映画の感想です
偽りなき者/デンマーク映画
感慨深い映画でした。
子どものイノセンスと嘘。
大人の噂の信頼。
君と歩く世界/フランス映画
良い映画でしたが、やや脚本がピンボケしているような気がしました。
人は他者とのつながりを切実に求めているのです。
関係性の中にこそ、人が生きること、愛することの意味が存在すると思うのです。
よりよき人生/フランス映画
フランス映画版ダンサーインザダーク的な感じの映画でした。
主題は暗く重い。でも現実味があるシナリオだったと思います。
幸せな結末ではないことが、この映画を上質なものとしていると思います。
今年はフランス映画が良かったと思います。
ハリウッドや日本映画は、もはや内容が全くない映画ばかりとなってしまいました。
映画の基本は、徹底的に人間とは何かを問う脚本と、円熟味のある俳優のキャストで世界を構築することだと思います。
どこまでも、人間とは何かを問うことに芸術の意味はあるのです。