on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

KIRINJI / 11

2015年12月15日 00時26分47秒 | 極私的至高の名盤
冨田ラボを聴いて遅ればせながら「KIRINJI」ってい~な~(´Д` ) と思ってたんですけど、作品はそんな特に聴き込んでは無くて、つい最近になって。弟が抜けて兄が「KIRINJI」をバンド編成で再構成したと知り、しかも80年代僕が大好きで聴き込んだ「Qujila」のドラマー楠均さんが参加してると知り、ホントにホント今さらながら去年発売されたこの「11」を聴いたんですが…
ヤバいっ!(>人<;)!これメチャクチャいいアルバム! 素晴らしくクォリティの高い大人の音楽をかましてくれてます。







オマケのライブ映像見ながら、どうしてこのライブに行かなかったのか…去年岡山まで来てたんじゃん!(>人<;)知らなかった事を、激しく後悔してます。(つД`)ノ
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ゲスの極み乙女。

2014年08月27日 21時27分44秒 | 極私的至高の名盤
ゲスの極み乙女。 久々に、どハマりしたバンドです。
メンバーはまだみんな20代半ばなんだそうですが、
メルのtweetで知ってネットでPV観てハマりYouTube観まくってたんですが、
いや、かっこいいの!このバンド!
CD全部、大人気なく大人買いしてしまいました。(^^;;

曲が良いのはもちろんとして、面白いのがバンドメンバーの個性が全員極立っていること。

ドラムのほな・いこかさん
ドSなキャラ設定やビジュアル面が取り沙汰されることが多いみたいですが、上手いよね~ドラムの何が上手いのかは上手く書けませんが、、、スネアの音色がイイ!スコーン!と抜ける音がめっちゃ気持ちいい。スネアだけでなく、バスもハイハットも超タイト!アタックがめちゃくちゃ早くて、サスティンがめちゃくちゃ短い!もちろん録音時にゲートとかコンプとか掛けてるんだろうけど、なんでこんな音出せるのか不思議です。それと、叩いてる姿がかっこいい!魅せるドラミングをかなり考えるなと。PV観ると人間の腕ってあんなに後ろまで回るんだ(目ω目)とびっくりしながら見ちゃいますね。姿勢が良いんでしょうか、無駄な動きは全然無いのに魅せる。最近だとシシドカフカとか女性ドラマーでも魅せる人はいますが、派手に叩き放つ感じ、それに対し ほな•いこかさんのドラミングは、削ぎ落とされた機能美の様なものを感じます。 ただ曲に寄ってはちょっと叩き過ぎの様な気がするのと、ちょっと一本調子な気もします。キレの良さと共にもっと引き出し増やして、スローな曲やミディアムテンポでも個性を発揮出来る表現力が増すともっと凄い事になるんじゃないか…なんて思ったりします。

キーボーディストのちゃんMARIさんも上手い。
どっかで読んだインタビューによるとクラシックやジャズをキチンと習っていて、ちゃんとピアノが弾ける人。バンドのキーボーディストって最初っからシンセの機能に頼っちゃって、腕で聴かせる人って少ないと思いますが、この人は凄い指が動く。すげ~動く。早弾きでトリッキーなフレーズをギターとユニゾンとか朝めし前。ノードリードがメインの鍵盤の様ですが、Twitterアカウントのカバー画像がRhodesのエレピってのもポイント高い。そしてキーボーディストにあるまじきド派手な動きノリ!壊れてる…Σ(-∀-;) 僕的にP-MODEL時代のことぶき光、マスミサイルに行ったシーラ君以来の衝撃的な動きです。ちっちゃいのに手とかどうなってんだ?と思います。(^^;; 是非大舞台で鍵盤乗ったり、ひっくり返したりして破壊行動に出て欲しいです。o(ʘ`ωʘ´)o。

