ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


不登校~お母さんの心境の変化

2018-10-13 | 不登校

ニノ君(高3)が、ピアノのレッスンを辞めて、5ヶ月になります。

ニノ君は、その後も、学校に行ったり行かなかったりが続いていたそうです。

そしてとうとう夏休み中に、ニノ君は家を出て、離婚したお父様の元で暮らし始めました。

お母様との関係が酷くなってしまい、一緒に暮らすのに差し障りが生じてしまったからです。

ニノ君が家を出てすぐに、その話をうかがった時は、私も本当にショックで、
どうしたらいいのだろう。。。と、そのことばかり考えていました。

4歳から教えてきたニノ君の気持ちも分かりますが、
お母様のショックの大きさを考えると、何とも言えない気持ちになったのでした。

 

先日、久しぶりに、ニノ君のお母様から電話がありました。

お元気そうな声でした。

お母様は、ニノ君の近況を語り始めました。

「ニノの様子は、詳しくは分からないけど、学校には行っているんじゃないかな。
行っているような気がする。」

「ああ、そうなのですね。」

「もう、毎日、元気ならばいいかな~と思えるようになってきて。」

お母様は、吹っ切れたように淡々と語ります。

「単位が足りなくて卒業出来なかったら、それはそれで仕方ない。
覚悟してあげようと思って、フリースクールを調べたりしているところ。」

「そうなのね。でも、今年は大丈夫じゃないかなぁ。」

ニノ君は、去年、出席日数が足りなくて、危うく留年するところだったのです。

「もう、勉強も、大学も、どうでもいいと思えてきたの。
今は、明るく毎日を送ってください~これだけが願いです。」

 

ニノ君のお母様は、御自身もエリートさんで、非常に頭の良い方です。

御自身の高校時代と比べて、勉強に身が入らないニノ君の態度が、どうしても気になったのでしょう。

今までは、「勉強をしないニノが理解出来ない。」と云うのが口癖でしたので、
この数ヶ月で、大きな心境の変化があったのだと思います。

お母様の心境の変化が、ニノ君に伝わりますように。

そして、親子の関係が修復されますように。。。と願っています。

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暑中お見舞いを送ってみた

2018-08-04 | 不登校

ニノ君(高3)のお母様から相談を受けて以来、https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/411525093bd14557bdc51d091aa81e4c
私は、ずっとニノ君のことを考えていました。

不登校を克服したかに思えたニノ君は、3年生になってからも、
行ったり行かなかったりを繰り返しているらしいのです。

しかも、お母様に対する暴言や暴力も酷くなっているとのことで、
お母様は途方に暮れているようでした。

お母様が仰るには、ニノ君はピアノとの相性が良いらしく、
今までは、毎週ピアノに行く事で、精神の均衡を保っていたらしいのです。

ところが、入試を理由にレッスンを辞めてからは、
ニノ君の気持ちが、益々荒れてしまっているとのことでした。

お母様の願いとして、もう1度レッスンに通わせたいのだけど、
どうしたら良いでしょう~と、相談を受けたのでした。

ニノ君は高校生なので、無理矢理レッスンに連れて来るのは難しいのです。

 

私は、ニノ君に、暑中お見舞いを書くことを思い付きました。

私から暑中お見舞いを貰うことによって、
ニノ君とお母様が、自然な形でレッスンの再開について語り合えるといいな~と
思ったからです。

 暑中お見舞い申し上げます 

夏休みになり、受験生は大変ですね。

私は時々ニノ君のことを思い出しています。

忙しいとは思いますが、気分転換に、少し遊びに来ませんか?

一緒に、卓球の話をしましょう。」

こんな内容の葉書を書きました。

 

投函して2~3日経った頃、ニノ君からメールが来ました。

丁寧な文面で、暑中お見舞いの御礼が書いてありました。

その文面からは、ニノ君本来の、穏やかな雰囲気が漂ってきました。

この子は元来、非常に穏やかで聡明な子だったのだなぁと、
4歳の頃から知っているニノ君のことを、改めて思い返したのでした。

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ゲームとの戦い~受験生男子

2018-07-25 | 不登校

「ゲーム中毒みたいに、ゲームを止めないのですが、どうしたら良いですか?」

ニノ君のお母様から、そんな相談を受けました。

ニノ君(高3)は家に居て、最近は、ほぼゲームだけをしているそうです。

でも、これはお母様の話なので、
実際はニノ君も、勉強もしているだろうし、テレビを観たり本を読んだりもしているのだろうと思います。

部活が終わって、周りが受験一色になってしまった今、現実逃避としてのゲームは、充分考えられるのですが。

 

