熊本での14日夜の地震は実は前震で、16日午前1時25分ごろの地震が本震だったそうです。
現在、熊本を中心に多くの地域での被害が伝わってきていて大変心配です。
建物の崩壊の様子をテレビで見て、九州以外にお住まいの方も「自分の家は大丈夫?」と心配されている方も多いことでしょう。
以前に書いていたブログから以下の記事を再掲載しておきます。2005年10月22日の記事です。
自分でできる耐震診断 をお教えします。
①昭和56年以前に建てた建物である
②12畳以上の続き間がある
③1階が駐車場で2階以上が住居
④不整形な建物である
⑤大きな吹き抜けがある
⑥コンクリートにヒビわれがある
⑦シロアリがいた
⑧ジメジメしている
⑨2階にピアノなど重い物を置いている
⑩床がブカブカしている
以上10項目のうち該当する項目がいくつありますか?
該当項目が1~3個の方は専門家に相談して下さい。
特に①に該当される方は是非とも専門家に見てもらったほうがいいですね。
4個以上の方は今すぐに診断が必要です。
また無計画な増改築をされた方も診断してもらう必要があります。
耐震診断承ります。
おうちの相談屋本舗
昨日、熊本で大きな地震がありました。
犠牲になられた方々、被災された方々にお見舞い申し上げます。
さきほど、福岡に住む義妹から電話がありました。
福岡も昨夜は震度4ほどの揺れがあり余震で夜も熟睡できなかったとのこと。
電話をしている最中にも余震があり「今、揺れてる、揺れてる」と叫んでいました。
で、電話の要件は
「防災用品は何を用意したらいいですか?」ってこと
5年前の東日本の時から何度も言ってるんですけどね~
いやいや、もっと前から当方ブログではご紹介しています
何回も書いているのですが今この時期に早速最低以下の防災グッズは用意しておきましょう。
①懐中電灯(ヘッドライトタイプなら手が空いて便利です)
②食料品(乾パンはあまり美味しくないですね。私は羊羹やカロリーメイトをいれてます)
③食品包装用ラップ
④ポリエチレン袋(45㍑以上のゴミ袋)飲み水の確保やレインコート、敷物としても使えます。
⑤携帯ラジオ
⑥トイレットペーパー
⑦電池
⑧ウエットティシュ
⑨手袋、軍手
⑩小銭(公衆電話用 10円玉)
⑪使い捨てカイロ
⑫カセットコンロ
⑬薬
⑭紙コップ
⑮水
⑯アルミ箔
⑰紙皿
⑱布製の粘着テープと油性ペン
⑲ウエストポーチ(貴重品入れ)
⑳多機能ナイフ
「米」は「無洗米」がいいです。
災害の時には少量の水で炊けるので便利です。
アルファ米はあまり美味しくないしお高いので普通のお米でいいと思います。
面倒だと思っても、とりあえず 最初の3日間をしのぐことだけを考えて 準備しましょう。
水は一人、一日、3㍑ ×3日分ですよ。
私は2Lのペットボトルよりも500mlのお水をお勧めします。
コストコのでいいです。
出かける時に持っていけるし車に積んでおくと喉がかわいても自販機で買わなくてすみます。
賞味期限の切れた水も生活用水として使用できますので捨てる必要はないです。
お菓子も余分に用意しておくといいでしょう。
カセットコンロと水があるならカップラーメンも用意しておくといいですね。
そしてそれらの水や食料は普段から使いましょう。
在庫を常にチェックして使ったら補足する、という習慣をつけておくと特別に防災のためにいろいろ備えるという行為は必要なくなります。
トイレットペーパーやティッシュ類も普段から多めに備えておきましょう。
私は大人用のおむつやパットなども用意しています。
車のガソリンも大事。
私の車は半分をきることはほとんどないです。
又、防災用品は家のあちらこちらに分散しておくといいでしょう。
車の中にも入れておきましょうね。
また、家ではこれだけの備えがあっても、いつどこで被災するかは神のみぞ知る。
私は電車に乗るときは必ず「お茶、アメ、チョコ」をバックに忍ばせておきます。電車の中で被災するかもしれませんものね~
さあ皆さん、まだの方は今から防災用具を準備しましょう。
本日9月1日は 防災の日
ということでいつもなら私はこの日に防災用品のチェックをするのですがこの暑さではとてもその気になれません。
なので昨今話題になっている避難場所についてお勉強することにしました。
まずは当市のHPを見て当市の避難場所を確認してみることに
すると避難場所には3種類あることが判明
一時避難場所
災害発生時に一時的に避難する場所
広域避難場所
一時避難場所が火災の延焼等で危険になった場合に避難する場所。(ただし、水災害時は除く)
避難所
避難生活を余儀なくされ得た場合に、一時的に寝食を行なう場所
まずは一時避難場所に避難してみんなで広域避難場所に避難する。
家に帰れない状態の場合は避難所で暮らす、ということらしい。
一時避難所は近くの小学校でいいとしても当市の広域避難所を見てビックリ
全てが多摩川沿いの公園
水災害時は除くとはなっているが地震の時だってその影響でダムが決壊したら多摩川の公園では危険が多いと思うのですが・・・
私は広域避難場所には行かない、と決めました。
ではどうするか?
家にいよう、と思います。
幸い我が家は少し高い場所にあるし鉄骨の3階建て
もちろん絶対安心とは言い切れません
でもライフラインが止まったとしても数日間は生きられる水と食料は用意してあるつもり
もっとも災害が起きた時、自宅にいるとも限りません。
もし車で移動中だったらと想定し我が家の自動車には防災用品や水を必ず積んでいます。
もし電車で移動中だったらと想定し電車に乗る時には飲み物とチョコや飴は必ず持って乗ります。
でも地震が起きた時、首都高速道路を走っていたらまず無理かなと考える時もあります。
コンサート会場だったら大パニックになってこれも危険だなと想像できます。
いつどこにいても「もし今」と考える必要はあると常々思っています。
防災の日の今日をきっかけにいろいろ考える人が多くなることを祈ります。
ご無沙汰しておりましだ。
実は日曜日に生後四ヶ月の第二プリンスが肺炎で入院してしまい我が家で四歳の孫を預かっていたためにいっぱいいっぱいでした。幸い本日退院できてようやくブログを覗くことができました。
明日は東日本大震災から一年
東京ドームではジャニーズの大イベントがあるようとですがいけそうにありません
かげながら犠牲になられた方々のご冥福と被災地の復興を祈っています。
先月のことですが当社 おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏が 静岡県沼津市で講演を行いましたので随分遅くなりましたがご報告させて頂きます。
今回の受講者の対象は不動産の大家さん方で、賃貸物件の管理・義務についてのお話をさせて頂きました。
「減」災害対策のすすめ をテーマにお話をさせて頂きました。