ベーシストの休日課長さん
最近はsugiがメインの様ですが、初期のPV見てるとMC924の後期を使ってて勝手に親近感。僕はフロントのハムに見えて中身はPタイプが隠れてるスッカスカのカバーがちょっとダメで、個人的には初期型の方が好きですが、渡辺等さんが昔よく使ってたのがこのモデルですね。レコーディングに使ってるかどうかは不明ですがいい趣味してます。 そして、プレイはとってもグルーヴィー!タイトなドラムに絡みつく様にウネウネうねります。フレーズの一つ一つが良く考えられていて、時おり歪ませたりもして、一曲通して同じ様に弾く事はまず無い。曲のボトムを支えながらも変化し続けうねる…最高のベースラインを産み出してます。まだ27才らしいけど凄いね。(^^;; 既に風格があるような…Σ(-∀-;) もうちょっとトーン上げてベース音を抜けさせて欲しいところですが、あえてトーン絞ってるのかな?エフェクトも含め、かなり凝ったことしながらも前に出過ぎる事なく、いい塩梅の立ち位置。確かにこのバンドでベースまで前に出始めたら収拾付かなくなるかもね。(^^;; パラレルスペックのAメロでは細かなスラップも披露してますが、前に出るスラップじゃ無くてまるでリズムギターの様。その間 低音をフォローするちゃんMARIのオルガンの音色も秀逸。
それに、PVでチラチラ映るアンプ。キャビは普通のアンペグなのですが、見たことないヘッドが乗っかてる。映像を止めて見てみるとWILD BASS 100 (目ω目)!AKIMA & NEONのアンプですね。 http://akimaandneos.com/service/item.html これまたマニアックなベースアンプ!こちらのアーティストコーナーにはまだ紹介されて無い様ですが、http://akimaandneos.com/artists.html そのうち追加されるかも知れませんね。 (´-`).。oO(フレットレスとか弾かないのかな。弾いて欲しいな…


そしてメインボーカルでギタリスト、全曲作詞作曲を手がけるのが川谷絵音くん。
この人凄いね。ヒョロっとした見かけによらず野心家。2バンド同時メジャーデビューなんてやろうと思っても出来るもんじゃ無い。曲の凝りようも凄いけど詩がいい。中には単に無意味な曲もあるけど、深読み出来る詩が多く、単に面白い曲で終わらせず、何度聴いても鑑賞に耐えれる曲になってる。この手のキワものバンドって飽きられるのも早くて、名前出して悪いけど、相●性●論とかモ●モ●ル●●ャ●ンとか、面白いバンド出て来た!(((o(*゜▽゜*)o)))!と、思っても長続きせず知らないウチにトーンダウンしちゃうケースが多い。面白い曲だな~だけじゃ無くて、いい曲だな~。更には誰もが認める名曲がアウトプットできたら長続きしてくれるんじゃないか...と、勝手に思います。それにはやっぱり詩が大事。と思います。 例えば、他のメンバーが曲書き出して、また別のバンドとしての一面を出すのも面白いかも。早い曲が多いので白玉主体のゆったりした曲作るとか、七尾旅人のメロディみたいにスローな名曲にチャレンジしてみるとか、ドラム、ベース、ギターはお休みしてピアノと、4声のコーラスで聴かせる曲とか、そんな曲があるとライブのセトリにもメリハリがでていいんじゃないかと。まぁ余計なお世話ですけどね。(^^;; バンド名含め強い個性の集合体だから何やっても有りだし、それらを活かす曲作りをすれば、いくらでもバリエーションは広がるでしょうね。 PINKと比べちゃいけないんだろうけと、個性のぶつかり合いが生み出す化学反応が曲のクォリティを何倍にもしている。と勝手に思います。 こんなバンドやれるのはホント羨ましい。 是非、初期衝動を大切に。 変わりながら変わらず、長く長く楽しませ続けて欲しいバンドです。

このブログではあんまり動画貼ったりしないんですがPVをひとつだけ。
「パラレルスペック」
ラストの変拍子がめちゃくちゃカッコイイッス!o(ʘ`ωʘ´)o!



