on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Squier by FENDER / Deluxe Jazz Bass® Active V 大改造6弦フレットレス

2014年12月29日 12時08分44秒 | 楽器、音楽にまつわるアレコレ
お買い上げいただきました~♪

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先日いつもお世話になってる高松のリペアマン林氏から
「spanさん6弦のフレットレス興味無い?」
と、電話をいただき、個人的に歌モノバックでソロ弾く訳でも無いので僕は興味無かったのですが、
スクワイヤーの安い5弦ジャズベに拘って全取っ替えの勢いで改造を施したベース…と聞いて興味が湧き。
ちょうどメンテをお願いしたいベースもあったので見に行って来ました。

そこにあったのがコチラ。
2本並んでるのは右のコントロール類無しのが色々試しながら作った初号機、
左がその経験値を元にもうちょっと綺麗に作ってみようと作られた2号機だそう。

どちらも確かにパッと見はジャズベですが、
ボディとネック以外元のパーツが見当たらない位改造されてます。(^^;;

氏が特に注目したのはフェノリック指板(エボノール)
その昔、TUNEがフレットレスベースに好んで使っていた樹脂素材で、
最近はあまり見かけないのですが、
フレットレス指板に使うと、きめ細かでウォームクリアな音色が得られるとても良い素材です。
まさかスクワイヤーのベース、しかもフレッテッドモデルに使われていたとは…(*_*)
今 僕の持ってるベースの中だとスペクターのNS-1くらいです。

で、今回左の2号機を手放すとのことで、
本ブログでNowオンセールしてみようという試みです。(^^;;
しばらく僕の手元に有りますので、
香川の人なら弾いもらう事も可能です。

細かく見て行きましょう。
全体で見ると6弦改造の違和感は無く、
元からこういう6弦だったかの様… (-⊡ω⊡)


ボディは綺麗なサンバーストですが、
フロントピックアップは取り外されてリアのみになっています。


リアピックアップはバルトリーニ。
横に短めのフィンガーレストが… (-⊡ω⊡)


フロントピックアップの後は何やら有り合わせの材でフィンガーレストが取り付けられてます。


アクティブコントロール類は全て取り外されてます。

ノブはボリュームとトーン…と思ったらトーンは効いて無いみたいでダミー。

訂正、高域のところでちゃんと効いてるそうです。
気付かんかった…((^^;;

中もスッカスカ…(^^;;
バッテリーボックスももちろんカラッポ…

開けた時ビックリしたのがココにレンチが収納されてました…(^^;;

そのままにしてあります。

ヘッドの改造も凄いです。
元のフェンダータイプのペグは取り外され、
ゴトーの軽量のモノに…
Squierロゴのど真ん中に穴開けちゃてるのが豪快ですが、
バランス良く収まっちゃうのが凄い…!(◎_◎;)


元のネジ穴は埋められてますが、
まるでフランケンシュタイン状態…(^^;;


当然ブリッジも6弦用に換えられてますが、
弦をネック幅に収める為にYAMAHAのジョンミュングモデルを斜めに取り付け…( ̄◇ ̄;)

でも元の取り付け跡も見えないしコレも収まってる…(^^;;

ナットはカーボン製

コレも牛骨やブラス等を試した結果、カーボンが良かったとのこと。

指板は元々フレッテッドだったのをフレットレス化。フェノリック指板に白い樹脂で埋められており視認性は良いです。



ところどころ色が入ってるのは林氏の好み…シンナーでカンタンに落ちるそうです。(^^;;

ハイフレットが弾きやすいようヒールカットされてます。 (-⊡ω⊡)


肝心を音の方はクリアでウォーム。
低くセッティングされた弦と16.5mmピッチのおかげでとても弾きやすいです。

プロのリペアマンが自分仕様に好き放題弄ったベースですので、
見た目はアレですが納得の音。

売価は49,800円。
林氏の手書き解説書付きです。o(ʘ`ωʘ´)o。


色々改造したい人にもいいでしょうし、
これから6弦フレットレスに挑戦したい人にもオススメです。( ´ ▽ ` )ノ

興味のある方はコメントくださいませ。
(・ω・)ノ


コメント (3)
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今年最後のLIVE完了

2014年12月14日 14時19分15秒 | バンド活動
今年最後のLIVEはRAG ROSEでした。
高松のレインボーロードと言う大型店が並ぶ通りの歩道。
ヤマダ電機の横に設置された特設ステージであります。


出番は夜8時過ぎ…(*_*)
寒波が押し寄せる中で気温は4℃とか…


非常に薄べったいステージで、
フロントは下に降りるか…とか話ししてましたが、
何とか6人ステージに乗りました。
Petersonのベースアンプも持って行ってたんですが、
狭い中で転換してる最中、アンプが邪魔に思えて
スタッフさんに「PAに直でもイイっすか?」って聞いたら
「大丈夫ですよ!」って言って頂いたので、
エフェクトボードからDIへ直繋ぎ。


リハの時間も無いから、簡単な音出し確認だけやって即本番!




