先週のある日、以前教えていたミカちゃんが遊びにきました。
ミカちゃんは大学3年生。
最後に会ったのは高校を卒業した頃だったので、
2年半振りの再会でした。
ミカちゃんは髪も染めて、流行りのメイクをし、
すっかり女子大生らしくなっていました。
4時間半もお喋りしたのですが、
話題は多岐に及び、至福の時を過ごすことが出来ました。
その時、ちょっと嬉しいことを言われたのです。
ミカちゃんは、小学6年生の時に不登校になり、
私はその事を、お母様から相談を受けていました。
幸いなことにミカちゃんは、毎週レッスンには来ていたのですが、
私はミカちゃんに不登校の事は何も言わないようにして いました。
触れてほしくないだろうな~と思ったからです。
ミカちゃんは、その頃の話を懐かしそうにしてくれました。
「私、ららみ先生のひとことで、学校に行き始めたな~と思い出したんです。」
「えっ?そうなの?」
「はい、お正月明けのレッスンの時、
ちょうど始業式の前日だったのですが、ららみ先生が
『ミカちゃん、明日は学校に行こうね。
明日は、みんなが新しい気持で学校に行くから、
久しぶりにミカちゃんが学校に来ても、きっとみんな何にも言わないと思うよ。
明日を逃したら、益々行きにくくなっちゃうからね。』
って言ったんです。」
「確かに、そんな事を言った覚えはあるわ。
何も知らない筈の私が言っても良いのかな?って随分悩んだ末に言ったから。」
「ららみ先生が言うように、勇気を出して新学期に学校に行ったら、
本当に誰も何も言わなかったんです。
だから、ららみ先生のひと言も良かったんですよ。」
「まあ、そうなのね。」
「それから中学生、高校生になって、学校に行きたくない時があったけど、
新学期の初日は、絶対に休みませんでした。
初日に休むと、ズルズルと行かない予感がしていたから。」
「そうだったんだ。
ミカちゃんに、そういうふうに言って貰えると私も嬉しいわ。
どうもありがとうね。」
私のひと言が、ミカちゃんの登校の切っ掛けになったのだとしたら、
それはとても嬉しいのだけど、
お母様の接し方も良かったのです。
以下の記事に、詳しく書いてありますので、よかったら御覧くださいね。
不登校だったMちゃんが語ったこと
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20171004
不登校だったMちゃんが語ったこと・その2
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20171005
今日は8月29日、もうすぐ新学期です。
憂鬱になっているお子さんは非常に多いと思います。
よほど辛い時は、決して無理はしないでほしいのですが、
ちょっとした切っ掛けで好転する場合もある、という例をお伝え致しました。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。
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