以上、超おススメ!今日本で一番ROCKしてるバンド!「ゲスの極み乙女。」のご紹介でした。

あ。インディゴも買ったのでこれから聞きます。(・ω・)ノ



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R.P.O / real pop organizers

2014年01月20日 23時56分41秒 | 極私的至高の名盤
最近、冨田ラボがお気に入りでよく聴いているのですが、そう言えば…と思い出し引っ張り出したのがこの1枚。

1990年発売のR.P.O(リアルポップオーガナイス)高嶋政宏と桜井鉄太郎のユニットで大人の為の良質なポップス。今聴いてもめっちゃいい。 Amazonでググったらやたらプレミア付いてる……と思ったら中古は安い!皆さん買って!o(ʘ`ωʘ´)o またやってくんないだろうか…

YouTubeに1曲だけ上がってますね。
お気に入りのパンの歌『1968』です。
http://youtu.be/IqzI7f3F_gE


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PINK / PINK BOX

2013年05月22日 22時28分39秒 | 極私的至高の名盤
ついに出ましたやっと出た!
PINKのCDコンプリートBOX!
CD7枚に未発表音源やホッピーの解説ブックレットまでついて、
9800円!







大沢誉志幸のファンだった妹が、
そのバックバンドだったPINKのファーストアルバムを買い、
たまたま聞いたのが始まり。

僕のベーシストとしての原点はここにあります。
YOUNG GENIUS、ZEAN ZEAN、SOUL FLIGHT、光の子、青い羊の夢、
KEEP YOUR VIEW、SCANNER、TRAVELLER、TOKYO JOY、CLIMB BABY CLIMB 等々....
好きな曲を上げれば切りがないし散々コピーし倒した曲ばかり。
以来、岡野ハジメ師のベースに痺れっぱなしです。

しばらく80年代の音に浸ります。


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PINK / ULTIMATE

2011年09月11日 10時09分06秒 | 極私的至高の名盤
僕が大好きなバンド、PINKのベスト盤が出ました。
過去にもベスト盤PINK / BESTは出た事ありましたが、
今回のULTIMATEはメンバー立会の元デジタルリマスタリングされており、
音質のクリア感はもちろん、初期の熱や名曲の数々も収められており、

ボーカル福岡ユタカ氏がtwitterで、
@theYENCHANG ピンク、ベストアルバムのマスターリング。岡野君さすがだわ。的確な意見、指示。安心してまかせ。僕は早退して、CM仕事へ。しかし久しぶりに良い音でピンク聞いたけど、良く出来てんな~w

なんてつぶやきを見つけコレは期待せざるをえない。。。

ホッピー神山氏は全曲解説書き、そして各メンバーからの当時を振り返っての寄稿文。
既に他界したふたりのギタリスト以外、全員からの。。。
読んでて思わず涙が出ちゃいました。
もうこんなモノ凄いバンド出て来ないだろなぁ~と思って。。。
スティーブ衛藤さんの「PINKですかぁ...正直良い思い出ではなかったですよ。」って(笑)
とっても正直なコメントに込められてると思うんですが、
バンドやろうぜ!ノリの好きな者同志が集まったいわゆる仲良しバンドではなく。
個性と個性のぶつかり合い。新しいモノを創り出そうとするエキスパート集団。
レコーディングは常に緊張感に溢れ。メンバー同士がぶつかり合う。
その歪みが、捻れが、それでも一つのカタチに凝縮されるから、
そこに熱が生まれ唯一無二の音が生まれ出る。
物凄く体力、精神力の必要な作業だと思います。
(JAPANの「ブリキの太鼓」にも同じオーラを感じます)



聴いてみると確かにクリア。
デジタルリマスタリングって物によってはクリアになり過ぎて、
逆につまんなくなる場合もあるんですが、
PINKの場合はメンバーが立ち会ってるってこともあるんでしょうが大正解!
今まで気づかなかった音や細かなタッチのニュアンスまで伝わって来ます。
そして岡野氏のベースはやっぱり凄い!
独創的でありながら曲にマッチし、自分も目立ちながらボーカルを邪魔しない。
音はコンプかけ過ぎでしょ!ってくらいパコンパコン、スラップはパッキパキ。
普通のバンドだったらメンバーから怒られちゃう様な音です。

聴いてて思った。
この年になってもバンドやって若い連中に混じってLIVE HOUSEとか出入りしてると、
若い子から「どうやったらそんなベース弾けるんですか!?」って聞かれる事がたまにあるんですが。
僕のベースプレイは岡野ハジメ氏からもの凄く影響を受けている。
(ミックカーンからもだけど...)
リズム...と言うよりメロディとの対峙の仕方。
主旋律と共にありながらも違うテイストの裏フレーズで
ボトムを支えつつも曲に彩りを添え、曲全体の魅力を増す。
そんな想いでベースラインを捻り出してるんだと思います。