ひきつづき おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏の被災地報告
以下、N氏のブログ 建築の疑問に答えるブログ をそのまま転載します。
高速道路の出口
被災者の方々・支援物資輸送などは高速料金が無料になりました。
しかし、証明書の提示が必要ですから、その確認のためにデクぢ付近では渋滞しています。
渋滞を抜け、南三陸町の被災前の中心地にきました。
コンクリートの建物以外は残っていません。
昭和35年 チリ地震時の津波到達高です。(2.4m)
前回の被害を想定し、防災計画は考えられていたようです。
今回は完全に想定外でした。
地元の人の説明をお聞きました
道路の向こうは川です。(建設機械で川底の清掃をしています)
道路と川が同じ高さです、今回の地震で地盤が(約60㎝)沈下しました
これは皆様ご存じだと思います。
TVでも放映されています、南三陸町 防災対策庁舎です。
ここでも町民の安全(避難)を指示していた職員の方が亡くなりました。
心よりご冥福をお祈り致します。
つづく
当社 おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏による被災地ボランティア記の続き
以下、N氏のブログ 建築の疑問に答えるブログ の記事をそのまま転載します。
支援物資の分配です
世帯ごとに衣装ケースに詰め込みます
支援物資の分配の最終確認
向こう側の倉庫の中に分配された支援物資が並んでいます。
倉庫をお借りしている(有)NAO様の登米市より南三陸町までは片道1時間程度かかります。
(有)NAO様のトラックもお借りし現地まで運搬します。
今回の支援活動は埼玉県東松山市の支援団体「ママ`sハートプロジェクト」の協力により行いました。
軽トラですが、かなり積み込みました
支援物資は南三陸町名足地区の仮設住宅に運びます。
約60世帯で7/23日より入居が始まる予定とのこと。
仮設住宅はこのような山の上にあります。
特に年配の方には移動が大変なようです。
それを受けて生活物資を支援しました。
つづく
支援物資が4tトラックいっぱいで到着しました。
皆で物資をトラックよりおろし振り分けします。
N顧問も一緒に作業をされました。
敷地いっぱいの支援物資です。
検品のようす
NPO法人災害建造物復旧・復興支援会議 メンバー並び地元協力者のみなさまです。
つづく
1ヵ月以上遅れの被災地報告その2
以下 当社 おうちの相談屋本舗 主任相談員N氏による 建築の疑問に答えるブログ をそのまま掲載します。
宮城県登米市にて
南三陸町への支援物資を一時預かりをして頂きました。
(有)NOA 様 T専務(写真左から2人目)
ありがとうございました。
写真 左から
N顧問 T専務 G専務理事 H名誉会員
有)NAO様では米作りと牛の飼育をされています。
白い物はエサの干し草です。
干し草はビニールで養生し、発酵させて栄養化を高めるそうです。
ここでは、養生により、色々な物質より保護されていました。
震災後 大量にハエが発生しているようで、ハエ取り紙が大活躍です。
これも管理をシッカリされています。
左 (有)NAO様のT社長とN顧問
これだけの管理をしていても放射線による風評被害が出ているとの事でした。
つづく
1ヵ月以上も前のことですが主人が被災地に行ってきましたのでご報告させて頂きます。
以下、建築の疑問に答えるブログ より
7/21~ 宮城県南三陸町 岩手県釜石市・大槌町をNPO法人災害建造物復旧・復興支援会議のメンバーとして再度訪問しました。
つづく
今日は9月1日 防災の日
毎年この日を目安に我が家の防災用品のチェックをするのですが今年は3月11日の大震災があったのでその頃にもチェック
その際に防災袋の中から期限の切れたアルファ米がいくつかみつかりました。
一年ほど期限は切れていたのですがまず大丈夫だろうと判断
食してみることに
口を開けてお湯をいれること20分
立派なご飯が出来上がりました。
賞味期限切れなんて気になりませんでした。
非常時には水でも大丈夫だそうでその場合は60分
なかなかのお味でしたよ。
今回のように大震災を経験してみると大した被害のなかった東京でも食糧が不足したりしてパニックになりました。
やはり日頃からの心がけが大事ですよね。
防災袋の中にいれておくといいですよ。
![]() |
非常用ごはん(アルファ米) 安心米(白飯)お一人様分 100gが1ケース(50食分-50袋)※発送遅延あり 【必読】注意書き |
万糧米穀 | |
吉字屋穀店 |
さて、また防災袋のチェックでもしましょ。
昨日に続き本日も おうちの相談屋本舗 主任相談員N氏の被災地でのレポートを転載します。
以下 建築の疑問に答えるblog より




