魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

idea

2007-03-30 14:36:14 | Weblog
今日は天気が良い。

Spring jast has come.


桜が咲き始めている。季節が再び巡りはじめる。
春が来るたびに去年とは違う自分になろうと、またなれる気がする。




いつもいつも変わりたいと思っている。今とは違う自分になりたいと。
脳内では、なりたい自分の明確なモデルが存在する。

それなのにそうなれない。人はみな、それは当然だという。理想と現実は異なると。そう理解して悟ったように諦めることは簡単である。

苦しくて、もどかしくて、自分が死ぬほどキライで、こんなふうに考えてしまう自分がもっと嫌いで。負のスパイラル。

ここから抜け出したくて、必死で悶え苦しむ。折れることなく立ち向かう。
いつもいつもこんなことを繰り返して、少しも前に進めない。

他者のアドバイスは、その人だけに有効であって、それが万人に効く薬ではない。
しかも他者が、自分と同じように苦しみ悶えたかどうかも不明である。




でも変わりたいと、理想に少しでも近づきたいと願う。



すべては自分である。
自分で答えを出すこと。
簡単な方に逃げないこと。











Discours de la mthode

2007-03-29 10:10:06 | Weblog
読むことよりも書くこと。

書くことによる表現の追求・探索のための場。

to express and explore.




今までは読むことを中心としてきた。ただひたすらに読みまくる。

乱読。速読。再読。

幾多の作家や作品の中から、心に共鳴する文章・言葉に出会うために。




今までは『伝えたいこと』が、脳内では表現として確かに存在するが、それを口にしたその瞬間に『伝えたいこと』とは異なることがもどかしく、切なかった。

input→output

この場は言葉の実験場である。意味を為していなくとも、文章が不完全でも、とりあえず書いてみること。表現すること。






自分なりのスタイルを確立することを目標に。 





ブログ創作

2007-03-28 22:18:27 | Weblog
友よ。


いつだったか、私が何か小さな木像を刻んでいるとき、君が来合わせて、「僕にも何か作ってくれないか」と言った。

「何がいい」
そう尋ねる私に、君は「箱」と答えた。

「何の箱」

「物を入れる箱」

「どんな物を」

「君の持っているものなら何でも」


さて、これがその箱だ。私の持っているほとんどのものがここに入っている。まだ、いっぱいとはいかないが、苦悩と興奮があり、快と不快があり、悪なる思いと善なる思いがある。工夫の楽しみがあり、いくばくかの絶望があり、言い表せない創造の喜びもある。

加えて、君への感謝と友情がたっぷり入っている。
それでも、箱はいっぱいではないのだが…

エデンの東/ジョン・スタインベック