UMAを追って ～ジャンプは2m、口から火炎 ツチノコ～

日本ではカッパなどと並んで有名なUMAです。

その名前の由来は

槌（つち：英語ではハンマー）
から来ており、姿形が似ていることからそう呼ばれていると考えられています。

大きさは70～80センチくらいと大きめ。
蛇のような頭と尾を持ちますが、
胴体はビヤダルのように太く短いとされています。
（今、ビヤダルって言わないのか？）
数々の特殊能力を持つとされており、
一部を下で紹介します。

日本中で発見情報があり、
地方によってツチヘビやノヅチとも呼ばれます。
ちなみにツチノコは関西圏での呼び方だそうです。


古くは縄文時代の石器や土器に、
ツチノコに酷似した生物が描かれていたり、
古事記の中にノヅチという神様が出てきたりと
ちょこちょこ人間の近くに出没していたみたいです。


明確にその姿が蛇だとされたのは江戸時代です。
野槌蛇（のづちへび）
として江戸時代の百科事典で紹介されているようです。


しかし、今日のように話題に上がるようになったのは
1970年代からです。
小説やマンガで頻繁にツチノコが取り上げられ、
ツチノコは一大ブームに。
目撃した人はヒーロー扱いされるため、
怪しい情報含めて目撃談が急激に増加しました。


ツチノコハンターとして生涯を捧げる覚悟を決めた人も
多数存在しています。

現在ではブームは下火ですが、
今でもその存在感はたっぷりです。


ツチノコは姿が蛇に近い生物とされていますが、
驚くべき能力を持っています。
いろんなサイトで紹介されているので、
ここでは特にインパクトのある
能力をいくつか紹介します。


・２ｍ～１０ｍ以上ジャンプする。
　最もツチノコらしい特徴です。
　なんか身体を縮めて反動で飛ぶとか言われています。
　バネバネの実でも食べたのでしょうか・・・

・移動手段は尺取虫のように進む。もしくは口で尾を咥えて転がる。
　自然の摂理に反している気もしますが、
　移動も大胆です。
　特に口で尾を咥えるってどうするんでしょうか？
　胴体が太すぎて咥えられるか心配です。

・火を吹く
　いやぁ、いくらなんでもムリじゃないかなと・・・

・猛毒を持つ
　蛇っぽい特徴です。

・酒が好き
　ヤマタノオロチから来たエピソードですかねぇ。

まだまだありますが、
めんどくさい 書き切れないので調べてください。


正体に関する説としては、
１．新種の生物説
　一番ロマンがある説ですね。
　ツチノコの発見者を夢見たものの一人として、
　この説が一番好きです。
２．蛇の誤認説
　妊娠中の蛇や、獲物を飲み込んで腹の膨れた蛇を見間違えたという説です。
　目撃談が多いので、いくつかはこの説が当てはまるかも・・・
３．トカゲなど、蛇以外の生物を見間違えた。
　トカゲの仲間にアオジタトカゲという四肢が短く、
　胴の太いトカゲがいます。
　このトカゲとツチノコを見間違えたのではないかという説が
　現在有力視されています。
　日本でペットとして普及し始めたのが1970年代、
　つちのこの目撃情報が増加した時期と重なるみたいです。
４．宇宙人のペット説
　・・・どのUMAにもでてきますね、この説・・・


諸説ありますが、
まだちゃんと捕まってはいないので
正解はわかりません。
ツチノコに賞金がかかっているのは有名ですが、
兵庫県千種町ではなんと2億円(!)を出すって言ってました。
でも平成の大合併のときに廃止されました。
現実的な判断だなぁ　残念・・・

まだ100万円単位ならば賞金を出している自治体は多いので、
あなたも探してみてはいかがですか？


あ、でも未来の世界では
発見した人物は“剛田タケシ（ジャイアン）"
となっているので、歴史に名を残すのは難しいかもです。