ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

知的障がい児 R君の指導計画~発表会までの計画

2018-01-31 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

先日のレッスンの時、
「僕は発表会は出ません。」と泣き出してしまったルイ君(4年生)の事が心配だったので、
昨日のお昼頃、お母様に電話をしました。

「先日のレッスンの時、ルイ君が泣き出してしまったので、心配しています。
その後、どんな具合でしょうか。」

「いえいえ、何か行事がある度に、必ず泣くので大丈夫です。
ルイの場合、泣くと云う行為は、1つの過程なのです。」

「まあ、そうなのですね。
発表会が心の負担になって、今まで大好きだったピアノが嫌いになったら可哀想だな~
と思ったのですが。」

「そんなことで、ピアノが嫌いにはならないと思うので大丈夫です。」

「そうですか。 ありがとうございます。
それではこうしましょう。
発表会にかかわらず、先日私が弾いた曲を、これから普通に練習していきましょう。
時間をかけて練習すれば、ルイ君は、きっと上手に弾けると思います。
そして、完璧に弾けるようになってから、改めて発表会のことを勧めてみることにしますね。」

「私も、さりげなく、発表会の楽しさを話して聞かせます。」

「いえ、発表会のことは、一切言わないでください。
時期を見てから言った方が良いと思うし、
言わないことによって、逆にルイ君の方から打診されるかもしれませんので。
そこが狙いです(笑)」

「ああ、そうですね。その方が良いですね。」

「賛成してくださって、ありがとうございます。 一緒に、うまく誘導しましょうね。」

「はい、分かりました

 

こんな感じで、お母様と一緒に、計画を練りました。
きっと、うまくいくんじゃないかな?  なんだか楽しみです

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