めちゃ寒くてみんなモコモコしてますが、
音的には全く問題無く、返しのモニターだけで充分演奏出来ました。

僕の立ち位置から左





気持ち良く演奏させていただきました。( ´ ▽ ` )ノ

今年はもうライブとか何も無いな~。
誰か忘年会的セッソンとかやらんかな~(´-`).。oO



コメント (2)
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Guyatone? / Sharp5 5弦model プロト???

2014年12月13日 14時29分22秒 | BASS Collection
つい先日出島で見つけゲットしたこのベース。
50代以上かビザールギター好きなら分かるグヤトーンのシャープ5モデルEB-9。
でもね、僕が知る限りでは5弦モデルは存在しないはずなんですよ。



販売していたショップもメーカー不明としていましたが、
使われてるパーツをみると、ピックアップにバルトリーニ。



ブリッジにシャーラー


ペグがspergel



と、これらのパーツ代だけでもそれなりのお値段になりそうな仕様。

メーカー不明…となってましたが、
使われてるパーツや複雑なボディの仕上げから
当たりの確率は高いと見て逝ってみました。

で、手にしてみて、
予想通りの大当たり!*\(^o^)/*


非常にしっかりした作りで仕上げも丁寧。
厚めのクリア塗装の下にあるブルーメタリックのラメ感もSharp5モデルそのもの。

ピックガードの縞模様はどうやって作ってるのか…

光り具合がとても綺麗です。

指板は縞模様がくっきりと出たローズウッド。


星型のポジションマークは丸くくり抜いた中に
埋め込まれてますね。

音もモチロン良くて、
歯切れの良いアクティブサウンド。
EQの効きも良くかなりのサウンドバリエーションが得られます。

コントロールはボリュームに3band EQです。


開けてみるとNTMBプリアンプを内蔵していました。



ずっと1998年に再発されたモデルを親父バンドで使ってまして、
一時期60年代当時のオリジナルモデルも所有していましたが、見た目に似合わず使えるベースで、
これの5弦があったら…と思ってましたが、
まさかホントにあったとは…

ちなみに再発EB-9発売当時、player誌に載った記事がネットにあったので貼っときます。

売価20万円。気合い入って作られた事が分かります。

並べてみると…ピックガードのカタチがかなり違いますね。
ブリッジ位置も下がってます。


5弦の方が太って見えますが、重ねてみるとアウトラインは同じ… (-⊡ω⊡)


裏。そう4弦はパッシブなんです。



この再発モデルの情報はネットで探ってもほとんど無く、
今回あらためて調べてみたらこんなのが出て来ました
http://www.d-plus.me/otolife/electric_bass/7533/

sold outしてましたが…一枚画像を拝借。

分かりますでしょうか?
ピックガードのカタチが今回の5弦と同じで、
ブリッジがシャーラー製になっています。
しかもボルトオンではなくスルー、もしくはセットネット仕様。
実際に発売されたものとかなり違っています。

これはあくまでも僕の勝手な想像ですが、
再生産にあたり何本かのプロトタイプが製作され、
ずっとグヤトーン社内に眠っていた。
それが倒産したのをきっかけに中古市場に流出…? ((((;゜Д゜)))))))
分からないですけどね。

YAMAHAのブルージーンモデルには限定ではありましたが、
今風にアレンジされた5弦モデルが有ったんです。
それに負けじとグヤトーンが5モデルのプロトタイプを作っていてもおかしくないんじゃないかと…。

そもそもマイナーな存在のSharp5モデルのベースを、しかも5弦でオーダーして作ろうって人が居るとは思えないし、
ここまでのクォリティのモノを個人のクラフトマンが作ったとも考え難いと思うのですが、
皆さんいかがでしょうか?

