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スケッチ貯金箱

日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。

ずるずるコーヒー

2009-04-12 00:00:22 | Weblog
コーヒーを飲んでいて、
ふと自分がずるずると音をたてているのに気付いた。
ラーメンやソバは音をたてて食べるものなのに、
スパゲッティはそうではない。
日本茶はズルルッと音をたてないと
なんかリラックスしない。
しかしコーヒーはどうなんだろうか。
洋物だしなあ。むずかしいところ。
しかし「ずるずるコーヒー」は、うまいぞ。

世界ふれあい街歩き(ミュンヘン)

2009-04-04 23:23:04 | Weblog
NHKの「世界ふれあい街歩き」が
金曜日に移った。
時間帯も少し早くなって、
「力を入れて来たな」と思っていたら、
そのリニューアル1回目は再放送で、
ミュンヘンだった。
何だか力を入れているのかどうだか
よく分からない。
でも、再度見たミュンヘンは
なかなか良かった。
ドイツ人はなんとなく
とっつきにくいイメージがあるが、
ミュンヘンの人たちは概して
当りが柔らかい感じがした。
中でも、住宅街で子供相手に開かれている
粘土細工教室の場面が、
のんびりとした雰囲気で印象的。
その中の一人の女の子が、うさぎを作りながら、
「お家ではうさぎは飼ってないの。」などと
おしゃべりしている姿が愛らしかった。
何だかんだと言いながらまた見てしまうんだろうな、この番組。

春の実感

2009-03-29 15:25:38 | Weblog
今年は花粉症でひどい目にあった。
耳の奥まで腫れて、左耳が聞こえなくなった。
もともと左耳が悪いので冬から春は
風邪やら花粉症やらで耳管の通りが悪く
聞こえが悪くなるのだが、
今年は3月中、完全にやられた。
このまま聞こえなくなるのではないかと、
ちょっと不安に感じたほどだ。
鼓膜を切開して空気を通すことで
なんとか回復したけれど、
まだ先はどうなるか分からない。
補聴器などをいずれは考えなくてはならないんだろうか。
憂鬱なことである。

そんなことに気を取られているうちに、
ふと「そういえば今年はウグイスの声をあまり聞かないな」
と思った。
我が家はちいさな山の裏側に当たるところに位置していて、
緑は比較的豊富なので鳥が多い。
毎年春先はうるさいほどウグイスが鳴くのに、
今年はあまり聞かない。
最近竹林を一部伐採したりしたから、
ウグイスが住めなくなってしまったのか。
なんとなく春が来たような気がしない。
耳が回復しても、春の音が聞こえないというのは淋しい。

世界ふれあい街歩き(ベルゲン)

2009-02-11 11:34:07 | Weblog
NHKの「世界ふれあい街歩き」で
ノルウェーのベルゲンを取り上げていた。
フィヨルドに臨む静かな町で、
見ていて心がなごむ、魅力的な土地だった。
ところで、その中で小学生の男の子が、
お母さんにプレゼントするんだと言って、
花を摘んで家に帰るシーンがあった。
そこに現れたお母さんが
びっくりするほどの美人で、
なんだか絵に描いたような親子像だった。
北欧の人というのは、モデルのような体型の人が
普通にいるので驚く。
以前コペンハーゲンの空港でトランジットしたことがあるが、
そこをジーンズ姿で颯爽と歩く女性が、
本当に格好良かった。
さて今回は、上の「絵に描いたような」お母さんを、
実際に絵に描いてみました。

アフマドさんお茶目

2009-02-06 23:58:40 | Weblog
NHK「テレビでアラビア語」のテキストを買いにいったら、
「売り切れました。」と言われた。
そんなに人気があるのか、と思いつつ、
丸の内のオアゾにある丸善で聞いたら、
「ご注文になります。」との返事。
「えーっ!」と思って
横浜の有隣堂で尋ねると
「仕入れる数が少ないからねえ、
売れちゃうと、すぐなくなるんですよ。」だって。
そんなに貴重品だったのか、トホホ。
見ている人が少ないんだろうなあ。アラビア語講座は。
でもいいですよお、今回のシリーズは。
前も書きましたが、進行役の二人のアラブ人女性が魅力的で。
エヴァ・ハサンさんは真面目そうなのに、
どこかとぼけた味わいがあり、
リーム・アフマドさんは愛嬌あるし、お茶目だし。
お茶目などという、もう絶滅しかかっている言葉を思い出すほど、
なんかなつかしい可愛げを持っている人ですね。
いや、わたくし、ちゃんとアラビア語も勉強してますよ、
テキストを求めてさまよっていたんだから。
(この間、会社のそばの書店で手に入れました。)

あけましておめでとうございます。

2008-12-31 22:16:51 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年も(本当はちょっとフライングですが)、
気の向くままに描いていこうと思います。
絵を発表する場の無い私にとっては
このブログはちょっとした心の慰めです。
生活のほうは、まあいろいろありますが、
絵を描いていると、みんな忘れます。
ゆっくり、ゆっくり、描いていきます。

聞きたい歌

2008-12-07 18:50:02 | Weblog
ジャズのビッグ・バンドを背にして歌う、
女性ヴォーカルを聞きたい。
ハリー・ジェイムズというトランペット奏者のCDで、
ヘレン・フォレストという歌手のとても魅力的なヴォーカルを聞き、
こういうナンバーのコンピレーション・アルバムが欲しいな、と思った。
オーケストラやビッグ・バンドをバックにしたヴォーカル、というのは
なかなかいいものである。

