on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

FENDER USA / Precision Bass American Professional Series Antique Olive(2017)

2023年10月27日 19時02分00秒 | BASS Collection
ホントに久しぶりの更新になります。
前の投稿から2年と8ヶ月ぶりですか…(^^;;
すみません。
Fender USA のプレベでごさいます。





一年ほど前からプレベの音が欲しくなってまして、OPBやらジャパンヴィンテージやら鉄ベースやらウチにもプレベ的なベースはたくさんあるんですが、しっかりど真ん中なプレベがない。
友人のオールドPBを弾かせてもらったり、ショップで何本か試奏してみたりして、自分が欲しい音は「アルダーボディにローズ指板のヴィンテージライクなプレベの音」と確認した上で探し出したんですが、なんか気に入るのが無い…、もうオールド買っちゃうか!とも思いましたが最近値段高騰してるし、サンバーストやブロンドとか、いかにもオールドな色は死んでも持ちたくない。かと言ってレイクプラシッドブルーやキャンディアップルレッドとかの個体はあったとしてもスゲー高額だろうから無理。面影ラッキーホールのsinner-yangさんが使ってるソリッドグレーや、アイスシルバーみたいなあまり見ない色がいい。でも無いなぁ…momoseやCrews、アトリエとかのPBでもいいか…と思い始めてたら、
2017年のAmerican Professional SeriesにAntique Oliveという、なかなか見ない独特な中間色、いったい何を狙ったのか分からんような色のプレベを見つけました。

え?Olive?香川の県木じゃん。

てことで年式は新しいですが、調べてみるとちょうど狙ってたアルダーボディにローズ指板の仕様もある。あちこち探してこの度この個体を入手いたしました。


外観は紛うことなき普通のプレシジョンベースですが、アメプロなので細々と現代的にリファインされています。。

ブリッジはガッチリした4-Saddle HiMass Vintage

ピックアップはV-Mod Split Single-Coil

コントロールはトレブル・ブリード・サーキットとやらを採用してるそうですが、
外観的には1vol./1Toneのごく普通な見た目。


ローズ指板は目の詰まったいい感じのやつ。ネックシェイプはDeep C


ヘッド、チューニングマシン:Fender Lightweight Vintage-Style Keys with Tapered Shafts

軽く出来てるのかヘッド落ちは無い

弦は裏通し選択可



重量も3.8kgと軽めでありがたい。
弾いてみると思った通りの音。
まだちょっと若いけどこれから弾き込んでいけば練れた音に育つと思います。




さっそく、s pi caのライブに持ち出してみるとします。





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KAY / JAZZ SPECIAL K5970V Reissue

2021年02月27日 09時20分00秒 | BASS Collection
決算セールで思わず買ってしまった。
KAY JAZZ SPECIAL K5970Vリイシュー品です。





1958年発表のオリジナルとはヘッドの大きさやネックの太さ、テールピースのデザイン等々、いろいろと異なるようですが、いなたい完成されて無いデザイン、ルックスはそのままです。

ピックアップはフロントのみ金属のバーがそのまま剥き出し

大きなピックガードには金色の謎の文様


コントロールはボリューム、トーンのみ

ブリッジは木製、オクターブ調整も4段階ですが出来るっちゃー出来ます


テールピースはオリジナルに比べ多少豪華な感じ


ヘッドのデザインがいいですね
KAYのロゴマークが厚い透明アクリルの中に収められた立体的なデザイン





裏にはシリアルナンバーの刻印されたプレート

12フラットのポジションマークは小さなドットが3つ…でも視認性悪そう


専用ケースがカッコいい







音の方はセミアコ、ショートスケール、フロントピックアップのみと言ったスペックから想像するそのもの。
ボコボコとした箱鳴りにパーカッシブな音色です。
リイシュー物なのでまだ音が若い印象はありますが、悪くないです。

ちょっとバンドのスタジオへも持ち出して試してみたいと思います。


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Fender USA / Precision Bass Elite II

2020年03月31日 18時14分00秒 | BASS Collection
フリマアプリの画像から「僕!メッチャいい音するよ〜!きっと気に入るよ〜!」と声が聞こえたんでポチっとしました。
届いたとき弦高高めでアレ?と思ったんですが、自分好みにネック調整を施してみたらこれがもう鳴る鳴る、鳴りまくりで、正に声の通り。これはお買い得でした。

