ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

10日振りにピアノを弾いて感じたこと

2017-09-30 | 音楽&ピアノ

自宅に戻りましたので、昨日は、10日振りにピアノを練習しました。

久しぶりにピアノに向かうと、やはり身が引き締まります。

ピアノ教師である私にとって、ピアノを練習するということは、
義務でも有り、喜びでもあるのだな~としみじみ思いました。

まず最初に、ハノンをゆっくり弾いてみました。

ゆっくり弾いても、10日前の弾き方とは、随分違います。

久しぶりの鍵盤は、手に馴染まないというか、やはりよそよそしい感じがするのです。

一見、脱力が出来ているように見えなくもないのですが、完璧な脱力ではなく、
ぎこちなさを自分でも感じました。

速く弾こうと思えば、速くも弾けるのでしょうが、昨日はあえて、
ゆっくりの練習ばかりしてみました。

ハノンの次は、モーツァルトのソナタを弾きました。

モーツァルトのソナタは、弾いていると心地良いので、つい速く弾いてみたくなります。

でも、やはり、ゆっくりの練習に終始しました。

今朝も少し練習したのですが、まだぎこちなさを感じました。

午後からはレッスンですが、レッスンの合間と、明日も練習したら、
明後日くらいから、感覚が元に戻るかな?
戻るといいな~と思います

 

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1時間30分

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92歳の現役ピアニスト ルース・スレンチェスカさん

2017-09-29 | 音楽&ピアノ

しばらく実家に帰っていました。

お彼岸前後の帰省でしたので、お墓参りをしたり、親戚のお宅に伺ったりして
過ごしました。

その間、ブログは更新出来なかったのですが、毎日訪れてくださった方も沢山居て、
本当にありがとうございました

また暫くは、毎日書こうと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

さて、実家でテレビを見ていましたら、あるピアニストを紹介していました。

92歳の現役ピアニスト、ルース・スレンチェスカさんです。

1925年、アメリカのカリフォルニア州に生まれたルース・スレンチェンスカさんは、
ユダヤ系ポーランド人です。

スレンチェンスカさんは、きわめつきの神童で、4歳でリサイタルを開き、
5歳でカーティス音楽院に入学。

6歳でベルリン・デビュー、9歳でラフマニノフの代役をつとめ、
ニューヨークタイムズで「モーツァルト以来もっとも輝かしい神童」と称賛されました。

師事した先生たちは、ラフマニノフをはじめ、
ホフマン、コルトー、シュナーベル、ペトリ、バックハウス

蒼々たる巨匠達から御指導を受けていらっしゃいます。

しかし、14歳で演奏活動を引退し、カリフォルニア大学で心理学を学ぶものの、
26歳で指揮者のアーサー・フィードラーに請われて活動を再開されました。

その後は、世界の名指揮者と共演し、多くのLPをリリースしたり、
演奏活動をなさっていらっしゃいます。

 

今夏の来日で、インタビューを受けていらっしゃいましたが、
92歳でも、毎日6時間の練習を欠かさない~と伺い、本当にビックリしました。

演奏も少しだけ聴きましたが、小柄な(多分、150センチ位?)スレンチェスカさんは、
椅子を低い位置にセットし、独特のスタイルで演奏していらっしゃいました。

そして、ペダルを極力使わずに演奏するようにしていらっしゃるのだそうです。

ペダルを使わずに、幅広い表現をするには、かなりの技術が必要ですし、
体力が必要だと思います。

やはり、天性の素質と、毎日の6時間の練習の賜物なのだと思います。

以前、96歳のピアニスト 室井摩耶子さんの事(7月27日の記事)を書きましたが、
90代になって尚、研鑽を積むピアニスト達には、大きな勇気を頂きます。
私も、少しでも見習おうと思ったのでした

 