それとは関係ないが、
「ジングル・ベル」とか「ミッキー・マウス」とか、
さして歌詞に内容もなさそうな歌を(別になくてもかまわないが)、
歌手がテクニックだけを駆使して変に凝って歌っているようなのを聞くことがあるが、
あれはちょっと空しい。
サラッと歌えばいいんじゃないの、ああいう歌は。

イラストは、想像上のジャズ歌手。

圧巻のストレートラインステップ(鈴木明子さん)

2008-11-30 14:25:57 | Weblog
フィギュアスケートのNHK杯。
優勝した浅田選手はもちろん素晴らしかったが、
それ以上に印象に残ったのは
2位に入った鈴木明子選手だった。
「表現力」というのはこういうものなんだ、
というのを歴然と示してくれた。
ジャンプにばかり注目してしまうのが常の私も、
この人の場合は、その間のつなぎ、
つまり「踊り」の部分をこそ見たい気持ちになった。
この人、プロスケーターに最も向いているのではなかろうか。
特に、最後のストレートラインステップは圧巻で、
次々に繰り出すステップとダンスの所作の連鎖に
圧倒的な感銘を受けた。
恐るべし、フィギュアスケート。

アラビア語の先生(師岡カリーマ・エルサムニー先生)

2008-11-28 00:06:46 | Weblog
今のアラビア語講座の先生を描いたので、
今度は前の先生、師岡先生も描いてみました。
この先生は大変な美形で、人気もある方ですが、
私はアラビア語の詩を朗読するその声が、
何というか、ちょっとエッジの立ったというか、
凛とした響きのある実にいい声で、
アラビア語は美しいな、と実感させてくれたのが
印象に残っています。
「イスラームから考える」という著書を読みましたが、
とても柔軟で、忍耐強く、
それで背筋がピンと伸びている、という感じの
大変知性的な人です。
格好いいな、と、男性から見ても思いますね。

私の青空(夏帆さん・「うた魂」より)

2008-11-26 00:12:39 | Weblog
「うた魂」という映画を見た。
コーラス部に所属する高校生の映画なのだが、
その中で、喫茶店で古いジャズ・ナンバー
「私の青空」を女子高生たちがふと歌いだすシーンがあって、
不覚にも涙してしまった。
老人が注文してかけてもらったレコードが
傷のために音がとんでしまい、途中で止められてしまう。
すると主演の夏帆さんが、その歌を歌いだす。
他の生徒もそれに合わせて、実にさわやかなコーラスで歌う。
最後には、レコードのエノケン(榎本健一)の声までかぶってくる。
この、我が家を青空に喩えて歌う、古いスタンダードナンバーの
なんと痛切に素直で美しいことよ。
そして歌を歌うことの至福よ。
このシーンを見るだけで、映画を見る幸福は極まれり、と言うべきだろう。

アラビア語の先生たち

2008-11-21 22:19:42 | Weblog
「テレビでアラビア語」という
NHKの語学番組を見ているのですが、
エバ・ハッサンとリーム・アフマドという
二人の先生がなかなかチャーミングで
番組の作りもいいので、
結構お薦めです。
アラブの人たちの息吹きに触れることはなかなか無いので、
その意味でも貴重な番組だと思います。
宍戸開さんもいい味出してます。

Yさんのこと

2008-08-09 23:20:39 | Weblog
私はタバコの煙が苦手で、
若い頃から悩みの種の一つであった。
最近になって世間の風潮が
「公共の場でタバコは遠慮しましょう」というふうに
なってきたので、だいぶ助かっている。
でも、この話のYさんの場合、
「タバコ、うまかったですか」と訊きたい気持ちがする。
Yさん、というのはもう故人で、
長らく肝臓を病んでいて、それで亡くなった方なのだが、
亡くなる少し前まで会社に出勤していた。
しかし病気が進行して腹水がたまり、
あまりに苦しそうなので人が尋ねても、
「大丈夫」と言っていたそうである。
しかしある日、とうとう具合がひどくなって、
会社から救急車を呼ぶ、ということになった。
救急車を待つわずかの時間の間、
Yさんは自席に戻り、
タバコに火をつけ、
それはうまそうにタバコを吸ったそうである。
周りの人はただそれを見守るしかなかった、という。
私はその場面を直接見てはいないが、
うまそうにタバコを吸うYさんの顔が見えるようである。
それからしばらくしてYさんは亡くなったのだが、
どんな気持ちで最後のタバコを吸ったのか、
私は今も想像することがある。

天然な人

2008-08-02 19:56:17 | Weblog
高校生の時、同じクラスに
少し天然な女の子がいました。
あるとき、数人の(男女の)グループで下校中、
話が修学旅行の時の話題になり、
男子の一人が、「○○のやつ、布団に鼻付けて、
『ああ、女の匂いだ!』とか言ってやがんの!」と言いました。
まあ、高校生の男子の(今はどうだか知らないが、当時の男子の)
下らない冗談です。
ところが、それに対して、その女の子が、
「あら、○○君、女の匂いなんて知ってるのかしら?」
と、思いもかけないセリフを、実にホンワカとした口調で言ったので、
他の全員、ズッコケました。
言った本人は、わけが分からない顔で、
「え、何、何?」とあたりを見回していました。
あの実にいい感じの天然さは、今思い出しても
なかなか良かったなあ、と思います。
昔のことをちょっと思い出したので、書いてみました。