on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Ibanez / ST924

2007年05月31日 00時08分31秒 | BASS Collection
さてこれは見た目MCシリーズに見えますが実は違います。ST924と言いまして80年製ごく短期間だけ作られたモデルです。のちのRDシリーズのハシリとでも言いましょうか。MCの良いところはそのままにボルトオンネックを採用しコストダウンを狙ったモデルだと思います。ちょっと違うのがフレットが24フレットまでありその分ボディの切れ込みがMCよりも深いのと、ピックアップがカバードになっているところ。コントロール系も変わっていて上からマスターボリューム、6way tone ロータリーSW、ゲイン、ブーストのON/OFF、P.U.切り替えスイッチとなっています。もの凄く重くて安定感はあるもののライブでは辛いかな。音も重量級でブーストをONにした時のパワーにはちょっと慌ててしまうくらいです。電池ボックスのネジが欠品しているくらいで後は非常に綺麗な状態を保っており、半ツヤのクリア塗装も良い状態のままです。これも保存版です。
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Ibanez / MC924?

2007年05月30日 00時06分02秒 | BASS Collection
手放しました~♪
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もう一つMCシリーズと思われるベースです。見た目924の前期型に見えますが本当にそうなのかは不明。まずヘッドにあるはずのIbanezのロゴが無い。後から取った様な形跡もなく綺麗な木目のままになっています。あと塗装された形跡がない。前オーナーが塗装を剥いだのかと思ったのですが、ヘッド裏のシリアルナンバーの打ち込みは綺麗に木地のままで、溝に塗料の後は見られません。(ちなみにシリアルナンバーはA805237)それとサーキットレイアウトが違う。ツマミが一つ少ない事と、PUセレクターがかなりブリッジ寄りにセットされている事。裏面を見てもらえば分かりますが電池ボックスがセパレートになっていないのと、回路を収めるザクリそのものが小さめに作られており金属製の裏蓋の形状も違います。ボディシェイプも微妙に違う。IbanezのMCシリーズである事は間違いないと思うのですが、試作品か何かでしょうか?謎だらけの1本です。私好みの音がしそうで弾いてみたいのですが、残念な事にネックの逆反りが激しく捻れも起こしてしまっているので、素人作業では手に負えそうもありません。背面の画像を見てもらえば分かると思いますが、正面から撮影したにもかかわらずヘッドの角度が明らかにおかしい。。。。そのうちプロのリペアマンに見てもらい直る物なら直して使いたいと思っています。
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Ibanez / MC2940 fretless bass

2007年05月29日 00時08分19秒 | BASS Collection
僕がはじめて手にしたMCがこのベースです。15年程前梅田のナカイ楽器で中古をみつけ3万くらいだったと思います。弾けもしないのにフレットレスが欲しくて購入しました。940に比べ一回り小さなボディでヘッドもコンパクトになっています。フレッテッドモデルのMC2924は様々なプロが愛用していて、レベッカの高橋敦之氏、ARBやCOMPLEXサポートの浅田孟氏などが使用していたと記憶しています。ライン無しの小さなポジションマークだけの指板なので初めはかなり苦労しましたが、フレットレス特有のプゥワァ~ンという音色に病付きになり、へたくそなりにミックカーンや渡辺等のフレーズをコピーしていました。'87年製です。
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Ibanez / MC800 NT

2007年05月28日 00時01分49秒 | BASS Collection
長年謎のままだったこのMCベース。

くりす様のコメントによりMC800と確認出来ましたので追記します。
こちらの海外サイトにアップされている80年代のカタログで確認出来ます。
http://www.ibanez.co.jp/anniversary/expansion.php?cat_id=42&now=5
最初期のMCベースだったんですね!こりゃ大事にしなきゃ!
いやぁ~やっと分かりました。スッキリ!
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その形状、スルーネック構造からしてMCシリーズに違いないと思うのですが、これは1ピックアップの1ボリューム、1トーンのパッシブ仕様。どう調べてみても資料が無く品番は不明。シリアルナンバーから'79年製と思われますがMCシリーズ発売がその頃なのでもしかしたらプロトタイプなのかも知れません。924のパッシブ仕様が824なので、コレはさしずめ814?といったところでしょうか情報持ってる方がいらっしゃいましたらご一報ください。940に比べやや軽めなのでトップの材はアッシュでしょうか。結構使い込まれていてクリアのハゲが目立ちますがブンブンとプレベっぽい音でなかなか潔いベースです。
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Ibanez / MC9240 Limited Edition

