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UMAを追って ~足が細すぎ ジャージー・デビル~

2007-07-22 | UMAを追って
古くから、アメリカ ニュージャージー州で目撃されている奇妙な生き物がいます。
馬もしくは鹿の頭部に真っ赤な瞳。
背中にはコウモリの羽を生やし、腕にはカギ爪、脚には蹄を持っています。
まるで悪魔のようなその姿から、ジャージー・デビルと呼ばれています。

ジャージー・デビルはどちらかというと、都市伝説のような存在です。
誕生は1735年といわれています。
ニュージャージー州に住んでいる一家の話です。
子沢山で有名だったリーズ家に13人目の赤ちゃんが出来ました。
このとき、悪魔信仰にはまっていたリーズ夫人は不吉なことを言ったのです。
「次に生まれてくる赤ちゃんは、悪魔だったらいいわね。」

すると、生まれてきた子供は馬の顔にコウモリの羽を持ったおぞましい怪物でした。
怪物は兄弟のうち一人を咥えると、そのまま外に飛び去っていってしまったのです。
それからというもの、この地域では何年か置きに人や家畜が大量に行方不明になるといわれているそうです。


ジャージー・デビルの目撃談は多く、古くは1700年代から最近は1994年まで数多くの目撃談があります。
中でも有名なものは、以下のものです。

1778年、イギリスの海軍准将が飛行する青白い奇妙な生物を発見、
砲弾をお見舞いしました。
すると、砲弾は見事に生物の翼にぶち当たり、大きな穴を開けました。
しかし、怪物は何事も無かったかのように飛び去ったということです。

1909年、わずか8日間の間に30もの場所でジャージー・デビルを目撃。
また、複数の農場で家畜が殺されているのが見つかりました。
街はパニックに陥り、工場や学校が閉鎖されました。
その噂は数千人もの人々の間を駆け巡ったそうです。
ただ、この事件は集団ヒステリーの可能性があったといわれています。


とても有名なわりには、何をしたいのかいまいちわからない生物です。
まぁ、感覚的には口裂け女と同じようなものでしょう。
アメリカだと怪物って大体悪魔なんですけど、
日本だと死んだ人や怨念が都市伝説になりやすいってのは
お国柄ですかねぇ?
なかなか面白いです。




ちなみにオリジナルの画像はこちら。
手を抜きすぎたので追加しておきます(笑)


足細すぎ。
よく立ってられるなぁ・・・


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