不思議な日であった。
特別な朝でもなく、
仲の良い友人から来たメールに励まされて、今日も頑張ろうと思っていたら、
保育園に子供達を送っていく道で、
娘の幼稚園時代の友人と ばったりと出会う。
「ひさしぶり~」近所なのに、ナゼかここ最近は顔を合わすことがなかった。
仕事に出かける。
昼過ぎに携帯電話が鳴り、なんと、話すのは二年半ぶりになる友人からの電話。
京都にいる頃、よくつるんで遊んでいた彼女。 いろんなことを語りあった仲だ。
6年前に私が京都を去るより先に 彼女は地元の広島に戻って、
しばらくしてから結婚出産し、いま一歳七ヶ月の娘がいる。
前に 会って話したのは息子が お腹にいるとき。 懐かしい声に気持ちも高ぶりながら 少し話して 電話を切った。
しばらくすると
メールが。今度は、娘の幼稚園時代の友人、これまた夏頃にばったり出会って話したっきりであったのが、連絡をくれたのだ。
またメール。
これは同じマンションに住む友人から。 ご無沙汰気味。
今度は
仕事場に友人がお茶を飲みに来てくれた。
初めての来店。
またメール。
コレは 普段から親しい友人からで 「かりんとうをお取り寄せするから寄るか」という内容。
そして、
夜帰宅して 夕飯支度をしていると、
鳥取に住んでいる元同僚からのメールが入る。彼女は今も自宅で帯を織り続けている。
修行時代、織りについて切磋琢磨し、これまた よくつるんでいた友人。
時々は連絡を取り合っているが、久しぶりであることに変わりない。
変な日だなぁと思っていたら
最後、
夫が帰宅して 「ポストに入っていたよ」と 私宛の手紙を差し出す。
開封すると、
先日 応募した 絵本コンテストの結果。
受賞ならず。
オチは 残念であるが、
ご無沙汰気味の友人達から アレコレと連絡があった嬉しい日であった。
まったく 携帯電話が鳴らない日もあるというのに 不思議な日である。
夫は 「大丈夫か?突然死ぬんじゃないか?」とか不吉な発言をして笑っておりました。