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よくある質問:授乳中でもOKな風邪薬ありますか?

2017年11月13日 | 健康の話

妊娠中やおっぱいに影響のない風邪薬ありますか?そんなご相談を日常的によくお聞きします。

わざわざお医者様に行くのも面倒だし、それに待ち時間に赤ちゃんが泣いたりオムツのことを考えると、できるだけおうちで治したいですよね。

 

 

<妊婦さんが飲んでOKな風邪薬とは?>

化学物質を含まない漢方生薬で、エフェドリンを含まないものが良いでしょう。具体的に言うと…

★エフェドリンを含む漢方の風邪薬

✕ 葛根湯(かっこんとう)

✕ 麻黄湯(まおうとう)

✕ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)

✕ 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

 
意外ですね?葛根湯はエフェドリンの元になる「麻黄(マオウ)」を含むのでNGなのです。
 

 

★エフェドリンを含まない安全な風邪薬

<ノドの痛み・熱のカゼ>

◯ 天津感冒片(てんしんかんぼうへん)

◯ 銀翹散(ぎんぎょうさん)

 

 

<寒気のカゼ・咳の風邪>

◯ 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

◯ 香蘇散(こうそさん)

 

 

<オナカのカゼ>

◯ 藿香正気散(かっこうしょうきさん)

 

 

こんな感じですね。

実際は現在のかぜの症状の進み具合と、患者さんの体質が考慮に加わるのでこの処方のままではない事がありますが参考にしてみてくださいね!

 

 

 

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