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遂に9秒台!(桐生祥秀選手)

ああ遂に! 陸上男子100mで日本人が9秒台を出した。

49年前、1968年の米五輪予選でジム・ハインズやチャーリー・グリーンたちが手動で9秒台を記録。

同年のオリンピック決勝でハインズが電気計時で9秒台を叩きだした。

あの時の驚きは昨日のように覚えている。

私はその頃陸上競技をやっていたので、なおさら印象が強烈なのだ。

それから半世紀近く、いつ9秒台が出るのか待っていた。

今日福井の競技場でそのレースを目の当たりにした人たちが羨ましい。

もう二度と経験できない歴史的瞬間だった(掛け値なしに!)のだ。

それなのに私は、テレビ中継も無かったため、家人からのメールでそれを知った。

こんなものだろう。これが陸上競技である。大記録は、狙って目撃できるものではないのだ。

せめて桐生選手の似姿でも描いて、祝意を表したい。

それにしても後半の走りの滑らかで無駄な力の入っていなかったこと。

これが「速い走り」なのだな。

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