美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

初秋賦2 飛蝗

2008年09月05日 | 風流

  秋の虫、といえばコオロギやバッタが思い浮かぶだろう。紅紫蘇に(たぶん)つがいのバッタ(オンブバッタ)を見つけた。

  色のコントラストがいいかもと。

  季語ではその羽音などから「はたはた」「きちきち」「ばたばた」ともいいます。

  

     はたはたや足音遠く影長く   奏城

 

 


夏の代表・蝉はさびしげに鳴く

季節の境目に蝉と飛蝗は共存している。