1983年半ばにリリースされ製造期間は僅か2年。
当時のFender最上位機種「エリートII」です。




Fenderにしてはレアなプレベタイプのピックアップ×2個にアクティブ回路とモダンな仕様で、
従来のプレベのもつイメージからかけ離れた仕上がり。
たぶんそこが不人気だった原因でしょうね。
でも作りはとても良くてしっかりしてます。

ピックアップがカバーされてるのもFenderらしくない…
ロゴの配置とか当時のアクティブ流行りを意識してEMGを真似てるのかも。 (-⊡ω⊡)





コントロールに2ボリューム、1トーン、3WAYミニトグルスイッチを搭載。
フロント側のスイッチはピックアップセレクター、リア側はトーンアサインとされていて、結構音変わるんだけどこのミニスイッチがどうなってるのか謎。 (-⊡ω⊡)



ブリッジはファインチューナー付きのゴツいやつ。
オリジナルかと思いきやシャーラー製だそう。


指板は良さそうなローズウッド。
メイプル指板もラインナップされてたようです。


スラブ貼りですね。 (-⊡ω⊡)


ヘッド




ペグが肉厚でFの刻印入り


バック


ボディはアルダー材、3ピースかな。 (-⊡ω⊡)


ネックプレートに「Elite」の文字


アクティブなのでバッテリーボックスも有ります。








音はオーソドックスなプレベのサウンドはもちろん。
リアピックアップをミックスすればより攻撃的なサウンドにも対応。
結構パワフルなサウンドに仕上がっています。

■BODY: Alder
■NECK: Maple
■FINGER BOARD: Rosewood
■PICKUPS: Original P-BASS PU×2 w/ Active circuit

Fenderらしからぬ珍しい仕様の1本
でも、私としたことが…Fenderだなんて…しかもプレベだなんて…どうしちゃったんだろうか…俺。



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Ibanez / MC924 '96年再生産モデル

2019年11月17日 20時40分51秒 | BASS Collection
お馴染みMC924の初期型…に見えますが、今まで持ってた初期型924とちょっと違います。
よく見るとペグやブリッジ、ノブのカタチが違っていたり、ボディ端の処理が少々角張っていたり…。フレットレス改造されてるトコはさて置き、色々と違いがあります。


実はこれ80年代のオリジナルではなく1996年に短期間だけ作られた再生産モデル。おそらくオリジナルよりレア存在。再現性はとても高くパワフルでガツガツ来る出音もまさに924です。 (-⊡ω⊡)

ピックアップは正にsuper-4この為に再生産したんでしょうか。 (-⊡ω⊡)


コントロール配置はままですが使われてるノブはちょっと違います。


ブリッジは924最後期以降に2924などにも採用されたibanezオリジナル


指板はエボニーのはずですがちょっと白い部分もあったりして…硬質な出音のイメージがあるエボニーとは違って少し空気感と粘りのある出音でわたし的にはOK🙆‍♂️。


ヘッドに付いてるペグはゴールドタイプのものに変更されています。



バックを見ると正にMCシリーズなスルーネック






85年製924と並べてみると… (-⊡ω⊡)




ボディの角張り具合



ヘッド


あとナットがオリジナルは牛骨とブラスのハイブリッドなのですが、
再生産はさすがに樹脂製…ここは残念。


何年か前に MCシリーズ歴代ラインナップ をまとめましたが、
ちょうど初期型-2の940を持ってなかったので、
このフレットレス改造の再生産モデルはちょうど良かった。(^^)

音も良いので出番を作ってやれるといいのですが、フレットレスの出番が最近減ってるので考えねば… (-⊡ω⊡)




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Ibanez / RB999 後期型

2019年11月17日 10時32分59秒 | BASS Collection
ibanez RB999 後期型です。
初期型と比べるとフォルムはそのままですが、ピックアップが異なります。




フロントのハムはMC2924などに使われてるカバードタイプのもの。リアは同様のカバードデザインのシングルですが、私の知る限りこのベースにしか使用されていない超レアなピックアップ。