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1時間15分

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伊勢神宮の黒田清子(紀宮清子内親王)さま

2017-09-20 | 日記

【伊勢神宮で祭主就任報告】

天皇、皇后両陛下の長女黒田清子さん(48)が14日、
6月に伊勢神宮(三重県伊勢市)の神宮祭主に就任してから初めて同神宮を参拝し、就任を報告した。

10月には、初めての祭典となる神嘗祭に臨む。

白いドレスを着た黒田さんは、参拝客らに見守られながら神職らに先導されて参道をゆっくりと進み、天照大神が祭られている正宮を参拝した。

祭主は、天皇陛下の代わりとして天照大神に仕え、同神宮の神職をまとめる役職。代々、皇族や元皇族が務め、黒田さんで11人目。

1988年から祭主を務めた天皇陛下の姉池田厚子さん(86)が6月19日付で退任し、同日付で黒田さんが就任した。

写真

以上、デーリー東北デジタル版より。

 

久しぶりに清子さまのお姿を拝見致しました。

やはり正真正銘のお姫様の佇まいは、品格があって美しいな~と思います。

お小さい頃から、笑顔のお可愛らしいお姫様でしたが、
最近の清子さまは、益々お美しいな~と心から思うのです。

内面から、暖かさと清らかさが溢れているようで、
お写真を拝見すると、こちらまで、姿勢を正すような気持ちになります。

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私、悲愴が弾きたいんです~その後

2017-09-19 | ピアノ教室

昨日は、中学2年生のAちゃんのレッスンでした。

Aちゃんは、夏休みに「悲愴が弾きたいんです。」と宣言してから(8月9日の記事)
ベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」の2楽章を練習しています。

毎週少しずつ譜読みをして、やっと3分の1位、弾けるようになりました。

「譜読みが難しいのに、頑張るね。」と褒めましたら、
Aちゃんは、嬉しそうに頷いてくれました。

なにしろAちゃんは、普段のレッスンでは、
ブルグミュラーやソナチネを練習しているのですから、
2楽章とはいえ、「悲愴」は相当難しい曲なのです。

 

実力以上の難しい曲を弾かせることに対しては、賛否両論あると思います。

普段私は、『簡単な曲を美しく弾かせることの方が大事』と云う考えで
レッスンをしていますので、Aちゃんに「悲愴」を弾かせることについては
かなり悩みました。

でも、Aちゃんの頑張る姿や、嬉しそうな様子を見ると、
たまには、こんな冒険もいいな~ と思うのでした。

 

さて、Aちゃんは、「悲愴」を、どんな風に仕上げるかな?

そして、今年中に仕上がるかしら?

なんだか楽しみになってきました

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自閉症児M君・M君がリズム打ちをしたくない理由

2017-09-18 | 自閉症児 M君の不思議

土曜日は、6年生のマサ君のレッスンでした。

マサ君が、「僕はもう、タンタン(リズム打ち)はしません
と宣言したことは、9月15日の記事に書きました。

あんなにリズム打ちが大好きで、
「先生、タンタンしましょう」と言うのが口癖だったのに、
いったいどうしたのかな?

先週のレッスンの時は、理由を言ってくれませんでしたので
気になっていました。

もしかしたら、その時の気まぐれで、あんなことを言ったのかも?

そう思った私は、今回も
「さあ、タンタンしようか」と誘ってみました。

すると、マサ君は再び
「タンタンはしません」と言ったのです。

「えっ?  タンタンしないの?」

「はい、タンタンはしません。」

「何で?  タンタンは楽しいよ~  マサ君、タンタン好きでしょ?」

「タンタンは小さい子です。」

「小さい子がやるものなの?」

「はい、僕は大きいので、しません。 ルイ君はします。  僕はしません。」

ルイ君と云うのは、6月からピアノを習い始めた4年生の男の子で、
マサ君とルイ君は、大学病院の療育のクラスが一緒なのです。

「あ~なるほど 
マサ君は6年生で、もう大きいから、タンタンを卒業するのですね。」

「はい、そうです。」

 

来年中学生になるM君は、中学生になるのを心待ちにしていて、
最近は、中学校の話ばかりしています。

そんなマサ君にとって、手をパチパチと打ち合わせる「タンタン」は
幼稚な遊びに思えてきたのでしょう。

マサ君の、そんな気持ちは大切にしたいので、
しばらく「タンタン」はしないようにしよう~と思ったのでした。

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