助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

段取りを踏まずしてダンドリを語るなかれ(11)

2006年10月19日 | 助六のダンドリ。
いよいよ最終練習日。

体育館も運動場も、明日の準備をしていて使えないので、今日は寮の裏手で最終確認をしました。
まずはパートごとに、立ち位置と動きの最終チェック。
続いて音楽をかけたまま、通しの演技を3セット繰り返します。
これがなかなかにハード。
ラストの演技の時には、みんな息があがっていました。

ところで、ここでひとつ忘れ物をしていることに気がつきました。

舞台に登場するときの、登場の仕方を決めていない!

そこで急遽、男子チームでミーティングか開かれます。
あーでもない、こーでもない、とみんなの知恵を寄せ合いへし合い、登場の時の踊りが完成しました。

それは……







欽ちゃん走り!!

登場の時のインパクトと、本番までの時間のなさを総合衡量した結果、こうなりました。

そして今日は練習の最後に、キャプテンから挨拶がありました。

「いままで自分と同じくらい踊れる人しか指導したことがなくて、最初にみんなの演技を観たときはどうなるかと心配したけれど、この短期間で本当にうまくなってびっくりしました。明日は、間違えることを恐れないで、チアダンスを楽しんで来てください。私たちがチアを心から楽しむ気持ちが、観客に伝わるような演技をしましょう!」

拍手。そして、涙、涙、涙。

……なわけね。

涙は本番終了までとっておきます。

思えばこの2週間、みっちりスケジュールのつまった研修の合間に、みんな本当に頑張ってきました。
でも、ただがむしゃらに頑張ってきたのではなく、心から練習を楽しむことができた。
新しいことを学ぶ喜び、みんなの気持ちが通じ合う喜び、努力したことの結果が見える喜び。
そういう数々の喜びを、我々はチアの演技に込めて、見る人に感じてもらいたいと思います。

では、行ってきます!

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