美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

日乘 ジャンヌ・ダルクの日 地久節

2007年03月06日 | 風流

 

平成19年3月6日(火)啓蟄

 

  今日は戦前(昭和期)の地久節だった日。地久節とは皇后陛下の誕生日のこと。天皇陛下の誕生日を天長節というのに対して用いられた言葉である。もちろん,昭和天皇の后だった,良子妃の誕生日である。追号は香淳皇后。

 

   又今日は,ジャンヌ・ダルクの日となっている。
 1429年(我国は足利時代・琉球・沖縄に統一王国ができたころ),イギリスとの百年戦争で苦戦していた仏皇太子シャルル7世のもとに,神の啓示を受けたというジャンヌ・ダルクが現れた日ということだ。

 彼女の出現で戦況は一転し仏の勝利に貢献した。しかし翌年イギリス軍に捕えられ,宗教裁判にかけられて「異端者」(魔女ではない:英国では魔女扱いだが)として火あぶりにされた,このあたりは有名な話か。

 子供の頃からジャンヌに対して「本当に普通の農夫の娘なのか!?」という疑問があった。この辺は現在でも明らかではないらしい。私は貴種流離を考えていたわけである。

  さて,啓蟄の今日は寒いとの予報だったが,関東平野部ではさほどもなかった。日本海側では前日との気温差が15度だったとか。

  プリムラがひっそりと咲きました。多分かなり前の卒業式に使ったものを地植えしたのだろうと思われる。そういえばマーガレットらしき葉も花壇には出ていた。

 下は満開になった西洋実桜(いわゆるサクランボ)。実のなるのも今年は早いだろうな。

 そういえば東京で桜が本当に一輪咲いたというニュースが流れた。木々も早い春に出を急いでいるようだ。

 


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