on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

JAYDEE / Supernatural Series II

2016年01月27日 20時01分33秒 | BASS Collection
引き続き断捨離中な筈ですが、こんなの見つけるとついつい逝ってしまいます。。。(^^;;

イギリスの個性派紳士をご紹介します。(^^)
JAYDEE CUSTOM GUITAR社のSupernatural Bass Series IIです。
日本ではなかなかお目にかからないベースだと思いますが、
マーク・キングや、シャカタクのベーシスト、ジョージ・アンダーソンらの使用で有名なブランドです。


昔のアレンビックを彷彿させる高級感溢れるルックスですが、
以外にも現行モデルの様でメーカーサイトにもしっかり紹介されてます。

ピックアップはカバードのハム
エボニー、メイプル、マホなどの寄木細工で作られてます。 (-⊡ω⊡)



ネック寄りに配置されたスイッチはピックアップセレクターなんですが、
左に回し切った状態だと電源OFF、右に回すと電源ONとなり赤色LEDインジケーターが点灯、リアのみ/リア+フロント/フロントのみと切り替わって行きます。
電源ON/OFF付きのベースって…(^_^;)


2つのツマミはボリュームとトーン、ミニスイッチがパッシブ/アクティブ切替。
黒ツマミはベース、ミドル、トレブルとなってます。

通常のフォーンアウトに加えキャノンアウトも装備。

ブリッジはオリジナルデザイン
テールピース部分のデザインがいいですね~(^^)


材は何でしょうか…質感はブラスっぽい印象なんですがシルバーですね。

指板は真っ黒エボニー


ヘッドはまるで先割れスプーンの様


ペグはシャーラーですね。

後ろ姿はメイプルとマホガニーのラミネートネックが美しい。
ネックは割と太目です。



バックパネルにはLondonのSHOPのステッカーが貼られています。

中身

回路はクッションで包まれており外すとボロボロになりそうだったので、
そのままにしておきます。


ヒール部分も滑らかで丁寧な処理


スルーネックに見えてセットネックです。

ボディウィングはマホガニー


音の方はハイファイなベキバキを想像してたら以外にもナチュラル。
セレクターをどの位置にしても割とプレベっぽいと言うか太くて粗めな音色。
マホを多用してる所為もあるのかな。
いわゆるハイファイさは無いです。(´Д` )
名前もSupernaturalてなってますもんね。(^^;;

3band-EQの効きは良く音作りは多彩ですが、
ローとハイは控えめな割にミッドはメチャクチャブーストされて来ます。(´Д` )
どないな回路になっとんでしょうかね?

それとフロントピックアップとネックの間にある台形のメイプル。
ピックガードにしちゃ不自然だな~と思って外してみたら…(´Д` )

何じゃコレ?(*_*)
なんの為の掘り込みか…???(´Д` )

メーカーのホームページでSupernatural Series IIを見てみると、
上から3行目の記述に'Funk Groove'とあります。。。
直訳すると「ファンク溝」…(^_^;)
まさかスラップ様に指をくぐらせる為の溝なの???
しかもオプション扱いになってるし。
そしてこの個体はわざわざそのオプションを隠してるって言う…Σ(-∀-;)

外した状態で弾いてみましたが、
この溝を狙って弾くのも難しいし指が深く入り過ぎる…
カバーしてた方が弦との距離感は良いですね。(^_^;)
たぶんそれで前のオーナーさんが取り付けられたのだと思います。



まぁ、いい音してますし日本じゃ中々珍しいベースなので、
そのうち出番作って持ち出そうと思います。(・ω・)ノ




コメント (5)
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Guyatone / EB-9 CUSTOM

2016年01月24日 15時38分52秒 | BASS Collection
ビザール系のルックスながら実用的なシャープ5
60年代のオリジナルモデルはイメージカラーであるブルーメタリック、2ピックアップの個体がほとんどなのですが、
コレは珍しい白、3ピックアップのカスタムモデル。



ピックアップはアルニコシングルコイル


ダイヤル式のピックアップセレクターで
①②/②③/①③と切り替えられます。
リア2発の②③が意外と迫力のある使える音です。


ツマミはボリュームとトーンのみ

オリジナルデザインの金属製ですがメッキでツルツル滑って回し難いし、
デザイン上どの位置にあるのか視認は不可能…(^_^;)

