推薦まんが ～もやしもん 石川雅之～

人類が火を使えるようになる前から世話になっていたもの。
それが「菌」です。
私たちの身近にも、酒、チーズ、味噌などたくさんの食べ物が
菌の力で作られています。
と、同時にインフルエンザや結核など様々な病のもとともなっているものです。
気の遠くなるほど昔から人類は菌と共存し、菌と戦ってきたのです。

また、たった一つの菌を発見するために人生を捧げた人も数多くいました。
それというのも菌は肉眼では見ることが出来ず、
発見することが難しいからなのです。
もし菌が肉眼で見ることが出来たら・・・
それは人類の飛躍的な進化に繋がるはずです。

てなわけで、そんなもしもの能力を持った人物が主人公の
不思議な大学生活を紹介しているマンガ
“もやしもん”を推薦します。



種麹屋の息子として生まれ、東京の農業大学に出てきた
沢木宗右衛門直保（さわきそうえもんただやす）には特殊な能力があった。
あまたに存在する菌を見たり、触ったりすることが出来るのだ。

これに目をつけた教授と院生の長谷川は、沢木の能力を使って
研究を飛躍させようとしていた。

沢木の大学生活は樹教授の下、研究なんかはあまり関係なく
面白おかしく進んでいくのであった。



どうしても難しい紹介になってしまいがちですが、
単純に菌が見える男の子と農学部の変態（？）たちがおりなすギャグマンガです。
難しい話も出てきますが、基本的には気楽に面白く読める本ですよ☆
一読してみてください