コントロールはバランサー、ボリューム、トーンとシンプルですが、回路はパッシブ→9Vアクティブ仕様に変わってます。音は前期と比べクリアにソフィスティケートされてます。


ブリッジはibanezオリジナル


指板はローズウッド



ヘッドは超コンパクト。


ボディバック。初期型には無いバッテリーボックスがあります。


ネックプレート

初期型と並べてみるとパッと見にはほぼ同じ。



ピックアップに注目すると違いがよく分かります。



ヘッド裏のシールの色が変わってる… (-⊡ω⊡)
どーでもいいところですが。。(^^;;


元々レアなRB999ですが後期はほんの一瞬しか販売されず更にレア。
ようやく入手しました。 (-⊡ω⊡)

更に専用ソフトケースも。
こんな細身のケース、スタインバーガータイプしか他には入りませんね。(´Д` )


最後にMC888も加えて撮影。(^^)



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TUNE / TB-043 白レス

2019年09月24日 22時00分21秒 | BASS Collection
TUNEの名機の1つ白レスの愛称で知られるTB-043。80年代半ばごろのベースです。
ご覧のとおり36フレット付近まである超長〜いフェノリック指板が特徴で超個性的なルックス。





真っ黒でツルッツルのフェノリック指板



ピックアップはブリッジ内蔵のピエゾのみ


コントロールはマスターボリュームに3EQ





バックを見ればよく分かる。TBシリーズと同じアウトラインながら超ディープな6点留め。(-⊡ω⊡)



生産本数が少ないらしく最近ほとんど目にする事もなくレアな一本ですが、プロの愛用者も多く使えるベース。
音はピエゾのみにも関わらずマグネティックの様な太くクリアな音。
加えてフェノリック指板とディープジョイントが生み出す超ロングサスティン。
音楽好きなら必ずどこかで聴いた事のある音色だと思います。



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Blade / BT-2

2019年09月07日 08時35分21秒 | BASS Collection
発売当初からずっと気になっていたベース。
BladeのBT-2 です。

BladeはTUNEの別ブランドとして90年代…たしか3〜4年ぐらいしか存在していなかったブランド。母体がTUNEだけにベースとしての作りは申し分なく、ジャズベ、プレベスタイルのベースをリファインしたラインナップだったかと思います。

Fender OPBは個人的に大好きなベースですが、良くも悪くも非力なシングルコイルピックアップ1つと言うのが、汎用性の無さにつながっており一般的には使いにくい印象。
このBT-2は2ハム、アクティブ仕様と、その不満を解消してくれるような仕様で、どんな音なのか気になっていた次第。




クリアピックガードにピックアップカバーがアイボリーというのも本家ではなかなか望めないセンス。 (-⊡ω⊡)
ピックアップはオリジナルのハムバッカーが2発。



コントロールが面白くて右からピックアップセレクター/マスターボリューム/タップスイッチ/トーン(プッシュでmidブースト)


ブリッジはGOTOH製GEB201


ヘッドはテレキャスヘッド、ペグもGOTOH製FB-3L



ネックはハードメイプルにメイプル指板。
このネックかなりOPBを研究したのか握ってみた感覚は正にOPBそのもの。


黒のパーツを取り外すとトラスロッドが見えて来ます。 (-⊡ω⊡)


ネックプレートですがちょっと変わっていて、弾きやすさを考慮してか、ボディを削り込んで少し斜めに取り付けられています。 (-⊡ω⊡)




バック。ボディ材はセン。


元々そんなに売れたベースではなく個体数も少ないので、なかなか出物に出会えずにいたのですが、コレはそこそこ使用感はあるものの良いと言っていいコンディション。 (-⊡ω⊡)



弾き心地はとても良好。パーカッシヴにパシッパシッとよく鳴るネックは正にOPB。
それにタップスイッチとミッドブーストがかなり使えるヤツで、美味しいところを上手く突いて来ます。(^^)

進化系 OPB並びって事でProvidenceの5弦と…
なかなかレアな並びでしょ。^ ^


とても気に入っているのでバンドに持ち込みどんどん使っていこうと思います。




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岸工房 #1Bass

2019年08月21日 18時01分40秒 | BASS Collection
気がつけば随分と長くブログを放置しておりました。(^^;;
久しぶりにこのブログらしいベースを手に入れたので更新します。

