今野敏(新潮文庫)
続いて読んだ。ほぼ1日で読了。
本書は、前の「隠蔽捜査」とセットで読むといい。第一冊が導入というか最初の話で、今回が実際の”活動”で事件の解決がメインだから。
ストーリー展開も面白く、主人公竜崎署長の判断力や性格、主義主張がしっかり生かされている。
なんとなく引っかかっている事柄が事件解決につながる。読者も「おや?」と思っていた点がその後の展開になっており、無理がない。
ところどころに見える、マスコミ批判がそのとおりなので、おかしい。ほんとおバカな新聞やテレビですよね。まさにA新聞のことでしょう。戦前は大本営発表で国民をあおって戦争に参加させたなど、百田氏と同じ主張が見えて面白かった。
内容紹介は
『長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。異例ながら、彼は自ら指揮を執った。そして、この事案は解決したはずだったが――。警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。山本周五郎賞・日本推理作家協会賞に輝く、本格警察小説』
警察小説ということになるがミステリとしてもお勧めです。
続いて読んだ。ほぼ1日で読了。
本書は、前の「隠蔽捜査」とセットで読むといい。第一冊が導入というか最初の話で、今回が実際の”活動”で事件の解決がメインだから。
ストーリー展開も面白く、主人公竜崎署長の判断力や性格、主義主張がしっかり生かされている。
なんとなく引っかかっている事柄が事件解決につながる。読者も「おや?」と思っていた点がその後の展開になっており、無理がない。
ところどころに見える、マスコミ批判がそのとおりなので、おかしい。ほんとおバカな新聞やテレビですよね。まさにA新聞のことでしょう。戦前は大本営発表で国民をあおって戦争に参加させたなど、百田氏と同じ主張が見えて面白かった。
内容紹介は
『長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。異例ながら、彼は自ら指揮を執った。そして、この事案は解決したはずだったが――。警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。山本周五郎賞・日本推理作家協会賞に輝く、本格警察小説』
警察小説ということになるがミステリとしてもお勧めです。