無くなってしまってる個体が多いですが、
これはブリッジカバーも綺麗な状態で残っています。


外すとブリッジが出てきます。


ひょっとしてマイナスねじのところにミュートが乗っかっていたのかも知れません

当時のカタログによると指板はエボニーとの事ですが、
ちょっとローズっぽくも見えますね。 (-⊡ω⊡)


ポジションマークは★型


ヘッド

ペグの型がちょっと面白いですね。


バック。ちょっと木目が透けて日焼けしてます。



ネックプレート


状態も音もそう悪くは無いのですが、
このベース…激重です…(*_*)
たぶん5キロ以上ありそうで、ちょっと使うのは難しいかも…(^_^;)


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山下達郎 40th Anniversary LIVE in アルファあなぶきホール

2016年01月20日 19時24分34秒 | LIVEレポ
そんな真面目にファンだった訳じゃ無いけど、
一度くらい観に行ってみようかと、
第3次くらいのチケット予約に応募したら当たった。チケット取れなかった人が沢山居るらしいからラッキーだったんだろな…
仕事がクソ忙しい中、どうしようかと思ったけど、無理やり仕事を終わらせて観に行って来ました。


今回のツアーは40周年って事もあってベスト盤の様な選曲。
シュガーベイブの曲も沢山織り交ぜ、ダウンタウン、ブギウギトレイン、風のコリドー、アトムの子、クリスマスイブ、シュガー、おやすみロージー、ライドオンタイム、途中「on the street corner」からのアカペラコーナー、超ベタなカバー 君の瞳に恋してる、などなどなどなど…たっぷり山盛り3時間強の大サービス。
初めて観る僕にとっては最高のセトリ。それにいつもの車の中で聴いてるFM「サンデーソングブック」さながらのMCが、面白いのなんの。(^-^)

前半は割と淡々と曲を繋いでく感じで、佐橋佳幸や難波弘之、そしてベースは重鎮 伊藤広規!ら凄腕ばかりのバックバンドの奏でる演奏は一部の隙もなくまるでCDを聴いている様…(´Д` )
その分、破綻が無くてちょっと熱量が足りないかな~なんて思ってたら、後半はどんどんはっちゃけはじめて凄い盛り上げ方!(^O^)
中でも佐橋氏と達郎氏のギターバトルは超素晴らしかった!

伊藤広規さんのズバンッと重いチョッパーベース(スラップではない)を初めて目の当たりにした訳ですが、メチャクチャいい音!(≧∇≦)速いわけでも無いし、難しいわけでも無い。でももの凄く素晴らしい。3階席にもズバズバ抜けて来ました。(^-^)

後でツアーパンフに載ってたディスコグラフィ見て気づいたのは、ベスト盤的な選曲で大満足!って思ったけど、そのベスト盤がもう一枚作れるくらい演奏して無い曲がまだまだ山ほどある…(´Д` )
どんだけ良い曲作りまくってんねん!(>人<;) 今更けど…達郎さんて化け物ですね。(;^_^A アセアセ


達郎さん。今迄観に行ってなくて本当にすいませんでした!(>人<;)!凄い!素晴らしい!おみそれしました!
仕事で疲れてヘロヘロだったけど、還暦越えてる達郎さんに。もの凄くいっぱいの元気とパワー貰いました!感謝!!!(^-^)/
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ベッサイ & NOiZ ライブ完了

2016年01月20日 13時10分53秒 | バンド活動
◎1/16(土)ベッドサイドキネマLIVE
--
久しぶりのMONSTERでしたが、
この箱どんどん良くなりますね。
P.A.さんがホント上手い。
気持ちよく演奏できました。




使用ベースはいつものOPB-51EXとフカイのみAtrancia Victoria FL


共演のミホコさん、モリシタヨシオ、28th
そして東京から海月ひかりさん
どの演者もみんなしっかりしててクォリティ高かった。
とくに海月さん...凄い。

※画像は何故かヨシオ…(´Д` )