岸工房の#1 というモデルのベース。
変わったカタチのベースではありますが、
とても丁寧に作られており好印象。
バーズアイメイプルのカバーにピックアップからコントロール類が収められる特有のデザイン。




ピックアップはバルトリーニのMMEハムバッカーが2発。


コントロール類が面白く。
シルバーのマスターヴォリュームに加え、
ピックアップ寄りの3つのノブによりピックアップのコイルの出力をのコントロール。
それぞれ「フロントPUネック側コイル(1)/フロントPUブリッジ側コイル+リアPUネック側コイル(2)/リアPUブリッジ側コイル(3)」となってます。
(1)と(3)を出力すればJB風サウンド、(2)のみ出力すればMM風サウンド等PU出力の組み合わせのみで基礎となるタイプの違うサウンドを作れる…との事ですが、あくまで○○風ですね。
MM風は割と使えるレベルと思いますが、JB風はさすがにピックアップ位置が違いすぎて無理がある。(^^;;
(1)だけ使ってプラベ風にした方がまだ使える感じ。
外側の3つのノブはNTMBプリアンプの3バンドEQ。多彩なサウンドメイクが可能…と言えば可能ですがら、トーンが無く、正直音作りがちょっと面倒な印象。Σ(-∀-;)


ブリッジはこれ。GOTHOだったかな? (-⊡ω⊡)


ヘッドのデザインが古いYAMAHAっぽくて可愛い。 (^^)
バーズアイメイプルを貼り高級感もありますね。


ヘッド裏。角が綺麗に丸められている丁寧な作り。


メイプルを使用した9pc構造34インチスケールのボルトオンネックに指板はローズウッドを使用。



メイプルウィングにセンターはアッシュバックにメイプルトップ。



トップはかるくラウンドしています。


取り回し、バランスも悪くなく。
何より見た目のインパクトが大なので何かの機会に使ってみたいと思います。(^^)






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EKO / Cobra Bass '60年代

2019年02月10日 17時58分43秒 | BASS Collection
もう一本、60年代のEKO製ベース。コブラです。
ピックアップやノブ、フィンガーレストなど、
さっきの995と同じパーツが使われてるので、
同時期の製品と思われます。 (-⊡ω⊡)




ピックアップは角形ホールピースのオリジナル



Fenderジャガーの様なダイヤル式ボリューム


トーンは普通のノブ


グッと指を入れ込めるフィンガーレスト


テールピースは安っぽい鉄板曲げタイプ


ヘッドデザインは何かFenderぽい


ロゴは立体感のある樹脂製になってます。


が、ペグに透明アクリルが使われたりしていてデザインGOOD!



0フレット


指板はしっかり黒いですね。 (-⊡ω⊡)


バック







先の995と同じくショートスケールで弾きやすい。
低音は弱いですがホールピースにバチッとあててパーカッシヴに鳴らすと楽しいベースです。

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EKO / 995 バイオリン型ベース

2019年02月10日 17時25分55秒 | BASS Collection
60年代イタリア製、EKOの995というバイオリン型ベースです。
海外サイトの解説を見てるとビートルズの影響でヘフナーのバイオリンベースが人気だった頃、
それより安い価格で似たようなカタチのベースが数多く販売されていたそうで、これもその中のひとつ。
日本で言うと80年代にスタインバーガーの真似っこでヘッドレスベースを各社が出していたようなもんですかね。 (-⊡ω⊡)




でも、単なるコピーモデルではなく随所に個性が見られます。

ピックアップは角型ホールピースの両脇にも細いホールピースの様なものが見えていて、
どんな構造なのか分かりませんが、調べるとどうやらハムバッカーになってるそう。



ピックガードは厚手の透明アクリルの裏側を塗装してもの。
EKOロゴの部分と周りのラインは凹型になっており立体的。
長めのフィンガーレストはホールドしやすいように…なのか指の腹が当たる部分が凹んでます。
ヨーロッパの楽器ってこう言うところに凝ってて好きです。(^^)


コントロールは1ボリューム、1トーン


ピックアップセレクターのデザインも可愛い。 (-⊡ω⊡)