そう言えばこのブログで散々PINK、岡野氏がらみの作品を紹介して来たにも係わらず、
 ↓
QUADRAPHONICS / HEAT ME
天野小夜子 / 愛の嵐
FLESH / FLESH
東京ブラボー / 東京ブラボー!!
スティーヴ エトウ / STEVE ETO
ショコラータ / Cioccolata BOX
SPACE CIRCUS / FUNKY CARAVAN & FANTASTIC ARRIVAL
--
PINKのCDを紹介するのは初めてでした。
こんなに沢山もってるのにね。

この他にもシングルのドーナツ盤とか12inchシングルとかどっかにあったはず。。。

好き嫌いはあると思うから、このCD聴いて何にも感じない人も居るかと思いますが、
まだPINKを聞いた事無い、特に若いベーシストの皆さん! 是非! 買って! 聴いてみて!!!
 ↓
PINK / ULTIMATE

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アワーミュージック

2010年01月06日 22時45分22秒 | 極私的至高の名盤
ぐわぁ~。コレいいわぁ~。やられた。

相対性理論+渋谷慶一郎

どこか懐かしくて切ないメロディ。。。。


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相対性理論

2009年05月29日 02時20分21秒 | 極私的至高の名盤
ヤバい!ハマった!
ヴィレバンの店頭で掛かってて気になって買ってみたんだけど。
コレいい!
エヴァで育った奴らがクラムボンやくるりを好きになって始めたバンドって感じで、
ヴォーカルのウィスパーヴォイスも殺傷力抜群だけど、
うねうねベース(多分ミト好き)やクリーントーンで押しまくって来るジャズっぽいギターも
かなり変態野郎に違いない。
歌詞がオタクっぽいのが気になるけど、
オタクのキモイところを紙一重でセンス良くかわしてる。

地獄先生って、ふしぎデカルトって、おはようオーパーツって、スマトラ警備隊って、
曲のタイトルなのか? そもそもバンド名が「相対性理論」って。。。
うわぁ~。こんなバンド出て来るかぁ~。
日本の音楽シーンもまだまだ捨てたもんじゃない。

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COLORED MUSIC & BEAUTY / 橋本一子・藤本敦夫

2009年04月02日 22時12分45秒 | 極私的至高の名盤
むっちゃ久しぶりですが、極私的至高の名盤の更新です。
アルバム2枚...ですが、ご存知の方っていらっしゃるでしょうか。
左の「COLORED MUSIC」橋本一子藤本敦夫名義のアルバムは1981年9月の発表。
右の「BEAUTY」は橋本一子ソロ名義で渡辺香津美氏プロデュースですが
藤本敦夫さんも制作に深く関わってらっしゃいます。1985年7月の発表です。

実はこの2枚高校時代大好きで聞きまくっていた2枚...しかし、
もちろんその当時CDなんてある訳もなくアナログ盤。
プレーヤーが壊れてしまってからCDにすっかり移行し盤を持ってはいたものの
もう20年近く聴いていなかった2枚なんです。

ところが最近、某ソーシャル・ネットワーキングサービス上で足跡を見てたら
藤本敦夫」の名前が.....
え!? まさか!? と思いつつアクセスしてみたらご本人で。。。
ズウズウしくも書き込みしてしまいました。

そこでこの「COLORED MUSIC」がDigtal Remaster され!CD化している事を知り早速注文。
ついでに...と言っちゃ失礼ですが、同時期に聴きまくっていた橋本一子さんの「BEAUTY」も注文。

久々に聴いたこの2枚はあらためて衝撃的で。
ジャンルで括ればJAZZとかフュージョンて事になるんでしょうけど。
そんな事はどーでもよくて、ひたすらカッコいい!
アヴァンギャルドで純粋で透明感溢れてて今聴いてても斬新で新しい。
メチャメチャROCKなアルバム。

特に「COLORED MUSIC」の最後にボーナストラックで収録されていたタイトル曲
「COLORED MUSIC(BEAT JAZZ版)」には完全にヤラレました!


