１６年間喫煙していたチンパンジーの禁煙目指して

中国の山西省にある秦嶺サファリパークでは、チンパンジーの喫煙が問題になっているそうです。

メスチンパンジーの「アイアイ」は１９８９年から喫煙をはじめ、現在にいたるまでの１６年間喫煙を続けているそうです。
始まりは、夫を亡くしたアイアイが悲しみにくれているときに観光客から渡された１本のタバコでした。
それからアイアイは悲しみを忘れるかのようにタバコを吸い始めたそうです。
さらに、１９９７年に２匹目の夫が死んで、娘が別の動物園に連れて行かれたことをきっかけにヘビースモーカーになってしまったみたいです。

しかし、最近になってアイアイの健康が思わしくなくなってきたことから、飼育員は喫煙させることを決意たということです。
アイアイの注意がタバコに向かないように、朝食後の散歩、昼食後の音楽鑑賞、そして夕食後の運動をさせているそうです。
さらに、食事療法も平行しているようです。
その成果が出てきたのか、徐々にアイアイはタバコの事を忘れてきているみたいです。

同サファリでは４週間以内に完全な“脱”喫煙を目指しているそうです。

Ananova


サルも辛いことがあるとタバコ吸うんですかね？
タバコに逃げずに有意義な人生（猿生？）送ってくれるといいんですが・・・

そういえば２００８年度までに全国のタバコ自動販売機が完全カード制になるそうです。
未成年者の喫煙防止が目的らしいですね。
僕は嫌煙家なのでこういうことはどんどんしたほうがいいと思うのですが・・・