初対面...かと思ったらs pi caの時に一度ご一緒してたみたい。
ベッサイの演奏を終えて楽屋に戻ったらいらっしゃって、
一言「変態ですね」と言っていただきました。
訳すと。アトランシアのフレットレスなんてベースを使って、
余計な音出しまくってるベーシストは好きです...ってことらしいです。
恐縮です。

彼女はピアノ一本でのライブだったんですが、
情念渦巻くというか、下手に近寄ったら殺されそうな迫力。
世の中凄い歌い手がまだまだいるもんです。
(CD買ったけど怖くてまだ聴けていない...)
http://www.umizuki-hikari.com/

打ち上げでは何故がギタリストが2人になりましたが、
とっても楽しい夜でした。



◎1/17(日)NOiZ LIVE
翌日はおやじバンドNOiZでLIVEでした。
昼間の演奏で朝9時集合は辛かった・・・。



還暦超えた香川のおやじバンドばかり4バンド集まり
なんと恐ろしいことにアルファあなぶきホール(小ホール)借り切っちゃいました。
調べてみるとキャパ800人!




アマチュアのコピバンのイベントなのになんて大それたことを!
ところが親父さんたちの集客能力はすごいです。
詰め詰めじゃないからチラホラ空席はあったけど2階席まで埋まって、
概ね600人くらいは入ってたんじゃないでしょうか。。。

これだけ入ってくれると演奏してても気持ちいい。
しかも皆さんウェルカム状態で反応も良い。
こちらもとても楽しく演奏させてもらいました。


差し入れられた巨大などら焼き…(´Д` )


てなわけで、2日連続はちょっと大変だったけど、
両日とも楽しくライブさせてもらいました。
あぁ、早く次のライブがしたい…(´Д` )


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Hagstrom / F-800 8-String Bass '60年代

2016年01月16日 12時27分40秒 | BASS Collection
60年代のスウェーデン製。ハグストロームのショートスケール8弦ベースです。

これまで、ハグストロームのベースは3本所有してきましたが、

そもそもこのメーカー興味を持ったのはこの8弦ベースがあったから、
むか~し昔のベースマガジンで誰だったかスタジオミュージシャンが、
このベースの復弦を外して使ってる様子が紹介されてて、
ベースの使い方なんて何でも有りんなんだ!と衝撃を受けたのが初めです。
(本棚ひっくり返して探したけど見つからなかった...誰か覚えてたら教えて‹(⊂•⊃¿⊂•⊃)›)

とは言えこんな特異なスペックのベース。
正規輸入なんてどこもしてなかったのでそもそも日本では見ることすら無く。
数年前に再生産モデルは日本でも発売されましたが全くの別物だったし。
僕も30年越しでようやく本物を手にしたというわけです。



ボディに大きめの傷はありますが、
塗装も金属パーツもツヤツヤしていてとても60年代のベースとは思えない良い状態。

ピックアップがちょっと面白くて、
復弦を意識してなのかホールピースがちょっと横長になってます。



コントロール周りは以前紹介したKent Bassと同じ仕様。
左から
L→フロントピックアップのON/OFF、H→リアピックアップのON/OFF
TONEは0か10の潔い設定。
MUTEは音が消える訳では無くて前にスライドさせるとブーストされる様な感じ。
そしてボリュームツマミと並びます。



アウトプットジャックは斜めになったストラトタイプ。


ネックジョイント近くにあるこのスライドスイッチはOFFで音をカットする物のはずですが、
この個体はちょっとボソッと反応するだけで変化ありません。


ブリッジのベースとなるプレートも乗っかる駒の部分が違うだけで。
Hagstrom H II B N / 1971~72と同じ物の様ですね。


駒はレールに沿って弦間を調整できる様になっています。
オクターブチューニングもできますが、レールを挟んでいるマイナスネジを
ネック側、ボディエンド側の両側から調整する仕組みなのでかなり邪魔くさいです。。。( ꒪﹃ ꒪) 



