読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「ラストレシピ」

2016年09月27日 | 日記
田中経一(幻冬舎文庫)

著者の経歴が面白い。
テレビの『料理の鉄人』をプロデュースしていたとのこと。
ひとたびペンを持つとこれだけのものが書けるというのは一種の「才能」ですね。
最初は、ちょっと荒唐無稽風な滑り出し・・・漫画でもありそうな設定だし、と思っていたら、満州国の歴史も絡んで謎をはらんだ展開がミステリー風。

内容紹介は
『第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。彼はそれを"再現"する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!』

どこが『感動』?と思ったら、最後にそれが待っていた! こうご期待・・・最後まで読んでください。

著者紹介
『一九六二年東京都生まれ。立教大学卒業後、テレビ業界へ。フジテレビ「料理の鉄人」「ハンマープライス」「クイズ$ミリオネア」やテレビ朝日「愛のエプロン」など数々のテレビ番組の演出を手がけ、多くの受賞歴を持つ。著書に『歪んだ蝸牛』『龍宮の鍵』がある』

面白かったですよ
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