2007年05月27日 00時14分41秒 | BASS Collection
さて。次のMCですが、コレはちょっと珍しい前期型924のLimited Edition 9240 '80年製です。通常の924は先の940と見た目同じフレットが有るか無いかの違いですが、コレはスルーネックの作りからして違います。裏面を見てもらえば分かりますが通常5ピースなのが9ピース細いラインの重なりが美しい。ボディの材も5ピースの重ねになっており、おそらく本数限定のハンドメイドでしょう。木工技術の高さが目てとれます。他に1、2弦のみ指板が24フレットまで延びていたりポジションマークが楕円だったり「Limited Edition」のインレイが入っていたり、ナットが牛骨とブラスの二重構造になっていたりと同じモデルながらかなり違った仕様になっています。先の940と比べてみて欲しいのですがフロントピックアップの位置は指板を延ばした事もあってかかなりリア寄りになっています。トップ材がちょっと分からないのですがよく見るマホガニーとは違い明るいブラウンの材でとても綺麗な仕上がりです。音は924特有のクセのある中低域は弱めでややドンシャリ気味の印象です。940と一緒に鍵猫のライブでも一度使いました。コレももう一生もの。保存版ですね。
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Ibanez / MC940 前期型 fretless bass

2007年05月26日 15時57分33秒 | BASS Collection
ここからイバニーズのベースを紹介して行こうと思います。古くはスティング、日本だと渡辺等や早川岳晴などのベーシストが愛用するMCシリーズです。MC924の型番が一番有名かと思いますが、これは80年製のフレットレス仕様MC940になります。まさにスティングが愛用していたモデルですね。スルーネックに3Band EQ 付きアプティブ回路、指板はエボニーです。少し重めですがとても安定した良い音がします。以前同じ80年製造の940をもう1本持っていたのですが、フロントピックアップの位置が微妙に違い少しリアよりに付いていました。そっちの方が状態は綺麗だったのですが、何故か音が軽めで気に入らず売ってしまいました。この時期のイバニーズの製品は結構ばらつきがあったようです。バックのサインは高松でベースクリニックがあった際にもらった鳴瀬喜博氏のもの。後で知ったのですがこの頃鳴瀬氏はイバニーズのエンドゥースをしていたそうです。かなりくたびれてきていますが、コレは一生手放す気はありませんね。良いベースです。
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Warwick / NM-Bass #12415 EMG

2007年05月24日 00時13分35秒 | BASS Collection
サムベースやストリーマーシリーズの大ヒットで今では超有名なドイツのベースメーカーWarwickが最初に世に出したモデル。ノビーメイデルモデルと言うらしい。誰かのシグネイチャーなのかも知れないが詳しくは不明。ご覧の様なスタインバーガーの様なコンパクトボディでありながら、ペグをボディエンドに配置するというB.C.Richを思い起こさせるレイアウト。このためそのまま床置きするとチューニングが狂ってしまうため専用スタンドに差して置くようになっている。木材を使ったスルーネック構造で材は贅沢にもハカランダを使っています。ピックアップはEMGのPJタイプ(アレンビック仕様もあったそうです)にシャーラー製ブリッジ。音は非常に安定したEMGらしいズシンと重めの音。Warwickは他にストリーマーステージ2を持っていた事もあったのですが、何と言うか今風の無駄に派手な音が嫌で直ぐ手放してしまいました。コレはもの珍しさで買ってみたのですが、意外と良い音なので持っています。背面ボディのネック寄りのところに金属プレートがあります。ここにストラップの為のボディ延長ステーが取り付けられるのだそうですがこの個体は残念ながら欠品していました。DIYで簡単に作れそうなのでそのうち作ろうと思っていますが、誰か持っている人がいたら型を取らせてください。
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KAWAI / F-2B