ネックはかなり薄く弾きやすい。
バインディング処理されておりトラスロッドはボディ側。
ネックを外すこと無く調整可能です。


ヘッドがでかいです。
大小8つのペグを納めないといけないのですからしょうがないのですが、


裏から見るとこんな感じ。
このハグストローム独特のギアカバーの曲線が美しくて好きなんですよね~(*´Д` )ハアハア


バッジもちゃんと残ってます。


ナットはプラ。テンションバーもデフォルトで付いてます。


ここまで見てきてお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
ネジ類は全て頭がマイナスです。時代を感じます。Σ(-∀-;)

裏も綺麗な状態を保ってます。


当然ネックジョイントもマイナス。



実際に音出ししてみますと。
これがホントふくよかで良い音色なんですよ。
ショートスケールでネックも薄いから弾きやすいし。
弦高も結構低くできる。
ちゃんとセッティングを追い込めば充分使えるベースだと思います。

しかもオリジナルハードケース付き!



取り急ぎは使い道は思い浮かびませんが、
大切にしたいと思います。




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アン・サリー & 畠山美由紀「ふたりのルーツショー」Vol.5

2016年01月11日 08時40分53秒 | LIVEレポ
昨夜、大阪まで行ってアン・サリーさんと畠山美由紀さんの「ふたりのルーツショー」Vol.5 観に行って来ました。


会場の「味園ユニバース」は元キャバレーだった場所。

バブル期の豪華な造りなのかな…地下に広がるダンスホールの大空間。
5~600人くらいは入ってたのかな…
天井からぶら下がる惑星の様な照明や、
壁面やバーカウンターのレトロな造りが素晴らしく。
お客さんみんな開演前に会場を写メしまくってました。



そんな場所と今回の「ふたりのルーツショー」というプログラムのマッチングも素晴らしく。
この会場をブッキングしたイベンターさんに拍手です。(^-^)/

メンバーはおふたりの他にギター笹子重治、フレットレスベース織原良次、クラリネット黒川紗恵子、ドラムレスでボーカリストを際立たせる面白い変則ユニットだと思いました。
織原くんのフレットレスベースもハマってる。
それに司会 中原仁…(・_・;
そう、司会の人が居るんです。

ライブはおふたりが一曲か二曲交代に、それぞれがルーツとしている思い入れのある曲をセレクト歌っていくというもの。
どちらかが歌ってる時もう一人は舞台端にセットされたテーブル席に座って、
司会の中原仁さんとそれを観ている…
こんなスタイルは初めてみました。

ただ観てるだけじゃなくて、
不意にマイクを取ってハモり始めたりもして、
終始リラックスした雰囲気の中、おふたり自信が何よりこのライブを楽しんでるのが伝わって来ました。(^^)



ネタバレになるとアレですが、
キャロル・キング、SADE、松田聖子、ローリングストーンズ、シュガー、大貫妙子、バートバカラック、細川たかし、八代亜紀、矢野顕子、聞いた事も無いブラジルなど海外アーティストの曲が共存する歌謡ショー!
こんなジャンルレスな選曲なのに、歌い始めた瞬間全て自分のものにしていると分かる。
このふたりでないと出来ない最高の時間を魅せて頂きました。素晴らしい!感謝!



アンコールの最後にふたりで歌った「蘇州夜曲」はやっぱり良い曲。
反則です。泣いてまうやろー!(⌇ຶД⌇ຶ)!

個人的には品のあるアン・サリーさんがあんなにハッチャケてる姿を観れたのが最高でした。
キーワードは「感情失禁」。( ̄▽ ̄)

あと、織原くんが弾いてるベースがTOKAI製のエントリーモデルだと知ってるのは、
この会場の中に他に居ないだろう…とほくそ笑みつつ、

彼が演歌を弾いてる姿もかなりレアだったかと思います。(^^;;

兎にも角にも素晴らしいショー!
比べるのもおかしな話ですが、年末に観たKING CRIMSON高松公演と同じくらい良かった!(T ^ T)!
鳥肌立ちまくりのライブ!

帰りに勢いあまってCD4枚も買っちゃいました。(^^;;


会場でもらったおふたりの友人が手作りしたと言う記念のクッキーを
もったいなくてまだ食べられずにおります。(^^;;


是非また次の機会があれば観に行きたいと思います。(^-^)/


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