魔法の弾丸

自己に対する選択毒性

未知なる出会うべき言語の喪失と同時多発的一回性の出来事

2008-12-26 01:12:14 | Weblog
日本人は何よりまず日本語をできるようになるべきであるという前提を、はっきりと打ち立てるということである。

日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で/水村美苗




ハイパーリンクとして(今まで読了した本において)

逝きし世の面影/渡辺京二

果てしなく美しい日本/ドナルド・キーン

日本人とは何か/加藤周一



翻訳と日本の近代/丸山真男 加藤周一

翻訳教室/柴田元幸




学問のすすめ/福沢諭吉

私の個人主義/夏目漱石

近代科学を超えて/村上陽一郎

科学の現在を問う/村上陽一郎




方法序説/デカルト

論理的原子論の哲学/バートランド・ラッセル

物理学と神/池内了

目には見えないもの/湯川秀樹

科学者という仕事/酒井邦嘉



フラニーとゾーイ/サリンジャー

大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア/サリンジャー

静かな大地/池澤夏樹 

先生とわたし/四方田犬彦




知の編集術 発想・思考を生み出す技法/松岡正剛

世界文学を読み解く/池澤夏樹

マクルーハンの光景 メディア論がみえる/宮澤淳一




久しぶりに、思考が活性化された本だった。
最近の勉強は、記憶の再現に過ぎないので。

以前からこの筆者の作品は、文学作品であっても、学術的な雰囲気が文章から立ち上がっていた理由が理解できた。


圧倒的な言葉に関する知識と粘着。




上記の文献を手がかりに
いつか自分なりに「言葉」の小論を書けたらいいと思う。




狂気の沙汰

2008-12-23 23:20:23 | Weblog
「僕は言っているじゃないか、描かないじゃいられないんだと。自分でもどうにもならないのだ。水に落ちた人間は、泳ぎが巧かろうと拙かろうと、そんなこと言っておられるのか。なんとかして助からなければ、溺れ死ぬばかりだ」

月と六ペンス/モーム




そう、ここまでやらなければ。

Answer2009

2008-12-17 00:03:24 | Weblog
国家試験に向けて、毎日勉強していることで思うこと


試験に受かるための勉強ではなく、
問題にあるような症例と対峙したときに、自分がどのような理論の裏づけによって、治療方法を選択するのかというシュミレーションであるということ。


だからこそ、もっと勉強しなければ!





信仰にも似たもの

2008-12-13 18:42:19 | Weblog
黙っていた方がいいのだ
もし言葉が
言葉を越えたものに
自らを捧げぬ位なら
常により深い静けさのために
歌おうとせぬ位なら

もし言葉が/谷川俊太郎





どうして伝わらない?





伝わらないからこそ、伝えたいと強く願うことは、
そんなにも誰かを不快にさせるのかな…