2007年05月23日 00時06分16秒 | BASS Collection
たぶん80年頃のベース。スルーネックにアクティブ仕様だるまの様なフォルムといかにもアレンビックを意識したベースです。昔楽器屋に並んでた頃から気になっていたベースで、当時は高くて買えなかったのですが最近程度の良いこの個体を見つけ購入。実際に手にして感じた事は非常にバランスの良いベースだと言う事。派手さは無いけどとても腰のある無駄なクセが無い素直な音がします。18V仕様のプリアンプをいじればあれこれサウンドバリエーションは広がるのでしょうが、全てセンターでまったく問題無し。そのまま使える感じです。二つのミニスイッチがどんな役割の物なのかちょっと分かりませんが、キャビティの中もキチンとノイズ対策されていて丁寧な作り。ストラップで下げてみても意外とヘッド落ちは少なく軽く感じるボディで取り回し楽に感じます。トップはおそらくマホガニーと思われますが、フレイムメイプルやゼブラウッドを使った仕様もあるようです。
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安藤裕子 Live

2007年05月20日 20時41分44秒 | LIVEレポ
昨日、大阪までライブを見に行ってきました。今度は安藤裕子です。このブログの趣旨と関係無いライブの様に思うでしょうか。バックメンバーが結構凄いです。沼澤尚、沖山優司、新居昭乃...後は良く知らない。ライブ自体は正直言ってちょっと....な感じでした。が、沼澤さんと沖山さんのリズムセクションは最高で、ボーカル見ないでずっとドラムとベースを見ていました。
前回のライブでは矢部浩志(カーネーション)とTOKIEのリズム隊だったらしく、そっちも見てみたかった。。。
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??? vintage? effector / V Sock Chorus

2007年05月15日 23時41分09秒 | Effector Collection
ちょっと変わり者を紹介します。V Shockというブランドのコーラス。見た目からしてBOSSのパクリっぽいルックスで、今回裏蓋を開けて基盤も確認してみましたが、何処の国のどういったブランドなのか全く不明です。出力が2系統ありこういった場合ステレオ出力なのが普通ですが、トグルスイッチによりDIRECT音とEFFECT音をD→アウトプットB、E→アウトプットA、D+E→アウトプットA、D-E→アウトプットBとすることが出来るようになっています。D-Eって言うのがどういう事なのか分かりませんが、出音はD+Eと変わった様には思えずいわゆるコーラスサウンドです。効きはかなりエグ目で調整によって軽く掛ける事もできますが、エフェクト音のみを出力する事が出来るE→アウトプットAでDEPTHを最大にするとダブリング効果は無くなりピッチシフターの様な音程が上下するウニョウニョ音を出す事が出来ます。コレはコレで面白い使い方が出来そうでいつか使ってやろうと思っていますが、今のところ出番は無い。このブランドについて何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご一報ください。
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土岐麻子

2007年05月13日 00時28分31秒 | その他
先日久しぶりにプロのLiveを見てきました。土岐麻子さんて女性JAZZヴォーカリスト。確か親父さんがSAXプレイヤーの土岐英史氏だったと思う。ギターと二人だけの小さな編成で、間近で生歌を聴く事ができてなかなか良かったです(ギターのプレイにはやや疑問を感じましたが....)。昨年なにげに手にしたカバーアルバムが異様に良くて、勢い全アルバム買って聴きました。アースのSeptemberや、スウィングアウトシスターズのBreak Outなんか最高。センスよすぎです。カバーやるならしっかり自分の物にしてからやって欲しい....最近安易なカバー曲が多くて腹立たしい限りですが、コレはいい!是非聴いてみてください。お勧めです。僕は演奏する時はどう弾いてもロックになってしまうのですが、普段聴く音楽はゆったり落ち着ける女性ボーカル物を聴く事が多いです。いま車でヘビーローテなのはこの土岐麻子さんにAnn Sally、UA×菊池成行、Paris Match、安藤裕子、Port of Notes等々...自分がやってる音楽と真逆ですね。。。 こんな大人の落ち着いた音楽もやりたいとは思いつつ、やっぱりFAZZを踏んでしまう。。。性ですな。。。
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BACCHUS / TWENTY-FOUR5/2006LTD