でもこれ…ノブはデザイン的に反対に付けるのが正しい様に思いますが、
位置的に演奏中右手が触れて動かしそう…なので前のオーナーさんが逆に付けた。
と、推察しています。 (-⊡ω⊡)

テールピース、ブリッジ、とても綺麗な状態。


大きめのfホール。クリア塗装に大きめのクラックがいくつか入ってますが、角度によっては見えなくなるのであまり目立ちません。^ ^


指板材は何でしょうか…マーブル模様が割としっかり出ています。


ヘッドのデザインが特に特徴的。四角いツノみたいなのが付いており「E」の装飾文字が… (-⊡ω⊡)


裏にはリボン型のデザインにmade in italyの文字。
「Faust」の文字の意味が分からないのですが、
後からステッカーで貼られた様にも見え(風化して塗装に固着・一体化してる)全オーナーさんが貼ったのかな… (-⊡ω⊡)

それとこのペグ、どっかで見たことあると思ったら
長年愛用しているVOX Apollo IVと同じでした。

だからってわけじゃないでしょうけど音の傾向も似ています。


ボディバックはバーズアイメイプル。



ネックプレートにストラップピン





冒頭にヘフナーの廉価版みたいな風に書きましたが、
実際にはとても丁寧な作りでよく出来ています。
箱鳴りも豊かでファット。なかなかいいベースです。

オリジナル…と思いますがチップボード(薄いボール紙)で出来てるハードケースもどきに入ってました。



機会があれば使ってみようと思います。


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Tonika Bass / 60年代 ロシア製ベース

2018年10月07日 11時29分36秒 | BASS Collection
半年ほど前、ヤフオクで見ていた超珍しいベース。
60年代のロシア製「Tonika Bass」もの凄く興味を惹かれながらも、アウトプットの形状が特殊で日本で使うには改造が必要な状態。どうしようかな…と思ってるうちに終了してました。
が、また再度出現! 同じ個体がアウトプット部分に手を入れられての出品!正直音は期待してなかったのですが、鳴らせないのではお話にならない。この状態なら…と、逝ってみました。 (-⊡ω⊡)

先ずはこの狙ってるのか狙ってないのかよく分からない不思議なぼてデザイン。
バランス悪いな〜と思ってたんですが、
座って持ってみると意外としっくり。
ヘッド落ちの傾向はあるもののそう悪くは無い。




ピックアップを最初見たときTEISCOのメイクイーンなどに載ってるピックアップと同じかと思ったのですが、実物を見てみると少し違う。



元々は専用ケーブルを使う構造でしたが、普通のジャックで繋げられるように改造されており、その際、オリジナルのサーキット「ロータリースイッチと1Vo、1Tone」→「トーンを外して2ヴォリューム」となっています。


ブリッジはプラスティック製、しかも一直線!
正確になピッチは望むべくもない…Σ(-∀-;)


テールピース部分にはカバーが取り付けられており、
弦交換の際にはいちいち外さないといけない仕様。


こう言うカバーって手に当たって痛くない様、丸く作るんだと思うんですが、これはやたらと角張ってますね。(^^::


ヘッドのカタチは割とまとも。0フレット付きです。



特筆すべきはペグのデザイン。
非常に肉厚で重量感のあるデザインで、
最近の軽さを優先するペグとは真逆の構造。


角張った金属の鈍い輝きが萌える。(目ω目)

指板は元々塗装されてなかったのか汚れが目立ちます。
メイプル指板に立てに白い樹脂?がデザインとして入っています。
ミディアムスケールで厚みは有りますが細いネックです。


ネックプレートにはロシア語で何やら書いてますが全く読めません。Σ(-∀-;)
誰か読める人が居たら訳して欲しいっす。



取り外された元の回路も一応あります、



最近EastwoodGuitarsからこのベースのトリビュート版が出ていますが、現物は世界的にレアなのかも。。。
て言うか、Eastwoodのはこの出品者が現物を提供して採寸させて製品化したのでは…?
と思ってます。それ程レア、て言うか他に見た事無いベースです。

音の方は以外に悪くない印象。
少しローが足りない感じはありますが、
小気味よくパシッパシッと鳴る感じ。
ピック弾きに向いてますかね。 (-⊡ω⊡)



