魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

it doesn't matter

2011-01-30 10:45:12 | Weblog
映画の感想です。


ソーシャルネットワーク

研究の世界も同じであることを実感する。
才能があり、それだけに集中できる人物のみが時代を創るのか。
他者との関係、距離感、想いは関係ない。

Facebookこそ、全て。

監督はデビッド・フィンチャー。「イカとクジラ」で長男を演じてたジェシー・アイゼンバーグが主演。
ものすごい速度の会話が展開される。その会話の内容についていけない。これは監督が意図したものと考えられる。実際にものすごく優秀な人間と会話すると、こんな風になるからだ。思考神経回路の神経の伝導、伝達速度やシナプスでの神経伝達物質の分泌サイクルが、普通の人とはかけ離れているからだと考えらる。
(解りやすい例として、100m走のアフリカ人種とアジア人種をタイム成績の差)






普通の人間には、理解できないからこそ、天才なのではないだろうか。



need to take a rest

2011-01-27 08:28:57 | Weblog
日々、最高の環境で研究しているのだけれど、
四月から走り続けてきたせいか、少し息切れしてきました。

気分転換が必要なのかもしれません。



勉強すればするほど、賢くなればなるほど
より強く孤独を感じるようになってきました。






結局、答えは自分の中にしか存在しないと思います。

観せるということ

2011-01-23 21:35:05 | Weblog
映画の感想です。


告白

湊かなえ原作の映画化。松たか子主演。
命の重さがテーマか。映像のかっこよさ?と思われる演出で、重たいのか、軽いのか、分かり難い。この映画を観て、単にかっこいいと思う子ども達もいるのではないだろうか。

僕には、命の質量を感じられる作品ではなかった。




おろしや国酔夢譚

少し古めの作品。原作は井上靖。緒方拳主演。
原作を読んで、興味をもった映画。映像でしか表現できないこと、文章でしか表現しかできないこと、この二つがあるということの再確認。

想像上の場所や当時の時代再現は観る価値があると思う反面、やはり上演時間の限界からか、この作品の重要なテーマである時間の経過というものの想像と実感ができない。年単位の時間が、わずか数分で過ぎていく。これは映画の宿命ともいえる問題か。

あと大黒家光太夫たちの帰国後の心理描写や、幕府のとった対応が、一番読者に考えさせるものであるが、映画では一番最後のシーンとなり、観客の思考と想像力は疲弊してしまい、印象は薄いものとなったのではないだろうか。

帰国後の状況から、過去の回想へとつながる演出など、もっと良い作品を作れる題材だったと思う。シベリアの自然の厳しさやロシア宮殿の豪華装飾に偏った映画だった。






ソーシャル・ネットワークとウォールストリートを観にいこうと思います。






















満月

2011-01-21 08:33:26 | Weblog
闇夜を照らす柔らかな月の光。



僕は昼間は研究室に籠りっきりなので、空を見上げることはほとんどありません。
帰り道の夜空を見上げることが日課となってます。




冬の澄んだ夜空に浮かぶ満月に、心が洗われたような気がします。