ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

中学1年生は、思った以上に大人です

2023-07-13 | ピアノ教室

タカシ君(中1)は、非常に真面目な男の子です。

真面目に練習もして来るし、
受け答えも礼儀正しく、既に青年の雰囲気を纏っています。

 

そんなタカシ君ですが、先月のレッスン中に、

「僕、wowakaさんの曲が大好きなんです。」と言いました。

「wowakaさん?  ごめんね、知らないの。」

「ボカロ曲の作曲家で、良い曲を沢山作っているんです。」

「そうなのね。」

 

レッスン中に、そんな会話をした夜、
タカシ君からLINEが来て、

wowakaさんの曲が3曲程添付してありました。

「聴いてみてください。」

 

 

はい、聴きましたよ。

1回聴いただけでは、ちゃんと理解出来ないと思ったので、
それぞれ5回以上は聴いたと思います。

どの曲もボカロらしくテンポが速く、
その上、歌詞も、オバサンの私には理解が難しい部分も有り。。。

それでも何回も聴くうちに、なんとなく分かってきました。

 

そして先々週のレッスンの時。。。

お迎えに来られたお母様から

「最近タカシが、宿題の曲はあまり弾かず、
知らない曲を一生懸命弾いているのです。」

と伺いました。

 

なので、先日のレッスンの時、

「タカシ君、最近お家でどんな曲を弾いているの?
ちょっと弾いてみて。」
と言ってみました。

すると、タカシ君はおもむろにピアノを弾き始めました。

凄くテンポの速い曲でした。

 

「あっ、それはもしかして。。。」

「そうです。wowakaの ワールズエンドダンスホールです。」

「随分難しい曲なのに、よく弾けましたね。」

そう、その曲は、
タカシ君がレッスンで練習している曲よりもずっと難しいのです。

 

「どうやって練習したの?楽譜は?」

「はい、YouTubeを見ながら練習しました。」

「そうなの   それは凄いね。」

「はい。」

タカシ君は凄く嬉しそうです。

 

wowakaさんの曲は少し難解で、
独特の世界観があります。

希死念慮とも取れるような歌詞もあり、
大人の私から見ると少々心配な部分もあるのですが。

12歳のタカシ君には、どのように映っているのでしょう。。。

歌詞を理解して、その心情に共感しているのでしょうか?

それとも、音の響きやリズムに心地よさを感じているだけなのでしょうか?

 

それにしても、YouTubeを見ながら音を探し、
今の実力以上の曲を、自分で練習しているタカシ君は凄いです。

中学1年生。。。

思った以上に大人なんだなぁ、と改めて思いました。

 

そう言えば。。。

「エリーゼのためには弾きたくありません。
なんか、嫉妬深さが表現されているような曲で、無理なんです。」

と言ったMちゃんも、中学1年生でした。

https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20170905

 

12~13歳は、微妙なお年頃。

しかし、決して子ども扱いしてはいけないなぁ、と改めて思いました。

そして、自分自身の子育てを反省したのでした。

 

 

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