熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

若い時のリーダー経験は千金の価値

2012年03月09日 07時48分18秒 | 我思う
昨日、家に帰ったら次女が学校で女子のリーダー的な立場につくことになった

と聞いた。

やんちゃだった次女も今年中三。

(最近は話しかけない限りほとんど口も利いてくれない。

多情多感なお年頃なので、複雑な心境のようだったが、小生はとても嬉しかった。

で、次女には次のことだけ言った。

「正直が大事、そしていつも皆のことを考えるんだよ。」

、、、

私見だが、若い頃になんでもいいからリーダー的な立場に立つ経験は千金の価値が

あると思う。

スポーツでも、生徒会でも、ボランティアでもなんでもいい。

リーダーになると、プレーヤーやメンバーとは明らかに違うことが要求される。

それは、皆を一定の方向に導くリーダーシップと集団の目的を達成するためのマネ

ジメント
だ。

リーダーシップもマネジメントもいろんな形があるし、その組織やチームによって

発揮すべきことも違うので一様ではない。

また一様である必要もないと思う。

でも、少なくとも、自分のプレーや役割だけに集中できるメンバーやプレーヤーとは

違ってリーダーは全体を見渡し、問題を発見し、チームや皆の成長のために皆を導く

言葉を発し、決断し、目的達成に向けて行動する。

言うは易し、行うは難しで様々な個性や考え方を持つ人たちを一つにまとめていく

ことはどんな集団、チームであれ容易ではない。

当然、順風満帆とは行かず、大小さまざまな問題解決に悩むことになる。

リーダは人の話を真摯に聴かなければならないと思う。

逆に真摯に聴いてもその意見を採用せず、全員が反対しても自分の考える方向に皆を導く

ことも時には求められる。

こういった葛藤が人が強くし、器を大きくすると思う。

まさにこの経験、過程で学んだことが社会に出た時に大いに活きるのだ。

、、、

親のなかには子がリーダーになると、受験勉強がおろそかになるとか、スポーツでも

自分の技術を磨く時間が削られるのでは?などなど心配する声をあげる人も多い。

その気持ちもわからんでもないが、でもその「デメリット」の何十倍もの学びや

気づきが得られると小生は確信している。

、、、

このブログでも何度も書いてきたが、小生は師に恵まれている。

高校の時、生徒会長を任されたときに、尊敬するI先生から言われた言葉が

今もしっかり胸に刻まれている。

「すべての言動を正直に、フェアに」

「自分のことよりも皆のことを考えろ」

「仲間のためであれば平気でトイレの便器に手を突っ込むくらいの

泥臭いリーダーであれ」

、、、

胸には刻まれているが、そんな良いリーダーにはなれなかったし、今も、

まったくもって、なれていない。

でも今でもその教えのようなリーダーになることをまったく諦めずに目指してはいる

し、今までの数々のリーダー経験は本当に今の仕事に生きていると確信している。

お子さんをお持ちの方々へ。

もしお子さんにそのようなチャンスが巡ってきた場合、手を上げさせてみては

いかがでしょう?

若い時のリーダー経験は千金の価値

小生は心からそう思います。

※おまけ

今年のバレンタインデーで娘たち(+妻)からもらったチョコレート

手作りケーキ



と、なぜかもう一つもらった。



間違いなくお返しを期待しているはずだ。

いいかげんに準備をしなきゃ。



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