毎日を大切にくらすと未来がかわる!ハヤシ薬局&林鍼灸院

漢方薬と自然療法・鍼灸治療院の中の人のブログ/山形県米沢市駅前3-5-10/ご相談の予約は0238-23-1331まで

【子宝】精子は3日に1回は出しておく…は本当か?

2021年05月21日 | 健康の話
こんにちは!ハヤシ薬局の林宗太郎です。

不妊の原因に関わらず女性の「卵ちゃん」・男性の「精子ちゃん」を新鮮に保っておくことはとても重要な事です。
特に男性の「精子」は常に新しいものに作り変えることが可能なので、3日に1回は射精して精嚢の中にある古くなった精子を入れ替えると良いですよ!とされています。(5日間以上の禁欲は意味がないとの研究報告があります)



【漢方的視点】
精子染色体異常の事をメインに考えれば、「どんどん出して」新しいものに生まれ変わらせるという考え方で正解なのですが、漢方医学的には射精が過ぎると「腎精不足(じんせいぶそく)」という生命力の低下を招くと考えます。
漢方用語で『房事過多(ぼうじかた)』とも言われます。



腎精が減ってしまうと起こるかもしれない症状
①プレパパさんが老化してしまう?
→腎精は持って生まれた生命の根源物質です。射精が頻回すぎると腎精の補給が間に合わず枯渇してしまうので、白髪が増える・毛髪が抜ける・筋骨が弱くなる・活力が減るなど老化が早く進んでしまい実年齢よりも老ける可能性があります。

②精子の「元気」が低下する??
→運動率が鈍くなったり・受精後に卵子を分割させる&成長させる能力が下がってしまうかも?

③お子さんの第二次性徴がゆっくりになる???
→パパママの腎精はお子さんに受け継がれます。腎精は第二次性徴スタートさせる物質「天癸(てんき)」を作り出すために使われますが、パパの腎精が不足している状態だと、それだけ「天癸の充填が完了する」のが遅くなり、お子さんの卵子や精子を作り出すタイミングが遅くなるかもしれません。

このような事が起きないように、漢方医学的では精子を頻回に出すことは「節制すべき」とされてきていたのです😅 


★頻回射精で精子ケアするなら…!
とはいえ古くなった精子の染色体異常は気になります。そこで頻回射精で失った腎精は漢方薬で補充する方法をおすすめします。浪費してしまった腎精を増やすには動物生薬がとても良い効果を発揮しますよ。

【腎精を増やす生薬】
・鹿茸(ろくじょう)
 幼い鹿のやわらか~い角。これから伸びる生命力に満ちています
 ポカポカしたあたたかな生命エネルギーを補給します。

・亀甲膠(きっこうきょう) 
・鼈甲膠(べっこうきょう)
 カメさんスッポンさんの内側の甲羅。無から新しい物を生み出すための材料  
 と力を補給します。「しっとりした力」を蓄えます。

・大海馬(だいかいば)
・鹿腎(ろくじん)
 元気よく反り返る力、やる気&精力&持続力を補給します。

★代表的漢方薬

参馬補腎丸
¥12,100(税込)


鹿茸大補湯
¥20,900(税込)


亀鹿仙
¥18,900(税込)

これらの漢方を毎日使って腎精補給をしておけば、3日に1回の射精を繰り返しても大丈夫! 染色体異常のリスクを減らすためのチャレンジに大変お役に立ちます。


【お医者さんで処方可能な漢方薬】
病院で出るツムラにある漢方薬もご紹介します。手軽な反面、すべて植物性生薬で作られていますので効果が出るまですこし時間が必要です。まず半年しっかり続けて服用しましょう!

・八味地黄丸(はちみじおうがん)
 体温低めのタイプの方

・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
 足腰が弱めの方

・六味丸(ろくみがん)
 血圧高め・体温高めの方

・炙甘草湯(しゃかんぞうとう)
 息切れや肺が弱いタイプの方



皆様のお役に立てる漢方・自然療法をお伝えします。
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