魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

ディオニソス的オネートム

2009-03-26 11:40:34 | Weblog
狂気なしに生きている人は、自分で思っているほど賢人ではない。

ラ・ロシュフーコー


こうした自身を持つためには、なにも自分が人格的能力に優れている必要はまったくないのである。こうした他人との比較の上で成り立つような自信は、それ自体がそもそもオネートムの精神に反するものなのだ。オネートムの自信とは、いわば絶対的な自信であり、欠点だらけのありのままの自分に対する自信なのである。

ラ・ロシュフーコーと箴言/田中仁彦



13世紀のフランスでは、このような思想が既に生まれていた。
19世紀の日本では、夏目漱石が語った自己本位。


同じ内容であるにもかからわず、フランスでは自信に満ちた思想であるのに対し、
日本では、どこか控えめで重苦しく悲愴感が漂う。



哲学が誕したヨーロッパ。
とりあえず輸入した日本。

伝統と歴史はここに圧倒的な差異を提示する。




もっと激しく狂おしく生きる情熱を!

DSF

2009-03-24 15:47:44 | Weblog
虚構と嘘と欺瞞に満ちたこの狭い世界の中においても
自分の経験から、本当だと思える真実をアドバイスしてくれる人間がいること。


それだけでも、僕には充分すぎることだった。




たとえ理解されなくても…