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 本は私の人生の友・・・

『宇喜多の捨て嫁』

2021年01月19日 | 
木下昌輝著『宇喜多の捨て嫁』を読みました…
とても面白かったですが、気分的には暗くなりました。
完全な悪役は いなく、悪役に見える人でも、
その裏に何があるか分かりません…
非道だと される宇喜多直家も実際には優しい心があったが、
戦国の世を生きるには仕方なかった?
見方次第で人物が変わリ、惹き込まれるように読みました。
伊藤朱里著『きみはだれかのどうでもいい人』も とても面白く、
でも気分は暗く…でした。
こちらも見方次第で人物が変わる面白さがありました。
二人の作家には、人間の内面を上手く書く面白さがあり、
読後 気分は暗くなるのに懲りずに他の作品も読みそう(*_*;

先週から始まったNHK土曜ドラマ『ここは今から倫理です。』が面白そうです❣