魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

手段と目的

2013-01-20 22:18:38 | Weblog



目的の実現するための手段であったはずなのに

いつの間にか手段そのものが目的になっている。

目的=手段となった瞬間に、行為自体の意味を見失う。


でもそれを続けていれば
当初の意味合いとは異なる別の「何か」が発生する可能性はある。




僕は誰も未だ知ることのない「何か」を発見したいわけではないし、
創り出したいわけでもない。


病気を治療法を開発するという目的のための手段としての研究。

決して研究を続けるための研究がしたいわけではない。

目的=手段が成立することはあり得ない。




手段から目的に到達することが果たして可能なのだろうか?


世界には成功例が存在するかもしれないが
残念ながら、僕はその具体例を知りません。




自分の人生の意味をどこまでも問うことは無意味なのでしょうか?

日々の生活に追われて、問うことを諦めている人が多いような気がするのです…



明確な解答を求めているわけではなくて、意味を問う方法論を学びたいのです。



今年は、そんな一年にしたいと思います。


迎春

2013-01-06 09:04:59 | Weblog

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


映画の感想です。


007 skyfall

50周年記念作品ということで、かなり期待していたのですが、
カジノロワイヤル、慰めの報酬に比べて、ストーリーが単調で、アクションも平凡でした。Mを演じてきたジュディ・デンチの引退作品なので、仕方ないとは思いますが、
老人のアクションが面白いはずがありません。残念でした。

全くアクションシーンのない頭脳戦の諜報活動でストーリーを構築した方が面白かったように思います。




Les miserables

非常に良かったです。新年の幕開けにふさわしい作品だと思います。
役者の演技力、歌唱力のおかげで、2時間半と長い作品にもかかわらず、集中が途切れることなく、作品に引き込まれます。

伝えたいメッセージがややピンボケしていますが(愛?法と正義?革命?)
それでも、全体的なまとまりとしては素晴らしいと思います。

今の日本で同じ予算と最高のキャストを配役しても、このレベルの映画を作製することは不可能だと思います。

それにしても、アン・ハサウェイが美しい。








今年は決断の年となりそうです。