そんな折、ちょうどH君(大学1年)が遊びに来たので、
「H君は高3の頃、どれ位ゲームをしてた?」と聞いてみました。

H君もゲームが大好きで、その事を、H君のお母様は何時も嘆いていたのです。

「僕ですか?  親の目を盗んで、結構していました。」

「どれ位?」

「実は、高校の授業中にもやっていました。」

「えっ?授業中に?」

「はい、何度も先生に怒られて、でも、謹慎中にも またやって、何度も職員室に呼ばれました。」

「えっ? それは初耳

「予備校の時も、授業中にやる時もあったし、カードゲームの店には、毎日必ず行っていました。」

「カードゲームのお店に行っていたことは知っていたけど。。。
どうしたら、ゲームって止められるの? 悩んでいるお母さんがいるのだけど。」

「それは、僕にも分かりません。」

「今は?」

「今はそんなにしていません。」

「独り暮らしなのに?」

「はい。飽きたのかな?  そうかも。」

 

う~ん、そうなのか。。。

H君も、ニノ君も、受験からの現実逃避でゲームをやっているのかも。

その証拠に、大学生になったH君は、ゲームに執着している感じはしません。

ニノ君は、受験まで、あと半年。

時間の配分は、自分で自覚して、コントロールしない限り難しいのかもしれません。

だからこそ、親が注意したりするのは、逆効果なのかもしれないな~と思います。

な~んて、2人の息子達の受験が既に終わった私は、客観的にこんな事を述べていますが、
渦中に居た頃は、キリキリしていたな~と、今更ながら反省中です 

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不登校~ニノ君のその後(レッスンの前に卓球のお話・30)

2018-07-17 | 不登校

先日、ニノ君(高3)のお母様とお話しする機会がありました。

ニノ君は今年の5月、14年間続けたピアノ教室を、入試を理由に辞めました。

私はその後も、ニノ君の事は気になっていたのです。

お母様の話によると。。。

ニノ君は再び学校に行かなくなり、おまけに、お母様に対する暴言と暴力の頻度が増してきたそうです。

「前から暴言や暴力はあったのですが、
それでもピアノ教室に行った後は、気持ちが穏やかになって、非常に助かっていました。」

「ああ、本当にそうだったのですね。」

以前から、そのように言って頂いていたのですが、半分は お世辞だと思っていたのです。

「なので、ニノの為にも、私の為にも、ピアノ教室に復活させたいのですが。」

「私は、ニノ君が戻ってきてくれたら嬉しいですが、ニノ君の気持ちはどうなのでしょうね。」

「先日、またピアノ教室に行かない?と聞いたら、今更行けないよ!と言っていました。」

「ああ、そうでしょうね。
1度辞めたところに戻るのは、高校生男子のプライドが許さないと思います。」

「どうしたら良いでしょうか。」

「う~ん、考えてみますね。」

 

どうしたら良いのだろう。。。

じっくり考えて、私も最善を尽くしたいと思います。

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不登校~ニノ君のその後(レッスンの前に卓球のお話・29)

2018-05-12 | 不登校

先月、13年間習いに来てくれたニノ君(高3)が、ピアノを辞めました。

受験勉強に専念する為です。

不登校や、それに伴う進級の危機など、色々と心配の多いニノ君でしたが、
心配した分、情が移ったように思います。

私自身も、レッスンの合間に、卓球部のニノ君と卓球の話をするのが楽しみでした。

先日の世界卓球も、テレビの前で観戦しながら、ニノ君のことを思い出していました。

 

昨日の夜、ニノ君のお母様からメールが来ました。

「ニノは、ピアノをやめて、13年間という月日の長さを改めて感慨深く感じているようで、
今度学校で、何かの作文かで、その事を書くと言ってました。」

「またピアノしたくなったら、ららみ先生のとこに行っていいからね、と声をかけてます。
◯◯大に受かったら行こうかな?と呟いてました。」

 

何だか嬉しいような、切ないような報告でした。

色々なことを思い出し、涙が出そうです。

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