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※参考記録

日本百名山山頂宙返りを敢行中の【雪崩★マン】が綴る社会学的山岳エッセイ!

結局おかわり♪

2007年09月13日 | 山【mountain&climbing】
雨の雷鳥沢


 独りで山行(登山)中は
歌を口ずさんでいることが多い
あとになると結構覚えていないものだが、
一昨年、北海道を四日間縦走したときは
ずーっと、当時流行っていた
オゾンの『恋のマイアヒ』を歌っていた

 マイアヒィ~マイアハァ~♪
 ノマノマ、イェイ…♪


 これがヒットチャートの歌ばかりではなく、
CMソングだったりする。
しかも何となく口ずさんでいるだけなので、
特に好きな歌ではない場合が多い。

 今回の「立山・剱」で歌っていたのは
サントリーの『DAKARA』のCMソング
豚が踊っているあのCMだ

 薄味のスープで~、塩分控えたけぇ~れどぉ~♪
おお、薄味もイケるなァ~、
結局おかわりーー♪
ダ・カァ・ラァ♪


 歌のリズムで一歩一歩進むと快調なのだ


 ちなみに山行はスーパー悪天候に見舞われて、
立山も剱岳も登ることなく、
初日は剣沢のテント場で停滞。
しかも夜には雨風共に強くなり、
テントが大いに傾き、しかも雨音がうるさくて
寝られなかった

 二日目は午後まで天候の回復を祈り、テントで停滞。
回復が見込まれず、さらに悪化してきたので
豪雨のなか、テントを撤収し、雷鳥沢まで下りて
「ロッジ立山連峰」(山小屋)に素泊まり。
三日目に日本最高所の「みくりが池温泉」に入浴して
帰ってきた…

八月終盤に

2007年08月28日 | 山【mountain&climbing】
 八月はまだ連休は無く、
ここまで「夏山」の計画を先延ばしにしてきたが、
29日から二泊三日で
『立山・剱岳』へ行ってきます


 七月後半に一泊二日で『木曽駒ヶ岳』へ行ったが、
初日に激しい雷雨に見舞われ、
テントごと流されるのでは、という恐い思いをした
二日目は快晴で、鋭鋒「宝剣岳」の頂上にも立つことができ、
大満足の山行だったが…。


 「立山・剱岳」は4年前にも一度登っている。
10月に三泊四日で入った
すでに初冠雪後で、いたるところに新雪があり、
チングルマが雪の間から元気に顔を出していた
今回は八月の夏山シーズンにはじめて入山するので
室堂には観光客がわんさといるだろう

 「夏山のテント泊縦走」
という“王道”の楽しみ方を今年はまだしていないので
今回の山行は恒例の年中行事の一つである。

初“リード”!!

2007年06月15日 | 山【mountain&climbing】
日和田山で初リード!!


 先日、秩父のクライミングのメッカ
『日和田山』へ出かけた。
ハイキングコースもあるが、僕たちの目的はもちろん
クライミング!!


 今回のメンバーは
僕の職場の同僚で僕のクライミングの師匠
アコンカグア三ツ堀氏がリーダーで、
同僚と上司とその家族、総勢6名という大人数。
朝は雨、時折雷雨だったが、晴れ間も覗き、
その間隙を縫って楽しんだ♪

 難関「松の木ハング」なども楽しんだが、
僕にとっては師匠の指導の下、“初リード”に
チャレンジしたことが収穫であった。
グレードは5.8程度なので大したことないが…。
ん?リード??
用語解説不足はいつものことなので
ご容赦ください。
解説と詳細はまた。


 ではそのリードの場面を。

富士山バックカントリースノーボード

2007年06月08日 | 山【mountain&climbing】
富士山を滑る!これはゲレンデでは味わえない!!