2007年05月11日 00時27分35秒 | BASS Collection
ちょっとマニアックすぎる機材ばっかり紹介してきたので、ここらでメジャーなのをひとつ。バッカスのTWENTY-FOURシリーズの2006年リミテッド。30本制作されたうち4弦が20本だそうですから、この世に10本しか存在しない5弦のうちの1本と言う事になります。これは昔っから綺麗なフレイムメイプルいわゆる虎目のベースが欲しかったのですが、たいてい良い杢目のものはすごい高値だったり、目がつまりすぎてて固い音しか出ないぞ。。。(実際損な事はないのですが)とか脅された事があってなかなか手を出せずにいました。そこへ昨年登場したのがこのベース。ベースマガジンの紹介記事を見て一目惚れ。バッカスは以前より良いベースを作るメーカーと聞いていましたし、製品の安定度も良いとの事なので、しばらく迷いましたがヤフオクで新古品状態で出たところをゲットしました。手元に来てその作りの良さに感動です。薄めの塗装は木目の凹凸が指で触れて分かる程で、木製のピックアップカバーまでもしっかり虎目でもうほとんど僕の理想そのものでした。3バンドEQの効きもいい。しばらくは1弦の鳴りだけが悪く???状態でしたが2から3日弾いてると鳴り出しました。何だったんだろう?
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Headway Riverhead/Phantom:Unicorn:steinberger type

2007年05月09日 22時24分30秒 | BASS Collection
リバーヘッドブランド最後の紹介です。3タイプ。左からRPB-1000ファントムベース、RUB-1100ユニコーンベース、品番不明のスタインバーガータイプの3本。少しずつ形は違いますがそのヘッドレス形状から明らかに80年代に大ブレイクしたスタインバーガーベースに影響を受けて作られたベースだと思います。ファントムから詳しく説明するとハンバッカーPU1ヶながら取り付け位置が絶妙なのか、中音域に独特なピークをもっており、例えるならレッチリ/フリーのモデュラスの様な音(ちょっと言い過ぎですが)がします。2段スタックの4バンドイコライザーも装備し大胆なスタイリングながら使える1本です。ユニコーンはスタインバーガーのXPシリーズに似たフォルムながら座って弾く時の事を考慮したからなのか小さな張り出しがあり、この事から当時はイカベースと呼ばれていたらしいです。この当時には珍しいSHレイアウトのピックアップ。音はファントムに似た感じで2ピックアップだからかもう少し深みのある音がします。他にSSレイアウトの物もあったようです。最後にスタインバーガータイプ。この角形形状のベース当時は様々なメーカーがコピーし楽器屋に溢れ返っていました。今でもホーナーが出していますがもう定番のフォルムなのでしょうね。画像には写っていませんが本家にもあったブーメラン型のストラップアダプタも付いています。音は....正直イマイチです。
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Headway Riverhead / jupiter bass HEAD

2007年05月08日 23時30分15秒 | BASS Collection
問い合わせがあったので先のジュピターベースのヘッド部分画像をアップします。こんな構造になっています。結構手間掛かってると思いませんか。
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Headway Riverhead / jupiter bass ×3

2007年05月06日 21時33分53秒 | BASS Collection
リバーヘッドのジュピターベースと言います。正確な品番は分かりませんが”RJB”から始まる”RJB-0000”といった品番だったと思います。真ん中の黒いベースを20年程前最初に手に入れたのですが、スペクターが高くて変えなかった頃、先に紹介したスペクターコピーを手に入れる前にそれっぽかったの中古で購入。ヘッド形状がが最大の特徴で高音側2つのペグがクラシックギターの様に90°の角度を持って取り付けられています。これは単に奇をてらった訳ではなくチューニングする際に実に回しやすく構造的によく考えられた物になっています。K&Mと記されたセミハンバッカー×2のピックアップから出るサウンドは、少々こもりがちですがあらがじめコンプレッションされたような独特の音で、ツボを押さえた抜けてくる音をしています。右の白はかなり黄ばんでしまっていますがパールホワイトで最近オークションで入手した同型モデル。左のガンメタリックはおそらく上位機種だと思いますが、黒と白がフラットトップなのに対しこれは丸みを帯びたラウンドトップ。PJ構成のピックアップ(同じくK&Mと記されています)はアクティブ仕様で右の2台に比べてアクティブらしいパキパキした音を出します。ブリッジにはBADASSが奢られています。3本とも全てボルトオンネック。先のスペクターモデルと同じくこれらも日本の隠れた名器達だと思います。誰か詳しい事をご存知の方がいらっしゃればご一報ください。
コメント (12)
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