最近お二人はUb-Xってユニットで活躍されており、菊地成孔氏とのコラボまでされている様で、
ん~!知らんかったぁ~!!
今更ながらコッチも聴いてみたいと思っています。




※PONさん鬼怒無月好きだったらコレも絶対好きですよ。
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普段使いの音楽

2008年07月28日 01時02分00秒 | 極私的至高の名盤
至高の名盤....って訳じゃないんですが、
みなさん車の中でどんな音楽聴いてます?
所謂ドライヴィングミュージック。
僕はここのところこの画像に写ってる6枚のヘヴィーローテで
自分で出す音とはほど遠いセレクトですが、
昼間気持良く運転するのにはparis match
ずっとSaturdayって曲が入ってるType-IIIってアルバムを愛聴していたのですが、
(ちなみにSaturdayのベースは沖山優司さん)
最近この画像の右上にあるFlight 7ってアルバムにとって代わりました。
軽快で爽快。小気味良いリズムが運転してて気持ち良いんです。
となりはその一枚前のアルバムafter six
そのさらに左隣が6枚目までのベストで2枚組。

下の3枚は夜用で
右の2枚はport of notesのベスト盤とリミックス盤。
畠山美由紀さんのしっとり優しいボーカルと、柔らかなメロディーライン。緻密なアレンジが心地よいです。
一番左は古いですね~。至高の名盤でも紹介した
pizzicato five / Bellissima!です。

コレに最近はさらに古いSPACE CIRCUS / FUNKY CARAVANが加わります。
何か紙ジャケ再発CD聞き出して今更ながらに岡野ハジメ師は凄い事やってるな~と
ちょこちょこコピーしだしたりしてます。

みなさんどんなの聴いてます?


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SPACE CIRCUS / おまけ

2008年05月24日 23時08分54秒 | 極私的至高の名盤
おまけでコレは FANTASTIC ARRIVAL に入っている解説シートですが、
こんな写真が載っています。
レコーディングスタジオの様子でしょう。
おびただしい機材です。

手前のペダルベースはヒルウッドのバスキーと呼ばれていた物で、
少し形が違いますが基本的にはこのFIRSTMAN BASS SYHTESIZER BS-999と同じ物だったと思います。
その右上にはMaestro RHYTHM'N SOUND FOR GUITER使ってる人を初めて見た。
さらに右上のスライダーが沢山付いている箱はRolandの国産初のシンセギターGR-500のシンセユニットですね。
他にもRolandのCE-1が3つも転がっていたり、GuyaのBOXシリーズ、奥のシンセはMINI KORGでしょうか。

いやぁ~よだれが止まらんです。

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SPACE CIRCUS / FUNKY CARAVAN & FANTASTIC ARRIVAL

2008年05月24日 22時30分21秒 | 極私的至高の名盤
ココ数日更新サボってましたが、
久しぶりに""極私的至高の名盤" で更新です。
仕事が立て込んでたのと、公私共々何だか凹まされる事が多くて、
年かな。。。最近凹みやすいっす。。。

え~。そんなことはさておきベースマガジンの最新号に
岡野ハジメ氏が在籍していた幻のインストバンドSPACE CIRCUSの名盤2枚が
紙ジャケで再発売されると紹介されているのを見て早速AMAZONで購入しました。
何十年も昔のアルバムなのにベタ褒めコメント付きなのですよ。コレが。

FANTASTIC ARRIVALの方はプラケースで再発された時に買って聴いていてはいたのですが、
FUNKY CARAVANは買いそびれてて、
この際、紙ジャケで揃えようと両方買いました。
で、買っといて良かった~! ベーマガのレビューには何にも書いてなかったんですが、
今回の再発にあたってメンバーの岡野氏と小川氏(ドラム)が立ち会いの元、
リマスタリングが施されている上に、
2枚ともにボーナストラックで当時のライブテイク(未発表曲も有る)が
2曲づつも加えられているじゃないですか!!!
こりゃもう素晴らしすぎる! 
しかも岡野氏が当時を振りかえってのプロダクションノートを書き下ろしていたり、
小川氏との対談まであって、当時の機材状況、レコーディングの様子が手に取る様に分かります。

SPACE CIRCUSの音源を聴いた事がある人はお分かりかと思いますが、
めちゃめちゃバカテクなバンドなんですよ。なのに、
このプロダクションノートによると、ほとんどのリズムトラックはテイクワンで。
3~4日で全てを一気に録音されたものだそう。。。
あの、この当時ってパンチインとか出来ないから間違うとイチからやり直しの世界。。。
しかもこのアルバム聴いてるとほとんどの曲が10分くらいある長尺なんですけど。。。
怖え~~~~!