最後にここまでの画像をみてもらえば分かるのですが、
全てのネジはマイナスネジ。(目ω目)
今どきあり得ない仕様ですね。。。

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G&L / L-1000 初期型

2018年07月21日 08時58分48秒 | BASS Collection
オープンしたばかりのBarchie'sで見た目はボロボロなのに、弾きやすく素晴らしい音を出していたムーミンヘッドに出会ってから、探しに探してようやく程度の良い個体を入手。
G&Lの超初期モデル、ムーミンヘッドのL-1000になります。
レオフェンダーがプレベ、ジャズベの次、新しいスタンダードをG&Lで模索し想いを込めて制作していた頃…(知らんけど)のベース。
詳しく調べてはいませんがおそらく1980〜82年頃の製造。
ホントは2ピックアップのL-2000を…とも思いつつも、こっちの方が潔く、レア度も高いかな。と思い入手です。



今のL-2000と似てはいますが、
コントロールパネルがフロントに残っていたり、ムーミンヘッドと呼ばれるフェンダーのヘッドを丸くした様な、デザイン洗練されてない感が逆にたまりません。 (-⊡ω⊡)
タバコの焦げ跡が時代を感じさせます。


ペグはシャーラー製

ピックアップはお馴染みオリジナルのハムバッカー


コントロールはボリューム、トレブル、ベースに
シリーズ、タップ、パラレルのミニスイッチ


ブリッジは年代を考えればビックリする程綺麗な状態。


指板の状態も良くしっとりと黒いエボニー。



ボディはマホガニーだった様ですが、サンバースト塗装の下なのでよくわかりません。
でも木目を見る限り単板の様です。 (-⊡ω⊡)



音はファットでブーミーかと言ってうるさく感じない抜け感があり、コントロールパネルで探ってやると意外に多彩な音色を出力可能です。




今のところ出番はなさそうですが、
カントリーやってるRAG ROSEとかで使うとハマりそう。






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Ibanez / AFR A204

2018年07月07日 12時50分12秒 | BASS Collection
どんだけAFR好きやねん!って突っ込まれそうですが、4本目のAFR。
クロラウォルナットをボディ材に用いたA204…と思います。
サマン材と見分け難いのですが杢が出ている事と、目がしっかりと詰まってる様に見えるので、そう判断しました。




このAFRはデジマで入手したんですが、このところの相場の半額以下で出てまして、
マジか!?(・・;)!と、思ってよくよく観察してみると、錆び錆びの弦に埃まみれのボディ、金属パーツもくすみ放題…ジャンク品?
と思ったのですが、パーツは全て揃ってるし音はちゃんと出てる様…
出品してたショップがシンセの専門店だったので、専門外って事で引き取った現状のまま安く出したものと推察し購入してみました。

到着した時の状態はこちら。
専用のハードケースがあるはずなのですが、
本体のみプチプチで包まれてやって来ました。


こんな状態でネックも順反り…(^^;;
音は出てるけど弦高も高く弾き難く弦は完全に死んでるので、良いも悪いも分からない状態。Σ(-∀-;)

で、早速バラしてクリーニングするとともに弦を交換しました。




ボディは全体的に乾拭きしたあと湿らせた布で汚れた指板を丁寧に拭った後、
レモンオイルを軽く塗り込み。
トラスロッドを3/4ほど締め込んでブリッジのコマを調整。
所要時間およそ40分。



なんて事なく良い音で鳴り出しました。(^.^)
コンパクトボディにありがちな鳴りが悪かったりローが足りないなんて事も無く、
とてもナチュラルで使いやすい音。

フロントピックアップ


コントロールはボリュームにバランサー
(ピエゾ内蔵なのでこう見えて2ピックアップです)
スタックノブはHigh/Lowのカットブースト
18Vのアクティブです。


ブリッジはIbanezオリジナルの各弦独立タイプで
E弦はDチューナー付き。


指板はエボニー、D弦は23フレット、G弦は24フレットまであります。


コンパクトで槍の様なヘッド



ボディに掘り込まれたフィンガーレスト


AFRのインレイは本物の貝を使ってるので、
ひとつひとつその煌めきが異なります。

共同開発者スイスのデザイナー、ロルフシュプラー氏のサインも刻み込まれています。

バックは杢がよく出てますね。 (-⊡ω⊡)


