最近 ルイ君（特別支援学校・高等部１年）は
お家であまり練習しないそうです。
レッスンの時には練習を嫌がらないし、
真面目な性格なのに、
何故お家で練習しないのかな。。。？
ずっとそう思っていたのです。
毎週、レッスンの終わりには
「ルイ君、上手に弾けるようになりましたね。
きっと、お家でも上手に弾けますね。」
と問いかけてきました。
「はい。弾けます。」
「じゃあ、約束ですよ。」
「はい、約束します。」
その言葉を信じ、
毎週、期待しているのですが、
結局、練習をせずにレッスンに来るのです。
お母様からお話しを伺うと、
一応ピアノには向かうらしいのですが、
少しでも出来ない箇所があると、
「弾けません。。。」といって涙ぐんでしまうのだそうです。
う～ん、勿体ないなぁ
家庭で練習させる為にはどうしたら良いかな？と
ずっと考えていたのですが、
先日ふと、マサ君のことを思い出して
「ねえルイ君、マサ君はね、
お家でピアノの練習をする前に必ず
『今から白日を練習して頑張ります。』
ってLINEをくれるのよ。」
そう言って、私はマサ君から送られてきたLINEを見せました。
するとルイ君は
「僕も先生とLINEがしたいです
」
と大きな声で言いました。
「先生も、ルイ君とLINEしたいなぁ。
お母さんに頼んでみる？」
「はい、頼んでみます。」
ルイ君とマサ君は、同じ支援学校に通っています。
ルイ君は高１、マサ君は高３です。
２人は、いつもお互いのことを意識しています。
マサ君がLINEをするなら僕も
と思うのは当然のことでしょう。
そんな会話をした、その日の夜。。。
ルイ君のお母様からLINEが来ました。
開いてみたら、ルイ君からでした。
「LINE失礼します。
今から虹の彼方にを練習します。」
と、書いてありました。
お母様のスマホで、
ルイ君がLINEを打ったのでしょう。
「ルイ君、虹の彼方にの練習をするのですね。
凄く嬉しいです。どうもありがとう。」
そして次の日も、その次の日も。。。
夕方になると、ルイ君からLINEが来るようになりました。
ちょうど今日で１週間です
明日は、ルイ君のレッスンがあります。
果たして練習の成果は？
すご～く楽しみです
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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