もし、このベースに関して情報お持ちの方がいらっしゃいましたらご連絡をお願いします。





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RAG ROSE ライブ告知

2014年12月09日 19時51分35秒 | バンド活動
今週末の12/13土曜の夜。
RAG ROSEのライブでベース弾きます。

第5回 高松レインボーロード
イルミネーションロードってイベントで、また寒波が来るっていうこのタイミングに…野外ステージで…(´Д` )
演歌から漫談からアイドルからごちゃ混ぜにも程があるだろう…って位のラインナップの中。
RAG ROSEの出番は19:50頃から…(^^;;

お時間ある方、お寒い中とは思われますが、
お買い物がてらお立ち寄り下さいませ。m(_ _)m



ベースはバンドメンバーに好評な
ibanezのMC9240 limited edition
フラット弦を張ってありますがセレクターをフロントに振ってトーンも絞ったセッティングで挑みます。


足元はXoticのコンプ→MXR bass Di→shinmeiさんがweed でカスタムしたのを譲り受けたAMDEKのコーラス→ボリュームペダル
バンドが変わろうが、ベースが変わろうが最近は全部このセッティングです。

(´-`).。oO(歪み系とかモジュレーション系とかワウとか…最近使うバンドして無いな…





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AKAI / project 1997 BASS

2014年12月06日 21時08分42秒 | BASS Collection
手放しました~
__

パッと見には何とも普通な印象のベースですが、
とても珍しい、今はなきAKAI製のベースです。
AKAIがベースを作っていたとは知らない人も多いかと思いますが、
あったんですね~(^^)



少し前に紹介したVestaxのBV-4と同様、
これも、このブログで何度となく紹介している「僕が作ったギターの名器」の著者 椎野氏が作ったベースで、

当時サンプラーやウィンドウシンセで調子の良かったAKAIが、
ギター、ベースも販売したい…と椎野氏に依頼したのだそう。
本の中でも1997シリーズに対する記述があります。

世紀末のハイエンドギター…と言うくらい力を入れて開発された様なのですが、
売れ行きの方は思うように行かなかったみたいですね。
程なく姿を消し、存在すら知らなかった人も多いかと思います。

僕が興味を引かれたのはAKAI製…という希少性もさる事ながら、
各パーツが全てオリジナル設計である事。

特に興味深いのがピックアップ。
パッと見にはハムに見えますが、近くで見ると半透明のカバーの中にシングルコイルピックアップが斜めにセットされてるのが見て取れます。


本に書かれている内容によるとミリ単位でピックアップ位置を検討された様なので、
意味のあることだと思いますが、何故斜め?何故ハムサイズのカバーを…?(^^;;
なかなか不思議な仕様であります。

ブリッジもオリジナル仕様。
テールピースとブリッジ部分のセパレート式で、
どちらもボディに少し埋め込まれるカタチで取り付けられています。


曲げただけ…にも見えますが、
かなり分厚いですし、こだわってこのカタチになったと思われます。

コントロールはボリューム、バランサー、
ローとハイのEQ、そのON/OFFミニスイッチです。


このノブも他で見た事のないアルミの削り出し

こういう目立たないけどパーツへのこだわり。
好きですね~(^.^)

ヘッドは2/3のレイアウト


アルミのロッドカバーに「nineteen ninetyseven」の彫り込み





指板はローズウッドだと思われますがかなり黒いです。


ヘッドやトラスカバーと似たような流線形のポジションマーク

なんでこの形なのかは謎です。(^^;;

ボディカラーはピアノブラックに見えてしまうんですが、

二枚目の画像とか見てもらうと分かるように、
明るいところでよーく見ると濃いパープルなんですね~(^^;;
微妙過ぎてデジカメ画像じゃ分かんないんですが、無理矢理露出を上げると見えて来ます。


バックはこんな感じ。


4点留め


中身は18V仕様のアクティブ。



肝心の音の方ですが、
派手さは無いけどもの凄くチャンとしてると言うかマットーな音。
Vestax BV-4の時に感じた様な衝撃は無いんですが、
何気にストレスなくずっと弾いてられる音です。
真面目に作ったって感じかします。

実はこの1997のギターを長い付き合いのギタリストむねやんが持ってたんですが、
もう手放してしまったらしく残念無念…(^^;;
不人気で殆んど出回って無いベースですが、
隠れた名器だと思います。(^^)


コメント (2)
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