ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

脱力したら楽に弾けるようになりました!

2021-12-17 | アスペルガー児 Y君

高校1年生のヨウ君は、
小学5年生の時からピアノを始めました。

今は、その頃から憧れていた
「エリーゼの為に」を練習しています。

 

自分でも、上手に弾きたい
と云う気持ちがあるのでしょう。

レッスン中に私が伝えた事は、
必ず守って、丁寧に練習してくれます。

今は、ゆっくりの練習を徹底させているのですが、
御家庭でも きちんとそれを守って練習しているようです。

誠実で素直な子だな~と思います。

 

さて、先週のレッスンの時、

「ヨウ君、ゆっくりの練習を充分にやったから、
そろそろテンポを上げて行こうね。」
と伝えました。

そして、
「来週までに、これくらいのテンポで練習して来てね。」
と、お手本を弾きました。

ヨウ君は
「分かりました。」と言ってくれました。

 

 

そして昨日、ヨウ君のレッスンがありました。

ヨウ君は、私が先週示した通りのテンポで
弾いてくれました。

「あら、頑張ったね。
少しテンポが上がったね。」

そう言うと、ヨウ君は嬉しそうに頷いてくれました。

 

ただ、ヨウ君は
早いパッセージになると、
もの凄く速く弾いてしまっていました。

その上、腕も肩も指もガチガチに固まって
弾き難そうでした。

ヨウ君自身も、
「早い箇所は弾く事に精一杯で
テンポが分からなくなるんです。」
と、自覚しているようでした。

 

「ああ、そうね。
じゃあ、私の手を見てね。
そして、真似をして弾いてごらん。」

そして、何度か部分練習をさせました。

時には ヨウ君の肘に手を添えて、
力が抜けるように持ち上げたりしました。

 

暫くすると、
腕を使って力を抜くコツを掴んだのか

ヨウ君は、

「ああ、凄く楽です。
楽に弾けるようになりました

と目を輝かせて言ってくれました。

 

目を輝かせて~と書くと、
何て大袈裟なと思われるかもしれません。

でもね、ヨウ君は感動すると、
本当に目が輝くのですよ

 

そして、力を抜いた弾き方で楽になったのでしょう。

ヨウ君は、一定の速さを保ちながら、
安定した弾き方で弾けるようになりました。

 

そんなヨウ君を見ていると
私まで本当に感動してしまいます。

ピアノ教師冥利に尽きる出来事でした。

 

 

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