ベースを聴きたい人は間違いなくFUNKY CARAVANを聴いてください。
岡野氏のスラップ、ハーモニクス、ダブルストップ、変拍子を多用した超高速プレイの数々。
1曲目のAlibabaとかもう....スゴスギ。鳥肌モンもベースプレイが堪能出来ます。

FANTASTIC ARRIVALの方はプロダクションノートに岡野氏自身も語っていますが、
ベースの技巧よりもシンセやエフェクター、レコーディング全体に興味が行っていたようで、
ベースだけで無くギターシンセや、ペダルベースを使う等、
マルチプレイヤーぶりが発揮されたアルバムです。
のっけからキングギドラの光線みたいなシンセ音から始まりますし。。。

余談ですが、この冒頭の音、実家にあったエレクトーンで似た音出せたんですよ。
子供の頃よくそれで兄貴とキングギドラやぁ~!って遊んでました。

FUNKY CARAVAN は1978年。
FANTASTIC ARRIVAL は1979年の作品。
日本にも恐ろしいバンドがあったんです。

最後に岡野氏のプロダクションノートから、
『初のメンバー公認再発! もうヤフオクでアナログ盤に2万円払う必要はありません!』
だそうです。ベーシストは是非一度! 聴いてみてください!

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pizzicato five / Bellissima!

2008年03月11日 00時08分14秒 | 極私的至高の名盤
久しぶりに極私的至高の名盤です。少し前にちょこっと書き込みしましたが、第2期ピチカートファイブ(田島貴男ヴォーカル)の名盤ベリッシマ。'88年の作品です。ピチカートを知ったのは、大阪梅田LOFTのWAVEに通い詰めていた頃、女性上位時代につながるミニアルバム3枚連続発売の頃で発売日に買いに行ってたのですが、その音楽の有り様の新しさに驚愕しかなりハマリました。(似た様なバンドもちょっとやった。。。)ただその後の小西康陽はその頃の自分のコピーを繰り返している様にしか見えず。高波慶太郎が抜けた頃からは聴かなくなりましたが。。。そう言えばトンプソンツインズもジョーリーウェイが抜けてからは深みが無くなったと言うかあっさりしちゃってつまんなくなりました。。。。話がそれましたね。ピチカートにハマり始めた頃に当然このCDも買って聴いていたはずなのですが、何故かピンと来なくてその後何年かしてから...(イロイロ歳取ってから....)あらためて聴くと。沁みる沁みる。こんないいアルバムだったのかと。僕が不覚にも共感してしまったのは三十男の情けない心情を描いた詩の世界感。その世界を固めるバックトラックの完成度のなんと高い事か。。。比較すると怒る人も居るかも知れませんが、僕の中ではドナルドフェイゲンのナイトフライとかのAORの名盤と同等の位置づけです。(言いすぎ?)でこのアルバムでベースを弾くのが渡辺等さん。リアルフィッシュやShi-Shonenといったニューウェイブ出身なのに何でこんなグルーヴィーで大人なベースが弾けるのか。。。不思議な人です。ちなみにドラムは田島貴男とオリジナルラブでも活躍した宮田繁男氏。この人のドラム大好きです。派手すぎない渋いスネアやスプラッシュの使い方。オーソドックスなのに耳が離せない魅力がある。ギターに斉藤誠、キーボードに中山努。凄いメンツですね。悪い訳が無い。今何年かぶりに聴き直してますがやっぱり沁みる。。。ヤバイなー。 あ。それとこのいかにも60年代なジャケットワークも素晴らしいですね。アートディレクターは大御所の信藤三雄氏。古いフランス車のカタログを何冊か持っているのですがこんな感じですよ。渋くてポップ。おしゃれって言葉が軽くならずにしっくりくる感じ。ああ。また話がそれた。その後このメンツで女王陛下の...、月面軟着陸と2枚のアルバムを出しますが、ここでいきなり完成してしまった世界観を小西氏がどんどん壊して行ってる感じ。それはそれで違う意味において良いアルバムだと思うのですが、個人的にはやはりこのベリッシマが一番です。
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malefices / Les Clandestins

