熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

卒業制作審査を見てあらためて気づかされること。夢中になることの大切さ。

2008年02月06日 08時24分50秒 | 仕事日記
また楽しいシーズンがやってきた。

デザイン校、写真校ともに卒業制作のシーズンだ。

写真校は今週(5日)からすでに卒業作品展が始まっている。

3月末まで、8会場で順次、行われる。

仕事の合間を縫って、全部、しっかり見に行かなきゃ(^^)。

※詳しくはこちら→http://www.npi.ac.jp/extra/2007works/index.html

、、、

一昨日、昨日とデザイン校は卒業審査。

会議の合間を縫って、覗いてみた。↓











上は、ほんの、ほんの一部。

ポスターにフライヤー、パッケージに絵本等など、バラエティ豊か。

おっ!、えっ?と唸る作品もたくさんあった。

これらは審査を経た後、今月20日からの専門学校美術展、そして

2月29日~3月2日までの卒展で展示される。

、、、

個人的な効用

歳を取るにつれ、年々発想が狭くなったり、脳みそが固くなっているような

気がする。(いや、間違いない。苦笑)

学生たちのアイディアや行動力溢れる作品に接すると、まるで

脳内が洗濯されるような気分になる。

それと、先生たちの愛情と厳しさのバランス絶妙の講評。

学生のアイディアも先生たちの指導も、そのままパクリはしないが(笑)、

大いに参考になる。

感謝、感謝

、、、

学生たち。

2年間、もしくは3年間の集大成がこの卒業制作だ。

見た目からは想像もつかない繊細さと情熱で作品を創る男子学生や、自分を

モデルにポスターを創る女子学生。

この日だけは絶対に遅刻できないと、徹夜で審査を迎えた学生たちもいる。

みんなイキイキ!

そしてやり遂げた!という達成感が顔に出ている。

その姿を見て胸が熱くなる。

一生に一度でもいいから何かに夢中になる。
一心不乱に打ち込む。
この経験は本当に財産だと思う。

、、、

審査を見学すると先生や学生にいつも聞かれることがある。

「理事長はどの作品がいいですか?」

小生、デザインも、写真も観る目を持っていないが、毎年、こう答えている。

「全部いいです。本当に。」

これは嘘ではない。

学生たちの思い思いの努力と情熱が詰まった作品を観ると本当にそう思って

しまう。

だから、数年前に、理事長も審査に参加すれば?というお誘いも断った。

全部、満点をつけてしまうかも知れないから(笑)。

、、、

夢中になることは、本当にかけがえのないもの。
そして人が最も成長出来る時。
小生ももっと、もっと夢中にならなきゃ。

また学生たちから刺激を受けた。

見習おう


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そう……難しいんですよ。 (keina)
2008-02-06 11:49:03
今年初めて、卒業審査に参加しました。
普段、1年生を教えることが多くて、卒業年度の学生はもっていなかったので。

「全部満点をつけたい」ってすごーくわかります。
そう……点数つけるの難しいんですよ。
だってがんばってるんだもん。
卒業審査は、センセにとっては拷問だと思う(笑)
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keina先生、確かに拷問かも(笑)。 (song20)
2008-02-07 16:33:44
keina先生、コメントありがとうございます。
どの科を見ても、お世辞抜きで先生たちの講評が素晴らしく、ああ、こういった先生たちだからこそ、学生たちは成長するんだなぁと本当に嬉しく思いました。

でも、審査は本当に大変ですね。
拷問に近いというkeina先生の表現がぴったりですね(笑)。

そういう意味で、やっぱり私はすべて先生方にお任せします(笑)。
これからも頑張る学生たちをよろしくお願いいたします

ありがとうございました
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と言っても。 (keina)
2008-02-08 12:13:03
嬉しくて楽しい拷問ですけどネ
返信する
keina先生、ではよろしくお願いします(^^)。 (song20)
2008-02-08 22:02:39
keina先生、コメントありがとうございます。

そうですね。
嬉しくて楽しい拷問(笑)。
では、これからも拷問を楽しんで、素敵な審査をお願いします。
いつも先生からは笑顔と元気をもらっています(^^)。

ありがとうございました
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