バックパネルにある長方形のゴムは蓋になっており、開けるとそこにはピエゾ各弦調整用のトリムが隠れています。


それにしてもやはりAFRは美しい… (-⊡ω⊡)





4弦FLと2ショット

バックをよく見てみるとFLは1ピースボディ、今回のは2ピースになってますね。 (-⊡ω⊡)



そしてウチにあるAFR総出で記念撮影。(^.^)



ウチの家宝です。
大事にします。(^.^)


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Ibanez / 2609B ブラック・イーグル 復刻版

2018年06月23日 13時35分58秒 | BASS Collection
70年代にIbanezの海外輸出モデルとして販売されていたブラック・イーグル。当時の広告ではコモドアーズのロナルド・ラプリードや、ニルヴァーナのクリス・ノヴォセリックがこのベースを使用していたそう。
販売期間が短かったこともあって、日本ではなかなかお目にかかれないベースで、当時のオールドモノがヤフオクで1〜2回出てたのは見た事あるのですが、ジャンク同様でまともな状態のは見たことが無く、まともなブラック・イーグルは手に入らないものと諦めておりましたが、星野楽器が何を思ったのかブラック・イーグル発売40周年を記念し2015年に復刻版を限定発売。誰が買うねん!?と突っ込みを入れつつも僕的には興味津々。東京出張の時に試奏したりしてました。
その時弾いた個体は何てことない普通の新品のジャズベって印象で、まこんなもんか…とスルーしてたのですが、このジャズベをベースとしながらもイーグルを🦅イメージさせる様々デザイン、ボディフォルムやヘッドの隙間、ポジションマーク、ピックガードのデザインなどなど、興味引かれるビザール要素満載だったのでいつかは…と思っていたところ、先日、新品同様の個体が中古で安くなって出たので入手してみました。




あらためてこのベースを見てみると、真っ黒なボディに真っ白なメイプルのネックが映えるモノトーンなのに派手で豪奢な印象のある不思議なデザイン。 (-⊡ω⊡)

ホーン部の鷲爪の様な尖がったデザインも斬新。


フィルムが剥がされていないので、ちょいと曇って見えますが、ピックガードにはまさにブラックイーグル🦅が描かれています。


ピックアップはアルニコ・マグネットを使用したオリジナルのスーパーJピックアップを搭載。
こちらもまだフィルムが残った状態。


コントロールは一般的な2ボリューム、1トーン


ブリッジ


ネックは指板共に真っ白なメイプルで少し太めのU字ネック。
黒いバインディングが70年代って感じですね。 (-⊡ω⊡)


ポジションマークのインレイは全て異なっており、これは70年代に生産していたバンジョーに使われていたインレイにインスパイアされたデザイなのだそう。 (-⊡ω⊡)




ヘッドのこの隙間は機能面では何の役にも立って無いと思いますが、
こういったデザインの自由度が良いですね。(^^)



Ibanezのロゴインレイも今と異なる70年代当時のデザイン


バック



今回あらためて調べてみて以外だったのがボディの材。
真っ黒に塗り潰されてるので分からなかったのですがマホガニー材なのだそう。
ジャズベにはあまり無い仕様?

以前弾いた個体の印象と違ってとても良く鳴っており、スラップは小気味よく、指弾きではファット感もあり、これは結構使えるぞ。 (-⊡ω⊡) と思ってるのですが、せっかくの新品同様の状態なので、このまま10年くらい寝かせるのも面白いかも…ニヤリ_φ(≖ω≖。)♪






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TUNE / TBC-4 Exotic Burl Maple

2018年06月17日 18時56分52秒 | BASS Collection
先日アップしたTBのフレットレスにハマった勢いで、
バールメイプル杢の綺麗なTBCを見つけてしまいました。(^^;;







これもやはりピックアップレイアウトはJJ


コントロールには、Vol、バランサー、2BAND EQ、Notch Filterを搭載。


ブリッジはTUNEオリジナル


ネック、指板はエボニーのはずですが、そんなに黒くないですね。 (-⊡ω⊡)


ヘッドはお馴染み矢尻型、ペグはGOTOHです。


バックはマホガニー



バールメイプルの杢



トップ材がとても綺麗で、
なかなか良いベースだと思います。


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