲れていました。 その中の1人、マーメイド号の船員ピーター・リチャードソンは幼いころに生き別れた母のことを考えていました。 「今度陸についたらお . . . 本文を読む

不思議な事件簿 ~連続難破の果てに~

2006-08-07 | 不思議な事件簿
最近水の事故が多いですね。 今回は水の事故に関わる話。 何度も船が座礁した不運な船員たち・・・ 最後に待っていたのは不思議な出来事でした。 1829年、シドニーを出発した一隻のイギリス帆船がありました。 名前は「マーメイド号」。 しかし、船は出港してから4日後に嵐に遭ってしまいます。 まるで人魚の名が示しているかのようにマーメイド号は海底へと沈んでいきました。 幸いなことに、船長以下19人の乗 . . . 本文を読む