ミノ君(高3)のお母様から相談を受けて以来、https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/411525093bd14557bdc51d091aa81e4c
私は、ずっとミノ君のことを考えていました。
不登校を克服したかに思えたミノ君は、
3年生になってからも、行ったり行かなかったりを繰り返しているらしいのです。
しかも、お母様に対する暴言や暴力も酷くなっているとのことで、
お母様は途方に暮れているようでした。
お母様が仰るには、ミノ君はピアノとの相性が良いらしく、
今までは、毎週ピアノに行く事で、精神の均衡を保っていたらしいのです。
ところが、入試を理由にレッスンを辞めてからは、
ミノ君の気持ちが、益々荒れてしまっているとのことでした。
お母様の願いとして、もう1度レッスンに通わせたいのだけど、
どうしたら良いでしょう~と、相談を受けたのでした。
ミノ君は高校生なので、無理矢理レッスンに連れて来るのは難しいのです。
私は、ミノ君に、暑中お見舞いを書くことを思い付きました。
私から暑中お見舞いを貰うことによって、
ミノ君とお母様が、自然な形でレッスンの再開について語り合えるといいな~と
思ったからです。
「 暑中お見舞い申し上げます
夏休みになり、受験生は大変ですね。
私は時々ミノ君のことを思い出しています。
忙しいとは思いますが、気分転換に、少し遊びに来ませんか?
一緒に、テニスの話をしましょう。」
こんな内容の葉書を書きました。
投函して2~3日経った頃、ミノ君からメールが来ました。
丁寧な文面で、暑中お見舞いの御礼が書いてありました。
その文面からは、ミノ君本来の、穏やかな雰囲気が漂ってきました。
この子は元来、非常に穏やかで聡明な子だったのだなぁと、
4歳の頃から知っているミノ君のことを、改めて思い返したのでした。