久々の下北沢【Flash Disc Ranch】訪問だったが、これは私だけでは無いとは思うが、昔から特に欲しいものがあってレコード屋に行くわけではなく、新しい発見を求めていく場合がほとんどだった。昔々はバイトの空き時間によく行ったものだが...
さて今回の発見は黒人Jazz Violinist【Michael White】のアルバム『X Factor』、このプレイヤーの名前は知っていたが、このアルバムがGeorge Dukeプロデュースだったことは初めて知ったのである。
そう言えば元Maze Featuring Frankie BeverlyのDrummerも同名であったな。MichaelもWhiteも非常に多い名前、さしずめ鈴木一郎みたいなもんだろう(笑)。
このアルバム、前回取り上げた【Raul De Souza/Don't Ask My Neibours】やGeorgeの【Don't Let Go】と同時期の作品。Raulも1曲だけ参加している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/0c/5532631ae0f0a22ae2259bfead7b824a.jpg)
Michael White - X Factor
ほとんどの曲でコーラス的ではあるもののVocalが入っており、ご丁寧にクレジットと共に歌詞まで記載されている。
Georgeのプロデュースなので、当然彼のバンドのメンバーが中心に参加しているが、GuitarはCharles"Icarus"Johnsonではなく、Michael Sembelloが弾いている曲が多い。正直Ndugu(Drums)とByron Miller(Bass)が参加しているだけでGeorgeっぽいGrooveを感じさせるのであるから、彼らの存在がいかに大きいかがわかる。
アルバムの1曲目がyoutubeにあったので聴いてみて下さい。もしGeorge Dukeの声が入っていたらまるでGeorge Dukeサウンドそのもの(笑)!
Michael White - You Are My Heartbeat
ちょっと面白いのが、GeorgeがFrank Zappaのバンドで弾いてたことは有名だが、ZappのHornsであるBruce Fowler(Trombone)とWalt Fowler(Trunpet)が参加していること。さらに大物FluteプレイヤーHubert Lawsが数曲に参加している。
Georgeは今回もやはり変名【Dawilli Gonga】としてレコーディングに参加している。
これらのメンバーで製作されていて内容が悪いわけはないが、FUNK系、Pop-Fusion的には高クオリティーな内容であるが、Michael Whiteの個性が生かされているかと言えば甚だ疑問だ。まあどちらにしろGeorgeがらみじゃなかったら絶対買わなかったけど(笑)。彼の他の作品も聴いたことが無かったのでyoutubeで探してみた。
どうやらJohn Coltraneとも造詣が深かったようだ。Alice Coltraneのアルバムにも参加し、自己の1stアルバムでは次のような曲をやっていた。
Michael White - John Coltrane Was Here
3rdアルバムではAfro - Latin色が強いサウンドに
Michael White - The Land of Spirit and Light ( Pt. 1 , 2 & 3 )
うむむ、これらを聴いてしまうと時代的な背景もあるが、Georgeとの製作はミスマッチだった?なんて思ってしまう。
George Dukeはこの'78年あたりからプロデューサーとしてもかなりの作品を手掛けていたが、大ヒット作や名作と呼ばれる作品もあるが、このような作品もあったのだなあ、と再認識。
次回はRaul De Souzaの前のアルバムに行ってみるぞ~。
さて今回の発見は黒人Jazz Violinist【Michael White】のアルバム『X Factor』、このプレイヤーの名前は知っていたが、このアルバムがGeorge Dukeプロデュースだったことは初めて知ったのである。
そう言えば元Maze Featuring Frankie BeverlyのDrummerも同名であったな。MichaelもWhiteも非常に多い名前、さしずめ鈴木一郎みたいなもんだろう(笑)。
このアルバム、前回取り上げた【Raul De Souza/Don't Ask My Neibours】やGeorgeの【Don't Let Go】と同時期の作品。Raulも1曲だけ参加している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/0c/5532631ae0f0a22ae2259bfead7b824a.jpg)
Michael White - X Factor
ほとんどの曲でコーラス的ではあるもののVocalが入っており、ご丁寧にクレジットと共に歌詞まで記載されている。
Georgeのプロデュースなので、当然彼のバンドのメンバーが中心に参加しているが、GuitarはCharles"Icarus"Johnsonではなく、Michael Sembelloが弾いている曲が多い。正直Ndugu(Drums)とByron Miller(Bass)が参加しているだけでGeorgeっぽいGrooveを感じさせるのであるから、彼らの存在がいかに大きいかがわかる。
アルバムの1曲目がyoutubeにあったので聴いてみて下さい。もしGeorge Dukeの声が入っていたらまるでGeorge Dukeサウンドそのもの(笑)!
Michael White - You Are My Heartbeat
ちょっと面白いのが、GeorgeがFrank Zappaのバンドで弾いてたことは有名だが、ZappのHornsであるBruce Fowler(Trombone)とWalt Fowler(Trunpet)が参加していること。さらに大物FluteプレイヤーHubert Lawsが数曲に参加している。
Georgeは今回もやはり変名【Dawilli Gonga】としてレコーディングに参加している。
これらのメンバーで製作されていて内容が悪いわけはないが、FUNK系、Pop-Fusion的には高クオリティーな内容であるが、Michael Whiteの個性が生かされているかと言えば甚だ疑問だ。まあどちらにしろGeorgeがらみじゃなかったら絶対買わなかったけど(笑)。彼の他の作品も聴いたことが無かったのでyoutubeで探してみた。
どうやらJohn Coltraneとも造詣が深かったようだ。Alice Coltraneのアルバムにも参加し、自己の1stアルバムでは次のような曲をやっていた。
Michael White - John Coltrane Was Here
3rdアルバムではAfro - Latin色が強いサウンドに
Michael White - The Land of Spirit and Light ( Pt. 1 , 2 & 3 )
うむむ、これらを聴いてしまうと時代的な背景もあるが、Georgeとの製作はミスマッチだった?なんて思ってしまう。
George Dukeはこの'78年あたりからプロデューサーとしてもかなりの作品を手掛けていたが、大ヒット作や名作と呼ばれる作品もあるが、このような作品もあったのだなあ、と再認識。
次回はRaul De Souzaの前のアルバムに行ってみるぞ~。