ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

大学入試~2人共 合格しました!

2023-12-31 | ピアノ教室

お久しぶりです。

先日まで帰省していましたので、ブログも更新出来ず、
あっという間に大晦日です

 

今年は首の不調に悩まされる1年になりましたが、
とても嬉しい事もありました。

2人の生徒さんが大学に合格したことです

 

1人は、音楽大学を受験したトモアキ君。

【音大受験!】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20221125

【入試の朝に。。。】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20230821

 

この秋、推薦入試で、希望の音楽大学に合格しました

御両親や、声楽の先生に猛反対されたり等、
様々な困難はありましたが、

本人の強い意志で全てを乗り切り、
無事に願いを叶える事が出来ました。

(彼が専攻する)専門の先生と共に計画を立て、
伴走出来たことは、本当に嬉しい事でした。

来年の春に進学してからは、
将来の夢に向かって頑張ってほしいと願っています。

 

そしてもう1人は、ヨウ君です。

小学生の頃は、支援級に在籍していましたが、
中学からは普通学級で頑張りました。

すると、メキメキと学力が上がり、中堅の私立高校に進学。

そこの特別進学クラスでも頭角を現し、数学は常に1番

そして今回、推薦入試で、
見事中堅の某大学に合格しました

本当に素晴らしいことです

1月からは、再びレッスンに来てくれるそうです。

嬉しくてたまりません

 

来年も、皆さまにとりまして、
幸せな年となりますように。。。

良いお年をお迎えくださいませ

 

 

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100点を目指してもよろしいでしょうか

2023-12-18 | 自閉症児 M君の不思議

咄嗟の判断が素晴らしかったマサ君(特別支援校・高3)
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【チャイムをピンポンしたのに先生が居なかった!その時マサ君は。。。】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20231210

 

一昨日のレッスンの時は、
レッスン室に入って来るなり

「僕は電話しました。」と言いました。

「そうですね。 あの時は素晴らしかったですね。」

「はい。 素晴らしかったです。」

「さすが高校生ですよね。」

「はい。」

マサ君は、とても嬉しそうでした。

自分でも、的確な判断が出来た事に
満足感を感じているのだと思います。

 

 

さて、数ヶ月前から【白日】に挑戦中のマサ君。

最近は、半分まで、なんとか両手で弾けるようになりました。

でも、すんなり弾ける。。。というわけでは無く、
ところどころ躓いてしまうのです。

何回か弾いた時、
「う~ん、今のは90点かな?」と私は言いました。

マサ君は、残念そうです。

 

「では、もう1度弾けますか?」

「嫌です。」

何回も弾かせると、
最近マサ君は、「嫌です。」と言うようになりました。

時には、「もう帰ります。」と言うこともあります。

ピアノを始めて9年。

今までは決して言わなかった「嫌です。」という言葉。

そんな言葉を発するのは、遅ればせながらの反抗期なのでしょうか。

 

「じゃあ、次がラストです。
これで最後なので、頑張りましょう。」

「分かりました。」

そう言って、マサ君は、もう1度弾き始めました。

「次がラストです。」と言うと
マサ君は、諦めて?弾いてくれるのです。

 

すると、最後の最後に、1ヶ所間違えてしまいました。

「マサ君、最後が惜しかったですね。」

私は、そう言いながら、
このままレッスンを終えるのは勿体ないな、
でも、もう1度練習させるとマサ君は嫌がるだろうな。。。

そう思っていました。

 

するとマサ君は
「100点を目指してもよろしいでしょうか?」と言ったのです

「え~っ? ほんと?
100点を目指してくれるのですか?」

「はい、目指します。」

 

マサ君は、その後何回か練習して、
本当に完璧に弾けるようになりました。

「マサ君、100点です

「はい、100点です。」

「素晴らしかったですね。」

「はい、素晴らしかったです。」

「100点を目指してくれてありがとう。」

「ありがとうございます。」

 

マサ君が、自分で完璧を目指したこと。

しかも、「100点を目指してもよろしいでしょうか。」
という非常に丁寧な言葉で。

そして、そう宣言した後に、凄く頑張ってくれたこと。

 

全ての事が嬉しくて、
とても素晴らしいレッスンになりました。

 

 

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チャイムをピンポンしたのに先生が居なかった!その時マサ君は。。。

2023-12-10 | 自閉症児 M君の不思議

昨日は親戚の法事があり、
レッスンをお休みさせて頂きました。

法事も無事に終わり、
ホッとしていたら、携帯の電話が鳴りました。

見ると、マサくんからでした。

 