 もう四月の話だが、
4月10日に富士山にバックカントリースノーボードに出かけた
話は以前書いたと思う。
その写真をようやく手に入れたので
公開しませう。
*なにやら新しい絵文字が登場したようだヨ♪

 例年に比べてあまりにも雪が少なく、
とにかくハイクアップ(*ボードを担いで登る)に骨が折れたが、
ほとんど人が入っておらず、
自分だけのシュプールを描くことができた。


 仕事を終えた前日、職場の先輩の車で出かけた。
途中で僕がオーバージャケットとパンツ
(*ゴアテックスのウェア。今回はボードウェアではなく、
山用のウェアで行くことにし、玄関脇に用意していたが、
それを忘れてしまった)
を忘れた
ことに気づくという
大失態を演じたが、
藤沢に住む知人(♀)宅に寄り、
ウェアを借りることに成功♪
御殿場口の手前の公園に着いたのが夜中の1時過ぎ。
コンビニで食糧を買い込み、3時前に就寝した。

 ほとんど眠れずに、7時頃起床。
朝食を取り、御殿場口まで車で移動。
登り始めたのが9時前。
例年だとこの時期なら登山口は雪まみれのはずだが
今年は雪がまるで無い!!
大石茶屋を過ぎた辺りから白いものが見え始めたが、
滑れるほどではなく、
宝永山を左に眺める辺り(標高2500m)まで
登ったところでお昼になったため
半ば“諦める”形でドロップインする
ことにしたのだ。

 でも誰もいないバーンを大きくカービングする、
この楽しみは例えようもなく快感だ!!!

“聖地”小川山へクライミング

2007年05月25日 | 山【mountain&climbing】
5.9のルートだが、僕にはかなり難しかった(×Д×;)


 先週、かぐらへスノーボードをしに行ったが、
今週はカンカン照りの小川山へクライミングに出かけた。


 朝5時に仲間二人と待ち合わせて出発!
9時には廻目平へ到着した。
その後は…。

 今回も忙しいので
ひとまず簡易報告というわけで
一枚写真をアップ!
長めのルート中盤でレスト中の僕。

滑り納め

2007年05月18日 | 山【mountain&climbing】
天気は最悪。何とか一枚撮った。


 昨日(5/15)、かぐらへ今季最後のスノーボード滑走に
行って来ました。

実は前回お知らせしていた「鳥海山BC」は
職場のシフトが変わり、僕が予定していた休みが無くなったため
行けなかったのだ。



 もう動いているリフトは一基だけだし、
滑走できるコースも三つしかないが、
それでもこの時期滑ることのできるゲレンデは
僕の知る限り、日本に二ヶ所しかなく、
それも東京から日帰りでアクセスできるところは
ここ、かぐらだけだ。
 今回はJRの『びゅうプラザ』が企画した
かぐらの一日リフト券、新幹線の往復切符(指定席)
がセットで、なんと8,200という激安チケットを取り
出かけた。

 雪の状態は推して知るべしで、
雪というかざら目状で、質の悪いかき氷のよう。
それでも滑れる喜びには変え難く、
僕ははしゃぎまくった。


 フラットなはずの斜面もコブがかなり出来ており、
急斜面では何度か転倒した。
おまけに天候は雨→みぞれ→曇り→雨→みぞれ→曇り…
の繰り返し。
あっという間に全身びしょ濡れになった。


 今回は(今回も)、バックカントリーの滑走修行なので、
バックカントリー用のザックを背負い、
しかし、天候が悪すぎたので
何とか撮った写真は一枚…

究極のスノーボーダーへ

2007年04月28日 | 山【mountain&climbing】
 今季力を入れた“山関係のジャンル”は
バックカントリースノーボードだ!!

 バックカントリー(以下BC)
(*ゲレンデ外、オフピステを滑るためにスキー、スノーボードを担いで登り、
滑り下りるというチョー、スーパーご機嫌なお遊び♪)
をやるために、30歳を過ぎた数年前にスノーボードをはじめた。
フルセットを揃えて、上手い後輩に教わった。
しかし、その後はほとんど滑る機会は無く、
今年数年ぶりに再開した。

 三月の下旬、初心者の友人(僕より年上の41歳の男)を誘って
シーズン終盤の車山高原へ出かけた。
友人は全く滑れず、転倒してばかりだったが、
僕は意外に滑ることができ、しかもカービングターンまでこなせるほど
かなり上手く滑った。

