読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「朽ちないサクラ」

2018年10月12日 | 日記
柚木裕子(徳間書店)

 警察小説です。結構、警察内部のことに詳しくて面白かった。
 「米崎」の地名やストーカー事件を踏まえていて、なんだか「どこの話?」など現実がちらちらして気になったけど、純粋にフィクション。でも、刑事と公安など内部の縦割りが影響していたりするのでそのあたりも興味を引っ張る要素だと思う。

 内容紹介は
『米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか? 「お願い、信じて」そして、千佳は殺された――。県警広報課事務の私に、何ができる? 大藪春彦賞作家、異色の警察小説。

著者について
1968年岩手県生まれ。文芸評論家・池上冬樹氏が開く「小説家になろう講座」受講をきっかけに小説を書き始める。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。12年『検事の本懐』で第25回山本周五郎賞候補ならびに第15回大藪春彦賞受賞。   』

・・・「検事の本懐」より面白かった。女性の活躍のお話でもあります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「黙過」 | トップ | 「13・67」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事