「マサ君?どうしたの?」

「先生、ピアノは?  ピアノは?」

「あれ?  今日のピアノはお休みですよ。」

「僕、来ました。」

「えっ? 先生のお家まで来ちゃったの?」

「はい、来ちゃいました。」

「ママは?」

「ママは居ません。」

 

え~っ   どうしよう。。。

「ママに電話できますか?」

「はい、できます。」

「先生が電話しようか?」

「僕がします。」

「そう? もうすぐママは戻って来ると思うけど、
念の為に電話してね。」

「はい、電話します。」

「動かないでね。」

「はい。 あっ、ママが見えました。」

「ホント?」

「はい、見えました。」

 

マサ君のお母さんは、
マサ君を私の家の前で降ろした後、
すぐ傍のコンビニで飲み物を買うのが習慣のようです。

なので、5分程したら再び戻って来るのを知っていました。

それでも、マサ君はパニックになったりしないかな?

泣いて道路に飛び出したりしないかな?

私は気が気じゃありませんでした。

 

少しして、私はマサ君に電話しました。

「マサ君、ママに会えましたか?」

「はい、会えました。」

「今はママの車の中ですか?」

「はい、ママの車の中です。」

「あ~良かったね。先生、安心しました。」

「安心しました。」

「教室の玄関に鍵がかかっていても
パニックになったりせず、
落ち着いて先生に電話するなんて本当に素晴らしいです。」

「ありがとうございます。」

「さすが高校生ですね。」

「ありがとうございます。」

 

その後、お母様からLINEが来ました。

「勘違いして教室へ行ってしまいました。
すみませんでした。」

このように、お休みであってもレッスンに来る人が
マサ君のママに限らず結構居るのです。

毎週◯曜日にピアノのレッスンに行く~
その事が習慣になると、無意識に来てしまうのだと思います。

 

 

それにしても今回のマサ君の対応は、
本当に素晴らしかったです。

パニックにもならず、
ママを追って道路に飛び出したりもせず、
落ち着いて先生に電話したのですから。

私は、本当に感動しました。

マサ君、本当に素晴らしいわ

 

 

自閉症の場合、
いつもと違う事に遭遇する事が何より苦手です。

マサ君も、以前は、
私が少し違った言い方をしただけで混乱していました。

成長して、そのような特性も緩和されてきたのでしょうか。

あと、外出先で困ったことがあったら、
ママか先生に電話するように、指導されているのかもしれません。

生きて行く上の様々な方法を、
学校や御家庭で学んだ成果だと思います。

 

マサ君は、来年、高等部を卒業します。

少しずつ大人になってきているマサ君。

そんなマサ君の成長を目の当たりにして、
心が暖かくなりました。

 

 

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受験生のレッスンで心掛けていること

2023-12-04 | ADHD児 頑張るT君

テツ君は、中学3年生。

正真正銘の受験生です。

ピアノは気分転換になるのかな?

毎週、遠くからレッスンに来てくれています。

 

先週のレッスンの時、
テツ君は最初、少しだけ落ち込んだ顔をしていたのです。

きっと、1ヶ月後に迫る受験のことで、
頭がいっぱいになっていたのでしょう。

「あら、テツ君、緊張しているの?」

「はい、緊張しています。」

「ピアノに? それとも入試かな?」

「両方、めっちゃ緊張します。」

「あらそう?  そんなに緊張しないでも大丈夫よ。」

「でも、緊張しますよぉ。」

「分かった。じゃあ、ピアノでリラックスしよう。」

そう言って、私はレッスンを始めました。

 

 

受験生にレッスンする時、心掛けていることがあります。

それは、ピアノのレッスンがストレスにならないようにすること。

なので、だいたいは、以前習った曲をレッスンします。

ピアノの練習で、1番のストレスは譜読みでしょうから、

既に弾けている曲を、より一層美しく弾いたり、
深く掘り下げたりすることに重点を置くのです。

 

以前弾いた曲は、あまりストレスを感じずに弾けるので、

「この部分は、どんな風に弾いたら素敵になると思う?」

「このフレーズは、何を表しているのかな?」

等と質問して、意見を交換したりするのは楽しいです。

時には私が、その曲の時代背景や、作曲家のエピソードを語ったりもします。

すると大抵の子は、すごくリラックスして笑顔になります。

 

 

テツ君は今、
ベートーベンのトルコ行進曲を練習しているのですが、

フレーズを色に例えて説明したり、
何通りかの弾き方で印象の違いを語り合ったりしました。

テツ君も、レッスンの後半には すっかり笑顔になり、
「ありがとうございます。来週、また来ます。」

と言って帰りました。

 

レッスンを終えた後はリラックスして、受験勉強も捗ったかな?

そうだと良いな~

 

 

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