魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

a boozer

2007-08-03 00:44:23 | Weblog

 もし僕らのことばがウィスキーであったなら、もちろん、これほど苦労することもなかったはずだ。僕は黙ってグラスを差し出し、あなたはそれを受け取って静かに喉に送り込む、それだけですんだはずだ。とてもシンプルで、とても親密で、とても正確だ。しかし残念ながら、僕らはことばがことばではあり、ことばでしかない世界に住んでいる。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら/村上春樹





言葉でしか伝えられないもどかしさ。
すべてを語りえないことへの抵抗。


いつか、いつか必ず…