 今月10日、職場の先輩と富士山BCスノーボードをした。
御殿場口から登り、雪がある程度付いている宝永山のさらに上、
標高2600m付近から滑り降りた。
今シーズンは雪が少なく、この辺りの高度まで登らないと雪がないが、
それでも誰のシュプールもないところを、自分だけの“軌跡”を付けながら
滑り降りるというBCの快感をすごーく感じた。

 一昨日まで二日間、かぐらでゲレンデスノーボードを楽しみ、
有意義なトレーニングをした。

 そして来月10日から鳥海山BCへ出かける。


 ざっと今季のスノーボード歴を紹介したが、
僕はいまメチャメチャスノーボードが上手くなりたい
と本気で思っているし、
来季は最低7回は滑りたいと思っている。
もう古くなってきた板、ブーツ、ビンディングは
BC対応の新しいものに買い換えたいし、
上級者向けのスクールに入って鍛えたいと思っている。
来年は金がかかりそうだ

遅ればせながら

2007年04月17日 | 山【mountain&climbing】
 遅ればせながら
今冬の山、クライミング関連の報告をちょっとだけ…

 二月に赤岳(八ヶ岳)のジョウゴ沢というところへ
アイスクライミングに出かけた。
強行日程(*仕事明けで深夜に出発し、一泊二日でクライミング、
その足で帰京せずに、車山高原で一泊二日でスキー)
だったが充実した数日間だった。

 最近忙しいので、ひとまず簡単な写真だけ。
ジョウゴ沢で格闘する雪崩★マン

大雪山系大縦走!(おまけ4)~観光スポットには

2007年01月31日 | 山【mountain&climbing】
*かつて日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」。


 走っては立ち止まり写真を撮る。
そしてまた走る…。
美瑛の大地は意外にアップダウンが激しくて
僕を苦しめた。
でも、アップがあればダウンがある!!
長い長い直線の下り坂を自転車で駆け下りる
なぁ~んてことは東京では絶対に出来ない。
僕は70年代の青春映画のように
下り坂をノンブレーキで下りながら
声を出して笑ってみた(*^θ^*)
ま、誰も見ていないからね♪

大雪山系大縦走!(おまけ3)~転がるジャガイモたち

2007年01月23日 | 山【mountain&climbing】
*おじさ~ん、ジャガイモ取り損ねていますよーっっ!


 美瑛の町はとにかく美しかった
観光スポットには平日だというのに大勢の人が溢れていたが、
一歩サイクリングコースから外れると人はおらず、
ただ“北海道らしい”大地が待っていた。


 畑も四国育ちの僕には想像を絶する広さで
ジャガイモ畑の脇には“収穫し損ねた”ジャガイモたちが
大勢転がっていた…。

大雪山系大縦走!(おまけ3)~上富良野から美瑛へ

2007年01月18日 | 山【mountain&climbing】
 上富良野駅から美瑛駅まではJRの列車で移動。
美瑛は「カレーうどん」が名物らしく、
駅前にはレンタサイクル屋とカレーうどん屋が数軒立ち並んでいた。

 カレーうどんを食べた後、早速自転車を借りることに。
駅前で一番大きそうなところでMTBを借りた。
料金は1時間毎の時間制で、
僕は「2時間コース」で借りた。
店の主人には観光サイクルマップをもらい、
「3時間コース」を走ることにした。
これが僕の標準体力値♪

13時前にサイクリング開始┌(`o´)/=ε=ε=!!

