GospelはFUNKだ!#4(#292)

2007年12月23日 | Gospel
Soul-Jam~吉田英樹、R&B歌唱法について語る


『GospelはFUNKだ』をテーマに書こうと思ったきっかけになったアーティストが、今回取り上げている『Joe Pace』である。別にFUNKを感じるGospelのアーティストはJoeだけではないし、基本的に黒人教会で歌われるGospelはFUNKである、と言うのが私の持論である。

Joe Paceのサウンドは非常にとっつき易い、特にGospel初心者にはお奨めである。70's Soul的にメロディーがハッキリしてる上にFUNK色が強いところは正直私好みである。Kirk FranklinもFUNKをやっているが、彼の場合Hip-Hop色がかなり強いが、その点Joe PaceにはHip-Hopっぽさは皆無である。

さて今回はJoe Paceの作品からこのアルバムを紹介しよう。

2001年の作品、

『Joe Pace Presents Let There Be Praise』
Joe Pace Presents: Let There Be PraiseAmazonで詳しく見る by G-Tools

GospelのアルバムはLIVE作品が圧倒的に多い。この作品もほとんどLIVEまたはLIVE仕立てである。

M-1の『Call To Worship』はJoe Paceのプリーチングで、そのままアップテンポでかっちょいいM-2の『Let Everything That Hath Breath』になだれ込む。超スリリングな展開である。Ato No RecordsのChoirである『DOTS』は、Joe Paceのナンバーを多数やっているがこの曲もやっていた。
M-3アルバムタイトル曲である『Let There Be Praise』はJazz-FusionっぽいFUNKナンバー。元々Jazz-Fusion(と言うかJazzが元々)がGospelに影響されていたところ、最近では逆影響があるようだ。

M-4の『O Clap Your Hands』はLatin(カリプソ?メレンゲ?)っぽいビートでポップな曲である、楽しいね!

M-5の『I Worship You Medley』はFusion系のsaxプレイヤー、Kirk Whalumがフューチャーされている。彼の名義でGospelアルバムが制作されている。非常に信仰が深いのであろう。イントロのフレーズがEW&Fの『Can't Hide Love』を思わせる。

おおっと、真面目に書くとすべての曲を紹介してしまう。ここからはFUNK色が濃い曲のみに限定して紹介しよう。

M-7は以前紹介したThe Staple Singersのヒットナンバー『I'll Take You There』のリフを引用したと思われる『I Will Bless The Lord At All Times』。そっくりであるが原曲より展開があり、よりポップになっている。

M-11はParliamentの『Flash Light』からBassラインを頂いた『This Is The Day』である。これを聞いてFUNKを感じない人はいないはずだ。まぢでかっちょいいのである。

次回もJoe Paceの作品を紹介するね、乞うご期待!




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4 Comments

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hideさん (hidekichi)
2007-12-25 13:46:19
正直GOSPELは深すぎてよくわからないけど、知っているかっちょいい物はどんどん紹介していこうと思います。

お?1月に来る?楽しみにしてます。

いつもコメントありがとう!
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kazさん (hidekichi)
2007-12-25 13:45:25
Joe Paceはまぢでいいよね!
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Unknown (hide)
2007-12-23 11:38:23
GOSPELってまったくわかってないです。
じゃ、CDこぴーして~&教えてください!

来年は1月あたりかな、、行くので
今度は飲みながらご教授を!
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Unknown (kaz)
2007-12-23 10:18:02
Joe Paceはカッコイイですね~♪
This is GOSPELって感じがまたよいですね(^^)

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