従姉妹(いとこ)が市の文化祭に出演するというので初めて
大正琴 の演奏会を聞きに行ってきました。
私と同じ歳のいとこが「私が一番若いのよ」と言っていたのでつまりは出演者皆様が私より先輩方々ということ。
ある意味「覚悟」(?)はしていったのですが、いや~、反対の意味でビックリしました。
大正琴は鍵盤を左手で押さえて右手のピックで弾いて演奏する、という楽器。
楽譜が読めなくても演奏が可能なため中高年の女性が習いごとのひとつとして練習していることが多いようです。
実際に、はじめの挨拶をされた方が「子供の頃、学校にあったオルガンを弾きたかったが弾かせてもらえなかった」とおっしゃっていましたが同じような体験をされた方はたくさんいらっしゃるようですね。
実は私もそんなイメージが強く、大正琴=演歌、懐メロ=高齢の方の楽器 という固定したイメージを抱いていました。
当然、今回の発表会でも演歌や懐メロは演奏されたのですがそれだけではなかった。
もちろん、演奏テクニックは人それぞれ様々なのですが、比較的上級者らしき方々での演奏の「宇宙戦艦ヤマト」と「真珠採りのタンゴ」はカッコよかった~
更に家元の「岩佐扇靖」さんが美空ひばりさんの曲を弾き語りで歌われたのには感激。
大正琴ってこんな楽しみ方もあるんだと改めて知ることができてよかったです。
一緒に行った母に「大正琴、やってみたら?」と勧められたのですが「私にはエレクトーンがあるので・・・」と丁重にお断りしました(笑)
まっ、私の場合、楽譜も読めるのでかえってやりづらいかもしれませんね。
また、あの不安定な音色も私にはちょっと苦手かも。
ただ今回、初めて大正琴の演奏を聞いて楽しかったですよ。
いろいろな音楽を聞いてみるのもいいものですね。