※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

タイってところvol.2

2006年09月24日 | 社会学【socilogy】
 タイはこの50年間ほどで
10回以上クーデターを起こしている
国だ。
前述の通り、軍と警察が異常なほど権力を握っている国。
つまり、政治家、要するに首相よりも軍のほうが強い。
その首相を軍が退陣させたことは自然だし、
言い換えれば、この国はクーデターによってしか
政治改革を行なえない
のだ。

 僕はタイのこの単純さが好きで、
ルーズでイージーな国民性が好きなのだ。
日本人の感覚からすれば
クーデターとはドラマチックでダイナミックで
まあ、“NHKスペシャル”的な内容であるものだと
思い込んでいるようだが、
タイにおけるクーデターは
そのセンセーショナルさでは
郵政民営化に反対した議員を公認しない
プロ野球球団を買収するためにコミッショナーと対決する
といった類いとあまり変わらないのだ。
 それに国民はクーデターを期待していたし、予想していたし、
首相への期待が裏切られた分、軍への期待も大きかった。
“微笑みの国”は実は軍事国家なのだ!
つまりは政治的には非常に未成熟な国で
その意味ではある種の『危険性』はあるが、
それが世間で言う「危険な国」という意味では全く無く、
むしろ諸外国の中では非常に過ごしやすくて安全な国の一つである。

 昨日の僕の日記はそういったタイの事情を
よく理解して書いたつもりで、
なおかつ研究者はともかくとして
一般人としては最上級のレベルの高い見解とユーモアを
述べたつもりである。
ま、ネットで日記を公開している以上
ある程度のアクションは期待しており歓迎だが、
どうも的外れな、レベルの低い見識とユーモアを解しない
批判があったので削除した。
今後も批判は大いに結構だが、
僕とまともに語り合えるレベルを望む。

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1 コメント

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Unknown (のむらダンさんバクさん )
2006-09-25 22:07:27
なんや、削除しちゃったんか。まだ読んどらんよ。まあ、楽天は田中とるからええか。
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