大雪山系大縦走!(おまけ2)~ノンちゃんと若奥さん

2006年12月26日 | 山【mountain&climbing】
 ふと目を転じると
昨日から気になっていた犬(ヨークシャーテリア)
僕に近づいていた。
まだ1歳になっていないくらいの可愛らしい
でも落ち着きの無い犬で、若い夫婦が連れていた。
奥さんが何度も
「ノンちゃぁ~ん、ダメよ」
と言っているのを聞いていた。

 僕が手を出すと“ノンちゃん”はペロペロと舐めてくれた。
後ろから「ノンちゃぁ~ん」と叫びながら
奥さんがやってきた。
「すみませぇーん」と言いながらノンちゃんを抱える彼女は
見るからに素朴で素直そうな“北海道の娘”だった。
「何処から来たんですか?」
(*このときの「何処」は居住地である。つまり答えは「東京」♪)
と聞かれ、僕が答えたところから会話が始まった。
暫し談笑することにする。

 話せば彼女は本当に素朴な女性だった。呆れるほど…
以下内容を掻い摘んで書く。

彼女:パンダって可愛いですよね♪あのタレ目が。
僕:あれは黒い模様で、目は垂れてないですよ。
彼女:ええーっ!!そうなんだ?!知らなかったぁ!!
僕:(~◇~)……。

彼女:パンダってフワフワしていてぬいぐるみみたいですよね♪
僕:パンダは熊の仲間なのでデッカくて、毛はたわしみたいに剛毛ですよ。
彼女:ええーっ!!そうなんだ?!知らなかったぁ!!
僕:;(´Д`);……。

彼女:昔、B'zが旭川でライブやったんですけど、ノリが悪かったらしくて
  「北海道の人はノリが悪くて嫌だ」って理由で
  もう北海道に来なくなったんです。
  でも私大ファンなので、今年札幌のライブに行ったんです!

僕:札幌って北海道じゃ…。
彼女:ああ、そうか。そうですね。アハハハハハ(=^o^=)
僕:ハハハ~(;^o^;)~……。

 話のなかで僕は愛媛県出身で、
実は母方の祖母が旭川の出身であることも話した。
いつのまにかお互い話し込んでいた。

ブブブブォォ~~♭(((●...
(*バスが走り去る音)

ゲゲゲッッッ\(◎o◎)/!!!
おいおい、あれは10:42発、
上富良野駅行きの町営バスでねぇかい?!



 僕たちは芝生のテント場の端にあるベンチに腰掛けて話していたが、
バス停は「白銀荘」の前にあり、30mほど離れている。
まだ40分以上あるので油断していたのだ。
バスは白銀荘の前の小さなロータリーを回ってもう通りへ出ようとしていた。

「あっ、あのバス!!そ、それじゃあ!!」

 僕はそそくさと挨拶をし、ザックを担いでバスを追った。

「えっ?!あ…」

 彼女は何か言いかけたが、僕はそれどころではない。
バスを追って駆けるがザックが重く、空身のようなスピードは出ない!
運転手は僕に気づかず、バスは徐々にスピードを上げていった。
20mほど走ったところで僕は、とにかくバスを停めなければならない
と思い、ザックを放り出して空身になった。
町営バスは一日3往復で、次のバスは14:21発。
それまでは待てないし、待っていたら今日の美瑛観光は出来ない。

「おーい!!待って!!」

 僕は大声で叫びながら全力でバスを追った。

 やがてバスはゆっくり停車した。
ラッキーだった。
通りは大きく左にカーブしており、そこに差し掛かったとき、
運転手の左手に、慌てふためきながら全力で走ってくる僕の姿が
目に入ったのだ。
僕は運転手に

「ザックを取ってくるのでちょっとだけ待ってください」

と言い、ザックを放り出したところへ戻った。

 そこには彼女がニコニコしながら佇んでおり、

「凄いですねっ!!バスを停めちゃうなんてぇ!!」

と、ちょっと興奮気味に笑顔で言った。

「いやぁ、どうなるかと思いましたよ。それじゃあお元気で。」

という僕に彼女は

「あっ、また北海道に戻ってきてくださいねぇぇーーっ!!」

と言ってくれた。

 息を切らしながらバスに乗り、運転手に詫びて発車した。
左を見るとバスが見えなくなるまで
ノンちゃんを抱いた彼女は手を振っていた。


 時が経つのは早いもの、とはよく言ったものだ。
スローな時間が流れる北海道で、
僕は秒単位の時間との闘いをしてしまった。

大雪山系大縦走!(おまけ1)~スローライフを実践する人々

2006年12月20日 | 山【mountain&climbing】
*吹上温泉無料露天風呂♪朝5時から入浴している!