前向きに考えて頂きたく思います。
そして被災者から信用を得、被災者(地元の知人)より被災者を紹介して頂く手段を取ります。
おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏が当社の代表とともに21日から24日まで被災地入りしてきました。
その報告を 建築の疑問に答えるblog に記していますので転載しておきます。
毎度毎度思うのですがN氏は文才がなく舌っ足らずな読みにくい文章かと思いますが実際に現地入りした者でなければ感じることができないいろいろな思いを受け取って頂ければ幸いです。
私どもの活動は災害ボランティア活動支援プロジェクト会議の依頼により被災家屋をチェックし安全なボランティア活動ができるようにアドバイス、補強計画をたて実施していく取り組みで、新潟県中越沖地震時に採用され刈羽方式と呼ばれています。
この取り組みにより応急危険度判定で赤、黄の判定を受けた家屋でもある程度被災者の要望を聞き入れることが出来るようになりました。
この刈羽方式に最初に取り組んだのがNPO法人災害建造物復旧.復興支援会議メンバーで、その後認知されることとなりました。
このような状況の中ボランティアの方々が安全な作業が出来るように建物並び回りをチェックします。



その状況を被災者に説明し、プロの解体業者への依頼をお願いするようにお話しました。
また、今後の対応は地元ボランティアセンターを窓口に当法人でもご相談にのることを説明しました。

被災後忙しく活動され、普段は明るくふるまっていらっしゃいましたが、知人の家屋を改めてご覧になり安否を心配されていました。


地元 大工組合さんへの協力要請
数名の大工さんにお集まり頂きました。
家屋チェック並びボランティアのリーダーになって頂きますよう指導をお願いしました。

先日の報道でどちらの自治体かは忘れたのですが「寄せられた支援物資が余っている」という記事を見ました。
ところが先日 当社 おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏が行った避難所では支援物資が足りなくて大変不便な思いをされているという話がありましたのでここに紹介しておきます。
以下 建築の疑問に答えるblog より




またマスコミ報道では支援物資が十分に届いているとの報道のためとりのこされたようです。
息の長い援助活動が必要ということでしょう。
どこの地域でもそうだと思うのですが、駅周辺は自転車が駐輪禁止になっている所が多いです。
そのような駐輪禁止の場所に駐輪していてその自転車を他の場所に移動されたという経験をお持ちの方も多いかと思います。
我が家の次男もその経験があり駅から遠く離れた保管場所へ自転車を引き取りに行った記憶があります。手数料もとられたような。
ところがその手間が面倒なのか?自転車を引き取りに来ない方が多いんですよ。
当市の場合、駅周辺半径300m以内に放置された自転車のうち、告示後3ヵ月を経ても所有者が引き取りに来ない自転車は市の所有となり市が手続きを経て相応の処分をしています。
それらの自転車の中にはまだまだ使用できる物が多く再利用できるものも多いとのこと。
今回の大震災では多くの方が自転車も流されています。
自転車があればもっともっと行動範囲も広くなる方も多いことでしょう。
ということで おうちの相談屋本舗 の主任相談員N氏が副理事長を務めるNPO法人 NPO法人 災害建造物復旧・復興支援会議 ではそれらの放置自転車を被災地の方に利用してもらおうという活動を考え、先日第一弾が実行されましたのでここに報告されて頂きます。
以下N氏のブログ 建築の疑問に答えるブログ より


日本青年会議所 地域防災確立委員会に4tトラック2台の提供をご協力頂き、計37台


F市市長より当NPO法人理事長へ放置自転車引き渡書の供与が行われました。