2008年02月21日 23時50分41秒 | 極私的至高の名盤
明日とかいいながら引っ張り出して聴いてたらすぐにでもアップしたくなっちゃいました。
2枚のミニアルバムと1枚のフルアルバムだけを残して活動停止してしまった "malefices" 。北上 リュンヌ、鴨志田 琢の二人によるユニット。このアルバムは2枚目のミニアルバになります。何を書こうと思ってググってみたところ、ご友人と思われる方がこんなページをアップされていて(http://www.kyo.com/malefices/malefices-j.html)&(http://www.kyo.com/patra/essay/essay25.html)あーー活動停止にはそんな訳があったのか。。。と。納得。でも残念。無念。この才能が音楽業界に潰されたのかと思うと何だかいてもたってもいられない気持ちになります。いやでも。音楽はやめようったって止めれるもんではないし、今ならネット配信でもなんでも自分の好きに音楽発信出来るんだから、是非また活動して欲しいと思うし。。。。願う!
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早瀬優香子 / 水と土

2008年02月19日 00時01分55秒 | 極私的至高の名盤
今日はこのCDを紹介します。以前紹介した『躁鬱』は彼女のファーストアルバムですが、この『水と土』は4枚目にあたるほとんど自作曲で固めた問題作。私的に特筆すべきはプロデューサーとして水野正敏氏が起用されているという事。ジャズ畑の氏がアーティスティックな早瀬嬢のアルバムとはいえどういった経緯でプロデュースする事になったのか?興味津々でありますが私にとっての特異点である二人がタッグを組んで生み出したアルバム。気に入らない訳がありません。東南アジアの土着的な雰囲気を醸しながらオーガニックでアンニュイな、ともすれば安っぽいリゾートサウンドになりそうなところを、独特でありながらも極上のサウンドに仕上げています。参加ミュージシャンに水野氏の盟邦 村上PONTA秀一氏、大徳俊幸氏をはじめ菅沼コウゾウ氏やカルロス菅野らが参加。水野氏はもちろん得意のフレットレスベースで。中でも『Lobbyの生活』は鍵猫でもカバーしていた事があったんですが非常に面白い曲。でも人前で演奏してもカバーと気付いてくれた人は誰もいませんでしたけど。。。
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PORTFOLIO / PORTFOLIO

2008年02月13日 00時26分23秒 | 極私的至高の名盤
続けてもう一枚。PORTFOLIOと言うのは先に紹介した METHODの水野正敏氏、元 爆風スランプの江川ほーじん というタイプの違う2人のベーシストが意気投合して始めちゃったツインベースバンド。加えてアレンジャー、プロデューサーとしても活躍するキーボーディスト西脇辰弥氏に、ドラムの石川英一氏の4名がメンバー。ギターが居ません。ロック、プログレ、ジャズ、ファンク等々ありとあらゆる要素を取り込んだ......ん~フュージョンなのかな? 全曲通してフレットレスベースとスラップベースが絡みまくって、リズムに一部の隙もないと言うか低音だらけでアレンジ大変だったと思うのですが、さすがと言うかちゃんと完成されています。それと特筆すべきがKeyの西脇辰弥氏。元々ハードロック畑の人なのかKeyなのに激しいディストーションギター音を鍵盤で叩き出し、尚かつ『FREE』『THE BLAME』ではヴォーカルまでとってシャウトしまうという何とも器用な人。一度ライブも見に行った事があるのですがRolandのAXISってショルダーキーボード下げてまるでギターの要にキーボードを操っており、ツインベースのふたり以上に個性的で以外な収穫でした。『特車』『UNFAITHFUL MADAM』.....全9曲ゼーンブお勧めです!
実は鍵猫でもちょっとだけツインベースだった時があって。ボトムを支えるのが苦手なベーシストである私(....ダメじゃん)はHi-BASSとかって自由勝手に演奏出来るよう。木村君て元々ドラムやってた奴がベースやるって言うんでLow-BASSやってもらって、結局一回だけだったかな。。。ライブもしました。面白かったなー。木村ーまたやりたくなったらいつでもやろー。
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