 9月15日早朝、
テントを張った山麓の吹上温泉「白銀荘」近くに
無料の露天風呂があると聞き、早速行ってみた。
すると朝5時半だというのにもう地元の方と思われる数名が
入浴している

スローライフを実践する北海道の人々…♪


 温泉は適温で、長風呂できそうだったが、
脱衣所も無いような露天風呂では落ち着かない。
でも、30分以上のんびりした。
段々畑のように浴槽が二つあったが、どちらも同じ湯だった…。

 温泉から戻ってくると十勝岳から朝陽が昇り始めていた。


 今日は美瑛へ出て、レンタサイクルで市内を観光する予定♪
しかし、「上富良野駅行き」の町営バスは
なんと10:42にならないと来ない


朝食を食べて(*まだ食事は山行の続きのため、早茹でパスタ)、
シュラフを干したり、付近を散策したり、
テント場の芝生の上で寝転んだりして時間を潰した。
それでも時間はなかなか過ぎない。
余っていたレギュラーコーヒーを淹れて飲んだ。
まだ時間はある。
シュラフもテントも片付けてザックに詰めて、
あとはバスに乗るだけになった。
でもまだ10時前だった。

大雪山系大縦走!(32)~下界で“濃い”空気を吸う

2006年12月19日 | 山【mountain&climbing】
*9/15朝の白銀荘前のテント場。気持ちのよい北海道の朝♪


 白銀荘前のテント場は芝生の“絨毯”を敷いた
フカフカの寝心地のよい快適なテント場だった。
四日ぶりに下界の“濃い”空気を吸ったせいか
身体が軽かった♪



 9月14日の夕方、僕の今回の山行は終わった。

 テントの設営をする前に、ザックを放り出して僕は
通常五日間以上のかかる行程を四日間で走破した
喜びを疲れを噛み締めながら
そして、
意外と長い十勝岳避難小屋から白銀荘までの道のりを
腹立たしい思いで述懐しながら
(*しょっちゅうあることだが、某社の地図に表記されている
コースタイムが全くでたらめで、僕の足でその1.5倍の時間がかかった)
テントサイトの水場(もちろん水道よ♪)で
夕食のための水をプラティパスに満たしていた。
このとき次々に3人の男性に声をかけられた
いずれも

「何処へ登っていたのですか?」
「何処から来たのですか?」

*こういうときの「何処から」って
居住地・出身地のことなのか?登り始めた登山口のことなのか?
文脈や雰囲気で判断するしかない。

というものだったが、
僕の荷物や風采を見て、日帰り登山者ではないと推察できるため
興味が沸くのだろうか?

 ここは十勝岳への登山口に近く、
富良野、美瑛を含む旭川周辺からは朝一で出発すれば
十勝岳は十分日帰りが可能な山だ。
しかも、十勝岳周辺は温泉だらけで
ここ白銀荘も素泊まり(自炊)のみの公共の宿で、
登山者よりも温泉目当ての人のほうが多く、
みな車で大勢やってきていた。
そんな人たちのなかで僕はちょっと異質だったのかもしれない。

 夕食後は白銀荘の綺麗な浴場(源泉かけ流しの温泉)
さっぱりした。

大雪山系大縦走!(31)~四日ぶりの下界

2006年12月13日 | 山【mountain&climbing】
*振り返ると十勝岳の火口から爆音と共に噴煙が上がっていた。


 不毛の大地を踏みしめながらひたすら下山した。
下界には上富良野の街が見えるが、
僕の周りは地獄図絵の様相で
街の緑と家々が僕を勇気付け、それを目指した。

 途中、壊れかけた十勝岳避難小屋(*使用不可)
の前で恐怖のため忘れていた“プロジェクト”を遂行した。
今回もまたプロジェクト遂行時は誰もいなかったので
写真は無しよ♪
まあそれより何より
今回は四日間を通じてほとんど人に逢わなかったので…。

 16時、今日のテント場
『吹上温泉・国民宿舎白銀荘』に到着した。